デザイナーから転身して気づいたプログラマーに向いている人の5つの特徴
私は現在カナダでiOS Developerとして半年ほど働いていますが、実はつい1年前まで自分がデベロッパーになるなんて夢にも思いませんでした。
Web/UIデザイナーとして3年間働いていたときは、割と向いている職業だと信じていました。しかしいざプログラマーとして働き始めたら、圧倒的にこっちのほうが向いていた…!
人間やってみないとわからないものです。決めつけだめ絶対。
ただ、今思えばプログラマーに必要な素質はもとからあったなと思います。
ということで今回は、個人的に思う、プログラマーに向いているかもしれない人の特徴をまとめてみようと思います!
1. 効率を考えるのが好き
効率化はすべてのプログラマーの大好きな言葉なんじゃないかと思ってます。同じような作業を何度もしないといけないとき、どうしたら楽ができるかと考える思考はプログラマーの基本です。
2. 学生時代数学が得意だった
これは、数式を覚えているかどうかという話ではなく、問題を的確に論理的に解決する能力があるかどうかということです。
実例でいうと、
10:35/100mを100yardsあたりに変換しないといけない場面がありました。これはさほど難しいものではないですが、こういったちょっとした計算は頻繁に必要になります。
3. 大きな達成感をたまにより、小さな達成感をたくさんのほうが好き
開発をやっていると小さな達成感が頻繁に感じられます。それはもう数分おきくらいに。自分の書いたコードが意図したとおりの動きをしてくれるたびに、よし!と思うし、完結できれいなコードが書けると、あーもう自分天才!とコードを見つめながらお茶をすすり、ニヤニヤしています。
そのかわり、大きな達成感は感じづらいのかもしれません。
自分のデザインが通った!というような分かりやすく壁を乗り越えるシーンもあまりないですし。
※この項目は特に人によりけりだと思います!
4. 解けない問題があると熱くなる
もちろん、毎回毎回意図したとおりに動いてくれるわけではありません。
全プログラマーが避けて通れないのが、バグとの闘いです。
集中力が必要とされる作業なので、絶対己の手で殺してやるというマインドが大切になります。
解決できたときはまた、私天才!って思えるけどね。
5. 新しいことを学ぶのが好き
プログラマーとして生きるということは、ずっと学び続けないといけないということです。日進月歩のこの世界では、学ぶことをやめた人はあっという間においていかれてしまいます。
それを苦に思わず、アップデートを追ったり、あたらしい言語に挑戦したいと思えるマインドも大切になると思います。
と、こんな感じでしょうか。
"どちらかというと内向的"という項目を入れようとしていたのですが、弊社のエンジニアがみんなめっちゃお喋りなのでやめときました。
ただ職場によっては、「おはようございます」と「お疲れ様です」以外いっさい口を動かさないこともあるかも…ちなみに私はよくある。
おまけ: Web/UIデザイナー時代と比べて
自分でもびっくりなのが、プロジェクトへの思い入れ方の違いです。デザイナー時代は、見た目だけでなくサービスの質をあげるにはどうしたらいいか毎日頭を捻っていましたが、プログラマーとしてサービスを作っていると、コーディングに一点集中、それを考えるのは私の仕事ではないっていう感じになりました。
プロダクトへの愛は確実にデザイナーのときのほうが深かった…。(しかも今自社サービス作ってるのに…)
寂しいことですが、もっと上にいけばUXも考えられる立場になれるはず。。
また、作業中のマインドも大きく異なります。
デザイナーは明確に正解のない問題を解かないといけないですが、正確がないゆえにこれで完成とデザイナーがいえば完成になります。
反対に、プログラマーは完成図がすでに決まっていて、それを再現する仕事なので、何を作ればいいのかと悩む必要はない変わりに、完成させないと終われない。自由度はこっちのほうが圧倒的に低いです。
まとめ: 個人的に思うプログラマーに必要な性質
・効率を考えるのが好き
・学生時代数学が得意だった
・大きな達成感をたまにより、小さな達成感をたくさんのほうが好き
・解けない問題があると熱くなる
・新しいことを学ぶのが好き
プログラマー職に興味がある人に少しでもなにか役にたてれば光栄です!
MacBookが限界きてるんだ!!!!!