キースを聴きながら読書
わが最愛のキースを聴きながら、読む。
至福の時間というしかない。
あれ、よく考えたら、このアルバム、持ってないような。
と、ずっこけるのはやめにして。
奥渡 舞う 鬼鷲
つゝが上 使い
吾 守て
此渡 渡しよわれ
渡中 舞う 鬼鷲
せひが上 使い
(はつにしやが節)
おくと まう おにわし
つづがうえ つかい
あん まぶて
このと わたしよわれ
となか まう おにわし
せひがうえ つかい
沖の海を舞う立派な鷲は、
つつの上、せひの上を舞う神のお使いだ。
我々を守ってこの海を渡し給え。
鬼=勝れた、立派なの意の美称辞。
つつ=帆柱を受ける太い柱。船魂を祀る所。
せひ=帆柱の先端に取付ける滑車。
(『おもろさうし・下』外間守善校注、岩波文庫、2000)
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