1万時間を超えたら
こんなノートを読みました。何かに習熟するまでの時間が10年単位かかること、1万時間の法則のことが書かれています。
習熟 (フジアキ@カポエィリスタブロガーさんのノート)
1万時間とか10年をかけて習熟に達したとします。それだけでも大変なことです。
でも、そのあとは?
そのあとも、同じくらい大事でしょう。
いえ、それ以上に大事です。
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英語耳に関して松澤喜好氏も1万時間説を提唱しています。
時間数や年数については諸説あるでしょう。問題はその時間をかけて習熟を達成したあとのことです。
シスター・スタンの言葉を借りれば、そこから先は「収穫」のときです。取入れのときです。
人によりいろいろな収穫の方法があるでしょう。
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私の場合、この習熟を達成したと自分で考える領域のうち、まだ「収穫」をほとんどしていない領域があります。アイルランド語詩歌です。
このまま行くと、継承するひともなく、ずっとあとにこの領域をやろうとする人が現れたときに、手がかりが非常に乏しくなる恐れがあります。
そこで、何らかの形にして残すことを考えました。
note にも少しは書いていますが、残念ながらアイルランド語詩歌にはほとんどまったく反響がいまのところありません。
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そこで、電子書籍の形で成果を書いてゆくことを考えています。手始めに一点出しました。
note にも電子書籍の発行のために参考になるノートがいくつもあります。たとえば、
<実体験レポート>自力で電子書籍を作ってみた (Burari さんのノート)
流れとしては(方法はいろいろありますが、私の場合)
・原稿を Word で作成し見出しを必要なレベルだけ付ける
・Romancer で epub 化する
・epub ビューワでチェックし、Word で調整する
・完成稿を Kindle の KDP に入力する
入力から出版までは48時間かかるとのことでしたが、私の場合、12時間たたないうちに Kindle ストアに並んでいました。
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千人のアイルランド伝統音楽ファンがいても歌にとりくむ人は一人もいないのが残念ながら現状です。まずアイルランド語の詩を読む必要があることからハードルが高いのでしょう。
ですが、将来のため、やりたくなった人が現れたときのために、地道な基礎作業をしてゆくことにしました。
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Kindle 出版に関して7月中にやる意義のこと。次の tweet にある通り、8月には Kindle Unlimited という読み放題サービスが始まるので、それの対象図書にしておくことができます。
このサービス利用者はおそらく月に10冊までは読み放題なので、気軽に読んでもらえるでしょう。
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