下鴨神社の足つけ神事
2017年のみたらし祭は7月22日〜30日です。
先日、行ってきました。「みたらし池の冷たい水に足をつけリフレッシュ」する足つけ神事は初体験でしたが、身も心もリフレッシュしました。
三百円を納めてろうそくを受取り、はだしで水に入ります。ろうそくを持ったまま水の中を進みます。
午前十時ころだったのですが、思わず、あっ、冷たい、と口に出るほどでした。子供連れなども多いのですが、水の清らかさが神聖な空気をますます神聖にします。
水の中を歩く距離は数十メートルでしょうか。目的地のろうそく立てのところに、携えて行ったろうそくに火を灯して、丁寧に立てます。
それから陸にあがり、長椅子に座って靴をはきます。
神職の方が、必ず水を飲んで帰ってくださいとアナウンスします。清らかな水を入れた器のところに進み、ゆっくり、しっかり水をいただきます。
冷たい水に浸った足は、血行がよくなり、なにか足が良くなったような清新の気にひたっているところに、体の内に清い水がしみとおり、全身全霊が清められた感覚に包まれます。
洗礼(バプティスマ)と少し似ていますが、ろうそくを灯すことが加わり、さらに水を飲むので、三倍ホーリーな感じがします。
神社を出て目にした鴨川はいつにもまして美しい流れでした。
命あるかぎり、またみたらし祭に行きたいと思います。