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ドイツ生活 611日目 2024/11/16 絵本を作る!

今日は土曜日!
午前中は図書館に行って勉強だ!
ドイツ語の勉強を3時間弱して、そのあとは子供の絵本コーナーで適当に取ってきた絵本をパラパラ読んだ。

かわいい

チャコの絵本を作るにあたって、どんな感じの雰囲気にしようかな〜と思って絵本のリサーチに来たのだ。
こういう時に図書館が助かる。

リサーチとはいっても、子供達の心に何が刺さるかは予測不可能だ。
大人が見ても「わ〜こりゃすごい」と思うような絵柄、ストーリーの絵本もあれば、「なんだこりゃ?」みたいなものもあったりする。

私はグラフィックデザイナーなのにデッサンが苦手なこと、正確な形を取るのが苦手なことがすごくコンプレックスなのだが、あんまり深く考えすぎずに、子供が自由に絵を描くように作ってみようかな?と思った。

私自身も絵本や絵画、イラストなどの作品を見ていて心が惹かれるのは写実的なものではなく、デッサンとかモノの形が正しいかとかそういう概念を悠に超えて自由に描かれているような作品を好みがちだ。

例えば、、

韓国の作家Eunji Ryuさん。ベルリンブックフェアで実際にお会いして本を購入させていただいた!

水彩のにじみ具合と色使いがすごく素敵だ。
モチーフがシンプルなのでその作風を真似できそうに思えるが、試しに真似して描いてみたけど全く上手くいかなかった。
色の選び方、組み合わせ方、滲ませ方、などなどが全部緻密に計算されていてこの穏やかな雰囲気を作っていることがわかった。

簡単に真似できそうで、実はすごく高度なことをやっている。
これが私の憧れだ。


2人目は、パリを拠点に活動しているPhilippe Weisbeckerさん。

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この方が描く絵は遠近法がちょっと独特?で最初は違和感を覚えるが、だんだんそれがいいアクセントになって可愛らしく感じられるようになる。
この人の本を読んだ時に、確か「昔先生にパース(遠近法)が狂っていると言われてちょっとしょんぼりしたけど、そのまま描き続けている」的な文があったのを覚えている。(かなりうろ覚えだが)

他にも私の好きな作家さんはもっといるのだが、この2人がいま一番すぐに思いつく私の憧れ、というか、私もこんなふうに「独自の発展」を遂げられたらいいな、と思っている。


私はデザイナーだが美大を出ておらず、一般の大学を卒業した後に夜間のデザイン学校に合計3年通った。仕事をしながらデッサンの学校にも通った。
けど多摩美・武蔵美・東京藝大卒の人しかいないデザイン事務所に入って、たくさん学ぶことができてありがたかった反面ボロボロに言われたりして、かなり自信を失った。
自分は絵・デザインが下手だ、、というコンプレックスを抱えながらやっているという感じだが、それでも場所や媒体を変えながらも今でもデザイナーとしてやっていけているのがすごくありがたいことだ。

蓋を開けてみたら実はこの作家は自分の絵に自信がなかったそうなのです、というのは別に個人の問題だからどう思おうが自由だと思うが、それが絵に出てしまっていたらダメだな!と思った。
作品を見る人がその作家の自信のなさを感じ取ってしまったらダメな気がする。
だから今後絵を描くときは「どうだ!見ろ!下手だろ!けどそれがいい味出してるだろ!」というような気持ちで描いていこうと思う。


そんなこんなで、


来年は、ドイツ語を勉強してC1レベルを修了する(&試験を受ける?)に加えて、絵本を制作してそれをいろんな場所で見てもらえるように営業活動をする!ことを目標にする。

ヨーロッパにはたくさんのブックフェスティバル・ブックフェアがあって、同じような作家や出版社、本屋さんなどなどと繋がることのできる機会がたくさんある。(そもそもはそれが目的でドイツに来たのだ!)

せっかくヨーロッパにいる&休暇がたくさん取れる(=いろんなブックフェアに参加できる)&自由時間が多いので制作活動に専念しやすいこの環境を最大限に利用しようと思う!


まずはずっとやると言っていてやっていなかった、インスタグラムのアカウント開設をやろうと思う。できればホームページも作りたいが、まずはインスタだ。
頑張ろう!




そういえば、ノートのアプリを開いたらこんな通知が!

ありがとうございます!

なぜ6,000、7,000ではなく6,500、7,500という微妙な数字で区切っているのかは不明だが、7,500回もいろんな人が私の日記を読んでいいね!を押してくれたとのことで、とても嬉しいです!ありがとうございます!

今後も頑張ります!

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