ツインターボ大種牡馬への道01 ツインターボ現役時代(Winning Post 9 2022 プレイログ06(1991年~1992年))

1991年 進撃のツインターボ

ツインターボ。
「中央競馬最後の個性派」とも言われ、近年は「ウマ娘」のブームとパンサラッサやジャックドールといった「強い逃げ馬」が現れたことも相まって改めて注目が集まっている馬でもある。
が、身も蓋もなく言ってしまえばツインターボは決して「強い馬」ではなかった。あくまで大逃げか玉砕かというスタイルで「愛された」馬なのである。
33戦6勝、重賞の勝ち鞍はGⅢが3つのみ。(もちろん、実際には「重賞を勝てる馬」自体が少ないわけだが)
ファンに愛されようとも種牡馬としては見向きもされなかった、というのが悲しいかな実態である。

まあしかし。
そんな現実を好きに変えてしまえるのがゲームのいいところである。
というわけで、目指しましょう。「大種牡馬・ツインターボ」の誕生を。

だが、いくら風呂敷を広げたところで現実は非情というか、ゲーム上だってツインターボの評価は高くない。
史実馬はエディット機能でそのステータスが見れるのだが、ツインターボの現実は以下のとおりである。

簡単に言うと
1:スピード63(D)は辛うじて他に有力な馬がいなければGⅠに届くかどうか、というレベル。
2:サブパラが軒並み壊滅的。辛うじてマシなのがパワーC+。
3:「スタート」「高速逃げ」という逃げに向いた特性はともかく、「非根幹距離」が罠。これによってツインターボがその実力を十全に発揮できる国内GⅠは「宝塚記念」しか存在しない。(正確には「菊花賞」「有馬記念」もだが、そもそもツインターボの距離適性は2300mまでである)

という、中々きっついスペックである。
とは言え、ツインターボを大種牡馬に押し上げるためには、まず現役時代にある程度成果を残すべきだろう。
幸い牧場の環境と絆コマンドで、ある程度のブーストをかけられる。というか、かけた。結果、91年初頭でのウチのツインターボの状態がこんな感じである。

後で判明するが、サブパラは概ね水準には届いている。

スピードがC+まで3段階上昇。賢さ、健康もある程度伸びているので、なんとか戦えるラインにはなっているだろうか。実際、GⅠホープフルSを勝利することができた。
ただ、1991年から1992年の主なGⅠを勝った史実馬は大体スピードB+があるため、不利を強いられるのは間違いない。
そして、それ以上に問題なのがヤツの存在である。そう、トイカイテイオー。

エディットからの確認。健康以外はほぼパーフェクト。

スピード76(A+)は最早暴力と言っていい。なにしろこの上と言えば国内ではシンボリルドルフとかディープインパクトとかその辺なのだ。
実際試しに日本ダービーまでいって勝負させてみたが、負けた。完全にノーチャンスなレベルで負けた。
というわけで、クラシック路線には進まないことにする。そもそも日本ダービーすら距離適性的には厳しいのもあるが、逆立ちしたってトウカイテイオーには勝てないんである。これはもうどうしようもない。

なので、目指すのはマイル路線になるだろうか。こちらも強い馬はいるが、クラシック路線でトウカイテイオーとやり合うよりマシである。
当面はNHKマイルCが目標だろう。NHKマイルCは1996年に始まったレース……つまり1991年には「史実の勝ち馬」なるものが存在しない=有力馬があまり出てこないため、この面でも有利に働く。
安田記念はダイイチルビー→ヤマニンゼファーと強力な馬がいるため、ここは流石に厳しいか? クラシックの年では回避した方がいいかもしれない。とは言えトウカイテイオーよりはまだ「勝負になる」。

ヤバさという意味ではこの両者はほぼトントン。それでもさすがにトウイカイテイオーほどの絶望感はない。

マイルCSは91年からダイタクヘリオスが連覇をする予定。ここにも競りかけていきたい。
史実ではツインターボは8歳まで走っているのだが、この世界線では既にGⅠを勝っているツインターボはそこまでする必要もないだろう。むしろ、ある程度早めの種牡馬入りを目指した方がよさそうだ。というわけで、4歳まで走ることを1つの目安にする。
一応、ツインターボ向きな繁殖牝馬は既にある程度集めている。気が早い気もするが、ともあれ今はツインターボの現役生活を見ていこう。

まず共同通信杯を目標に、坂路で鍛えまくる。
共同通信杯自体は迫る後続をかわし勝利。GⅢクラスならば「十分勝てる」馬になった。
とにかくレースで叩いていこうと、次は弥生賞。こちらも差し切って勝利。連勝を4に伸ばす。皐月賞? むーりー。
続くニュージーランドTでも勝利、いい感じでNHKマイルCへ挑む。

