[英詩]バラッドの勉強のしかた | 副配信バックナンバー・リスト | バラッド関係のノート・リスト
※ 旧「英詩が読めるようになるマガジン」(2016年3月1日—2022年11月30日)の記事の避難先マガジンです。リンク先は順次修正してゆきます。
※ 「英詩が読めるようになるマガジン」の副配信です。コメント等がありましたら、「[英詩]コメント用ノート(201608)」へどうぞ。
毎月、副配信は英詩にからむいろいろな話題を取上げています。これまでのそのジャンル(英詩関連の副配信)のバックナンバーをリストにしてみます。2016年7月分から降順で。なお、無料公開したものも含まれます。
今回はバラッドの勉強のしかたを取上げます。すぐそれをご覧になりたい方は、次の副配信のリストと、バラッドのリストをパスしてください。(現時点では記事内で飛ぶアンカーリンクが設定できないのですが、できるようになれば改訂したいと思います。)
英詩関連の副配信のバックナンバー
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今回の副配信は「バラッドの勉強のしかた」を取上げます。唄われる詩や物語歌の中でも最も長い歴史があるバラッド。その読み方を考えます。
本マガジンで扱ったバラッド関係のノートに次のようなものがあります。(バラッド形式で書かれた近現代の詩歌を含みます。)
バラッド関係のノート・リスト
バラッドの勉強のしかた
(目次)
バラッドの種類
伝統バラッドの読み方
伝統バラッドの参考書
■ バラッドの種類
バラッドは物語歌です。この形式による詩歌はヨーロッパ全土に見られます。中世から近現代に至るまで作り続けられており、うたわれ続けています。
バラッドには、そういう伝統に根ざす伝統バラッドと、バラッドの形式だけを借りて詩としてつくった文学バラッドの2種類があります。両者の大きな違いは、前者が耳で聞くことを前提とし、後者が目で読まれることを前提とすることです。前者は基本的に口承の文化であり、後者は文字の文化です。
それぞれに勉強のしかたが異なります。ここでは前者、つまり伝統バラッド、口承のバラッドの勉強のしかたを考えます。
■ 伝統バラッドの読み方
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