
Free Lossless Audio Codec (FLAC)のある暮し
オーディオの話です。
ボブ・ディランの来日公演(2023年4月)を機に、いわゆる「48-24」(48 kHzサンプリング、24 bit量子化)の音を聴くことが増え、それからすっかり FLAC 生活になっているというお話です。ちなみに、CD(44.1 kHzサンプリング、16 bit量子化)と比べると、「48-24」は解像度は上です。
結論からいうと、FLAC で聴くと、コンサート会場と同等とまでは行かなくとも、オーディオ体験としてはかなり満足できることが分りました。
筆者はスタジオミュージシャンとして高音質のモニタの音は十分知っていますし、コンサートアーティストとしてPAの音も知っています。
それでも、FLAC はかなり満足がゆくのです。
逆にいうと、不可逆的コーデクを用いた、いわゆる圧縮音源(多くの音楽配信など)の音には満足できなくなってきました。
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そこで、CDの音源をFLAC化して聴こうと思いたちました。
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
CDのFLAC化にはいろいろ方法があると思うのですが、Mac で実現可能な方法について書きます。
筆者は現在、XLD(バージョン20230416 (156.0))を用いて、CDから読取ってFLAC出力しています。この方法の場合、CDのジャケット画像(PNG形式)を最初に設定しておけば、出力ファイルにジャケット画像情報が入ります。画像をJPEGにすると、それがベースライン形式でないとウォークマンでは表示されないので、JPEGもPNGに変換しています。
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もう一つ、本題とも言えるのが、Grateful Dead の音源をFLAC で聴くと、個人的には、健康にも良いと感じられることです。
これは思ってもみなかった効果で、うれしい驚きです。