![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/3662366/rectangle_large_08f316b0f4713a3eaa9c81521a40f2ce.jpg?width=1200)
ディランについての千冊の研究書
ディランの詩についての学術的研究が始まったのは1960年代後半。
その後約千冊の研究書が出ている(英語で書かれた本だけで)。おそらく、現代詩人について書かれた研究書の数だと、イェーツ、エリオット、パウンドらに並ぶ数だろう。
私の個人的評価では20世紀後半だとパウンド、ヒーニ、の次くらいにディランが来る。(理解できれば)アシュベリも入るかもしれない。が、アシュベリは難解という域も超えている。
Ricks はディランは「シェークスピアに匹敵する幅の広い魅力」があると語っている。シェークスピアに関する何万冊の本は400年の時が作り出したものであり、ディランは詩作活動がまだ54年だ。
ぼちぼち読んでいくためのメモ。Kindle版があるもののみ。
'The Cambridge Companion to Bob Dylan' (2009)
Sean Wilenz, 'Bob Dylan In America' (2010)
Greil Marcus, 'Bob Dylan: Writings 1968-2010' (2011)