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ドイツ生活 601日目 2024/11/6 回鍋肉が食べたい!

今日は水曜日!

仕事に行く前にスーパーに寄って、お昼に食べるパンを買った。
レジで1人しか前にいなかったので、そんなに待たなくて済む!よかった!と思っていたら、

女性が買ったポテチ3袋に割引が適用されなかったらしく、女性が返金を求めた。しかも現金決済なので小銭がいっぱいでもう大変なことに。

レジの男性はそのポテチの割引が実際にあるものか調べるためにチラシ広告を広げて価格を確認。けど何かよくわからない点があったらしく、電話をかけてバックオフィスにいる女性がヘルプに来た。

結局よくわからないけど精算を取り消してまた会計をし直すことに。
現金決済なのですごく時間がかかっていた。

さらに女性はキウイとヨーグルトだけ別会計でまた精算したいらしく、返金処理が終わった後もまた会計が必要だった。

ただパンをひとつ買いたくて寄っただけなのに、こんなことになるなんて。
普段私が行くスーパーはカード決済のみのセルフレジがあるところなのでこんなに待つことはないのだが、セルフレジがないスーパーに行くと待つ羽目になってしまうことが多い。


お昼ご飯は一昨日作ったカボチャスープと、朝スーパーで頑張って買った胡麻リングパンだ。

美味しかった

パンとスープだけだと質素に見えると思うが、かなりお腹いっぱいになった。お味噌汁などの水ベースのスープではお腹は膨らまないが、カボチャスープのように牛乳と食材のペーストでできているようなスープはかなりお腹いっぱいになる。

お昼休みは先輩たちと一緒に散歩した。

みんな寒そう

鳥たちはみんな身体を丸めて首を折りたたんでふかふかの自分の羽に顔を埋めていた。ここ最近一気に気温が下がってきたので、鳥たちにはかなり厳しい状況だろう。


そういえば先日、社長が私に「夫婦で日本に旅行に行きたいと思っているんだが、何も知識がないので色々教えてくれないか?君に聞くのが一番だと思って。ドイツから日本までどれくらいかかるのか、東京なのか大阪なのか、どこに行くのがいいのか、、、全くノープランなのでまず色々教えて欲しい」と言ってきた。

うーんどうしよう。
お金・期間・滞在場所・観光名所、色々な観点があるのでどこから説明していいかわからなかった。
日本について何の知識もないのに行きたいと思ったということは、おそらく私がきっかけで日本に興味を持ってくれたのだろう。
うまいこと日本の魅力をプレゼンすれば、実際に行ってみてくれるかもしれない。

とりあえずは叩き台として、自分が行ったことのある範囲でお勧めできる場所をリストアップしてみて2週間のモデルプラン的なのを作ってみた。

ジャーン

まずは文章で説明するより写真で見せた方が早いだろうと思い、各都市の景色や名物料理などをまとめたものを作った。それぞれの都市の名物や特徴を簡単に一文で併記した。
日本地図と各都市の名称、電車・新幹線のルート、モデルプランも添えてみた。

東京、大阪、京都は鉄板だと思うが、それに加えてお勧めなのは私的には岐阜と金沢、草津だ。あとは岡山と広島と博多も、、魅力が多すぎる、日本!

こうしてそれぞれの都市の魅力を写真にしてまとめてみると、日本という国はそれぞれの都道府県に見所があって、ご当地グルメがあることの凄さを実感する。
新潟から隣の県に移るだけで、新潟ではみたことのないお菓子が売っていたり、食べたことのない料理があったりする。富山県は特に感動的だった。
日本人の繊細な美的感覚や料理へのこだわりなどが伝わったらすごくいいなと思う。

もちろんドイツにもバイエルン料理、ザールブリュッケンの名物料理、ケルンのビール、などその土地の伝統料理的なものはある。
だけど日本みたいにそこまで各地域に「コレ!」というものがあるわけではない。(と思う。あったらごめんなさい、ドイツ)

「ここにきたらこれを食べておけ!」みたいなものが日本国内旅行だと必ずあるが、ドイツはそういうのがそんなにない気がする、、

そういえばケルンの語学学校に通っていた時に、イタリアのシチリア島出身の男性が教科書の「ドイツとベルギー・オランダの国境付近の都市、アーヘンは食の魅力でいっぱいです」という文章を思いっきり「異議あり」という顔つきで音読していたのを思い出した。
イタリア人からしたら、「ドイツは食の魅力でいっぱいです」という言葉には賛同できかねるだろう。(私も)


ともかく社長がどこまで食べ物に興味があるかわからないが、日本各地の美味しいものをいっぱい食べて好きになってほしい!

日本語ゼロ、英語少し話せる程度のドイツ人60代夫婦が日本に行くとして、現地のガイドなしでどこまで楽しめるかあまり想像できない。現地のガイドツアーにその場その場で申し込んだりすればいけるかな?
若者はスマホを駆使してメニューや看板を翻訳したり交通手段を調べたりして冒険できるが、60代夫婦でもできるだろうか?

私の両親も60代だが、お父さんが地図を見て事前に予定を立てたりするのが好き&地理に強い&お母さんの好奇心が強めなので、フランスやアメリカ、タイなどに行っている時も個人旅行で楽しめていた。

移動は自分で、現地で必要な時のみ英語またはドイツ語のガイドを頼む、とかだったらできそうだ。
まあそれはもっと先の話で、まずは社長が「日本に行く!」と決めてくれるよう頑張って日本の魅力をプレゼンしようと思う。



そして今日は仕事の後、回鍋肉が食べたくなったので材料調達をした。
この前グアンチャーレを買ったお肉やさんに行ったら、まだ18時なのにもう閉店作業を始めてしまっていた。
仕方なくちょっと遠目の大型スーパーまで行って、お肉コーナーで豚バラを買うことにした。

すごい品揃え
あった!豚バラ肉!!!

「スライスしてくれますか?」と注文したら、店員さんが機械を使って切ってくれた。本当は日本で買える豚バラ肉みたいに薄くして欲しかったのだが、その3倍くらいの厚さに切ってもらえた。

家に帰って、回鍋肉の素を棚から引っ張り出す!
前日本に帰った時に、お姉ちゃんがお土産に持たせてくれたのだ。

これだ!
エデカというちょっと高級なスーパーだ

お肉はこんな感じ。

ちょっと分厚い、、この半分くらいって頼めばよかった

お肉のスライスを頼んだのは初めてなので、ちょっと慣れていなかった。
今度買うときは5ミリくらい!と指定してみようかな?

キャベツ、玉ねぎ、長ネギ、にんじんを切って炒めて、その後お肉を炒める。回鍋肉ソースを絡めて完成!

やったー

欲をかいてレシピに書いてあった量よりもたくさん野菜とお肉を入れたので、ソースがその分薄まってしまった。
それでもすごく美味しかった。

今度帰った時はこういう調味料をたくさん買ってこよう!と決めた。
ラーメンと違って嵩張らないけど、いつでも気軽に日本の味が(これは中華だが)楽しめる。

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