10分の電話
2024/02/21 21:45。仕事を終えて、自宅最寄りの改札をでた時間。
今日は仕事でちょっとつらいことがあって、残業もして、疲れ切って気持ちも下向き。
駅の階段をとろとろあがっていたとき、「ティロリロリン♬」と着信音。
誰だろうと、思ってみるとお父さんから。
私:「もしもし〜?」
父:「おお〜、こんばんは。届いたよ、ありがとう!!」
私:「??」
父:「え、コーヒーだよ、コーヒー!送ってくれたじゃん!」
おお、そういえば先日お父さんとお母さんが送ってくれたお菓子のお礼にと、コーヒー豆を送ったことを思い出しました。
お正月に帰省したとき、豆から淹れることのできるコーヒーメーカーがあったのと、最近お仕事で出会った会社さんがエシカルコーヒーを取り扱っていることもあり、プレゼントしたのでした。
父:「箱からもいい匂いがするよ〜、本当にありがとう!」
お父さんの嬉しそうな声に、とっても嬉しくなった私。プレゼントしたのは私なのに、すごく幸せな気持ちになりました。
最寄り駅から自宅まで、他愛もない話をした10分間にとても癒やされて、電話をくれたお父さんに感謝して、お互いに「ありがとう」ばかりを言う電話になってしまいました。
ついさっきまで辛かったのに、今はとっても幸せな気分で眠れそうです。
プレゼントは、相手に喜んでほしくて一生懸命選んだり、送ったりするけれど、送った私も幸せになったなと思った今日のお話でした。