ちなみにスーパークリークが春天三連覇を達成しました。……あれ、マックちゃんどこ?
(なんとなく気になって調べてみたら8戦3勝、オープンにすら上がれてなかったというオチ。直近の阪神大賞典も負けてた)

さて、NHKマイルCは予想通り史実の強力馬がほぼ姿を見せない状態。怖いのはダイナマイトダディぐらい。
結果、圧倒的パフォーマンスを見せて勝利。GⅠ二つ目を勝利した。

ちなみに日本ダービーには別の馬が出走できたのですが、トウカイテイオーはレオダーバンに大差勝ちでした。やっぱヤベェ。
ウチの馬も頑張って2位まで上がったんだけどね……。

ターボ自体はここからエプソムCを経由し、サマー2000からオールカマーを目指す。
エプソムCは七馬身差で圧勝。そして、ここで左回り苦手の解消イベントが発生した。不安要素が一つでも潰せるのはありがたい。

大変結構!

宝塚記念は史実通りリャイアンが勝利。
函館記念ではニホンピロブレイブに負けてしまう。うーん、この辺が相手だとやっぱキツい。

この間にスーパークリークは昨年の雪辱を果たし、ロンズデールCを勝利。みごとステイヤーズミリオンを達成する。
なおその後、凱旋門賞を制した2頭目の日本馬となった。

一方札幌記念。ニホンピロブレイブ級の馬がおらず、GⅡながら圧勝。
オールカマーは「非根幹距離」が生きるターボに向いたレース。ここでは2分11秒9のレコードで圧勝する。
この後は一応天皇賞秋→マイルCS→有馬記念の路線だが、さて一つでも勝てるかどうか……。

なお、この途中でゼファーポラリスによるジ・エレベスト制覇もあったり。5億2000万はヤバイ。
また、トウイカイテイオー不在の菊花賞は空き巣的に別の所有馬が取った。

さて、紆余曲折の末の天皇賞秋。三歳で挑むは「二段エンジン」ツインターボ。1枠2番の好枠順。
二番人気ダイタクヘリオス、5番人気エリモクリスタル、6番人気サクラホクトオー、7番人気ホワイトストーンなど、去年以前に見かけたコワイ名前がうようよ。
レースは逃げ粘るダイタクヘリオスをツインターボが追い抜き、迫るアルトザビール、大外から飛んできたエリモクリスタルを振り切って、ツインターボが勝利!
なんとなんと、ツインターボで天皇賞秋を3歳で勝つという快挙である。

やったぜ。

続くマイルCS、難敵ダイイチルビーの存在も怖いが、それに加えてよりによっての大外枠。
案の定というか、最後に差し切られて2着になってしまった。無念。
年末は有馬を予定していたのだが、調教師の心肺機能強化のコマンドがないため、ここは回避することにした。
疲労もあるので、次走は年始の中山金杯に。
……なお有馬回避を決めた直後に心肺機能強化をもらえました。ぉぉぅ。

年末の有馬は結局スーパークリークが取りました。つよい。
年度代表馬もスーパークリークに。ステイヤーズミリオンと凱旋門賞だもんなあ……。ちなみに欧州年度代表馬もとりました。えぐい。

ノーザンダンサーの下のダンジグが子系統として確立した。
さて、いよいよ古馬戦線である。

1992年 妥当テイオー!

年明け一発目の中山金杯、その後のAJCCも順調に勝利する。いずれも7馬身差以上のぶっちぎり。
中山記念もダイタクヘリオスを抑えて一着。ただ悩ましいのがこれでちょうど中山で三連勝と言うことで「学習能力」がついてしまった。ローテどうすべ……。と思ってて嫌なことに気づいた。大阪杯にトウカイテイオーがおる……。

改めて調べたら92年の大阪杯(当時はGⅡ)で復帰してんのね。しかも鞍上岡部。ターボの鞍上取られるじゃん!
というわけで大阪杯は回避。ダービー卿CT→京王杯SC→安田記念と回る。

阪神大賞典ではメジロマックイーンが勝利。名優、目覚める。

ダービー卿CTは余裕の勝利。その後、大阪杯でテイオーの復活、圧勝劇を眺める。勝てるわけないだろ!
京王杯SCもツインターボが勝利する。パワーS+、精神力B+まで伸びてきた。

