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ドイツ生活 631日目 2024/12/6 友達とラクレットパーティー🧀
今日は金曜日!
天気も良くていい感じだ。
結局同僚とスキンヘッドの先輩は風邪から回復できず今週いっぱい休むことになり、おじさんの先輩はポールマッカートニーのライブでパリにいて、私と先輩ともう1人の女性の3人しかいなくなってしまったが、なんとか仕事は回っている。
会社に飾ってあるクリスマスツリーがかわいい感じだ。
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そしてなんと、今週メッセージを送っていた物件の人から返信が来た。
ちょうど昼休みの時間に「内見前に一度テレビ電話でお話ししませんか?」とメッセージが来たので、これを逃してはいけない!と思ってすぐに「今日も週末も時間あります!」と返した。
そしたら「では15分後に電話をかけます」と返ってきて、先輩にも伝えて2人でソワソワしながら電話を待った。
そして電話がかかってきたら、長い白髪を後ろで束ねている男性が画面に映った。物件のサイトにプロフィールが書いてあったが、この男性はタンゴダンサーであちこちを飛び回る生活を送っており、主要賃借人として家の契約などを担っているがこの家には住んでいないらしい。プロフィールに「スペイン語でも話せます」と書いてあったので勝手にスペイン人だと思っていた。
家:英語とドイツ語どちらがいいですか?
私:え、えっと、、(ドイツ語の方がありがたいけど、この人はきっとスペイン人だろうから、英語の方がいいのかな?久しぶりに英語の勉強もしたいし、英語にしよう!)では英語でお願いします!
そして英語で話し始めたが、英語を話そうとすると語順がドイツ語のようになってしまい、うまく話せない。
そして簡単な単語、例えばBathroomもパッと出てこず、ドイツ語でBadezimmerと言ってしまったり、言葉に詰まってしまった。
結局男性が「ドイツ語で話そうか。僕がドイツ語話せないから英語で話してるんじゃなくて、住んでる子達で英語しかできない子がいるからなんだよね。」そう言って男性がドイツ語で話し始めた瞬間、
発音が完璧な母国語話者だった。ドイツ人だったんかーい!と、思わず同じ部屋にいた先輩と目配せするほどだった。
新しい部屋は今の家と同じ家賃だった。
サイトには「水道光熱費の使用量に関わらず家賃は固定で、後から追加徴収することはありません。そのかわり冬場の暖房の使用は常識の範囲内にとどめてもらうよう協力をお願いします」と書かれていた。
男性は私が着ているセーターを見て、「あなたは寒がりですか?」と聞いてきた。
私は「まあ、日本よりは寒いので基本厚着をしています」と答えると
男性は「日本もドイツと同じで、セントラルヒーティングという仕組みはないんだよね?」と聞いてきた。
私「まあそうですね、リビングルームとかよく時間を過ごす部屋だけ暖房で温めて、玄関やトイレ、寝るだけの寝室とかは寒いことが多いですね」と答えた。
すると男性は「そう。まさにこの家でもそれと同じような感じで過ごしてもらうことになるんだ。それでもいい?」と聞いてきた。
男性は家賃を固定したいので、あまりにも暖房を使いすぎたりすると困るらしいので事前にそういう約束でもいいか確かめたかったらしい。
まあ私も今の家主でかなり鍛えられたので、キッチンでお湯なし、自分の部屋以外極寒でも大丈夫になった。
今の家主の説明もして、そのライフスタイルでも大丈夫だと伝えた。
すると家主の合格ラインは超えたようで、「じゃあ実際に今住んでいる子に部屋を案内してもらうから、君の連絡先をその子に伝えるね。その子と約束して、来週どこかで内見して。」と言ってもらえた。
やったー!
ひとまず退去通告から1週間以内でこんなに進捗があったのはすごいラッキーだ!
そして夜仕事が終わった後、ちょっと高級スーパーに行ってバゲットを買ってお肉コーナーでいろんな種類のソーセージやサラミ、お肉をちょっとずつ買って帰って来て準備をした。
友達から「ザールブリュッケンに到着した!」と連絡をもらったので、駅まで迎えに行く。
クリスマスマーケットで市街地は賑わっていて、とてもいい雰囲気だ。
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そして友達と一年ぶりに再開して、お家へご招待した。
運よく家主は週末いない&ルームメイトは不運にも追い出されてしまったので、2人でこの家を使うことができる。
しかも家主がルームメイトの部屋を友達に使わせてもいいよと言ってくれたので、今回友達は1人部屋で寝ることができる。
ジャガイモとブロッコリーを茹でて、バゲットを切って、ソーセージやお肉、玉ねぎ、マッシュルームを鉄板で焼いて、チーズを溶かして、これでラクレットの準備が整った!
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すごいでしょー!!!
ラクレットは素材を切って茹でたり焼いたりするだけで準備が整うので、結構楽だ。
ふたつのスーパーで買った別々のチーズを食べ比べながら、いろんなソーセージや野菜と一緒に組み合わせて食べて楽しんだ。
フランス産のチーズだったのだが、香り高くて香ばしくて濃厚ですごく美味しかった!!!
グルメな友達も「おいしすぎる!!!」と言ってくれたので嬉しかった。
楽しい週末の始まりだ!