天皇賞春。
てっきりマックイーンの独壇場かと思いきや、垂れたテイオーを一気に差し切りノースシャトルが勝利、カミノクレッセが2着になった。マックイーンは辛うじて掲示板まで。

安田記念。ダイタクヘリオスやカミノクレッセなど、怖い相手はいたが最後は叩き合いに勝利し、4つ目のGⅠ獲得となった。

さらにこの辺で柔軟性がCまで上がり、ようやく適性が1600-2400に広がる。
そして宝塚記念。相変わらず先頭でかっ飛ばすダイタクヘリオスを集団で捉え、しかし一歩抜けでたツインターボがそのまま逃げ切り、見事グランプリを勝利した。なおメジロパーマーは9着。
……2着に入ったクラブ馬、アルトザビール。現役長い(8歳)し、なんかよく2着に入ってるところを見るなあ、と思ったら凄まじいシルバーコレクターぶりだった。まあ10億近く稼いでる孝行息子ではあるんだが。

無事是名馬を体現するような馬である。何気に連対率6割越えは普通に優秀。

ツインターボはサマー2000路線に。函館記念、札幌記念と快勝する。この辺でサブパラも大分育ってきた。
勝負根性A+、パワーS+は偉い。
ちなみに札幌記念ではまたダイタクヘリオスと一緒に。この世界線のヘリオスのズッ友はパーマーじゃなくターボだよなあ……。
この後は毎日王冠、そして秋古馬三冠に挑む。
ちなみに史実の勝ち馬は
天皇賞秋:レッツゴーターキン(トウカイテイオー7着)
ジャパンC:トウカイテイオー
有馬記念:メジロパーマー(トウカイテイオー11着)

……ただゲームだと普通にトウカイテイオーの秋古馬三冠があり得るのがヤバいところだが。
難点は天皇賞秋、ジャパンカップ、どっちも鞍上の岡部を分捕られるところ。幸いスーパークリークがちょうどその間のローテが空いてるので、代わりに武豊に乗ってもらうことにする。

なおスーパークリークは凱旋門賞2連覇をやってのけた。えぐい。

ツインターボ、毎日王冠も勝利し、天皇賞秋の大一番に向けて仕上がり万全。……しかし行く先行く先ダイタクヘリオスがいるんですが……。

いよいよ天皇賞秋。ツインターボ(22戦20勝、GⅠ5勝)に対し、トウカイテイオー、アルトザビール、カミノクレッセが挑む、と言う構造。
そしてまたいるダイタクヘリオス。史実優勝馬レッツゴーターキンも健在。

決戦、雨中の東京競馬場

レース展開は4角でずるずる下がるダイタクヘリオスをしり目に飛び出すツインターボを、トウカイテイオーが猛然と追撃する、という形。
しかし、僅か3/4馬身早くツインターボがゴール! 見事、妥当トウカイテイオーを成し遂げた瞬間である。

成し遂げたぞ!

しかし、続くジャパンカップでは残念ながらトウカイテイオーに差し切られ2着。有馬記念で雪辱を期す。
……が、メジロパーマーの大逃げでペースが崩れると、それをものともしなかったトウカイテイオーが結局先行逃げ切りの形になった。ツインターボは2着。無念。
結局直接対決は1勝2敗となった。いや1つ勝てただけで大したものだが……。

年末。ツインターボは僅差で年度代表馬に選ばれました。やったぜ。

トウカイテイオーとは僅差。勝ったレースの数が差になったか。

ツインターボはそのまま引退させる。まだやれるが、今回の目標的に早期に種牡馬にする方が大事なのだ。また、そもそもこれ以上引っ張っても因子的に有利にならないというのもある。(スピードC+では因子がつかない。本当はここをB+まで持って行けるようにした方がいいのだろう……が、引継ぎなしの初回プレイでは厳しい)
種付け料1500万は、多分最高額かな?
一緒に引退したゼファーヴァインが「常勝伝説」(22戦22勝GⅠ14勝! 全部ダートだが)ゼファーアンボイナが「ダートクイーン」、ツインターボは「荒ぶる魂」の称号を得た。

ツインターボと恋愛3の絆持ち。相性的に優秀で、初年度に素晴らしい産駒も生まれることに。
GⅠ6勝、連対率100%。時代を鮮烈に駆け抜けた馬だった。
ご覧の通り、因子としては見るべきものはないのだと思う、多分。
しかし、このツインターボを大種牡馬とすることこそが目標だ。

さて、いよいよこのツインターボを始祖に、子を活躍させることが目標となってくる。そして系統確立、さらには親系統への昇格へ。全くの初心者がどこまでやれるか、こうご期待である。


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