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ドイツ生活 620日目 2024/11/25 眼科に行ってきた!

今日は月曜日!

実は二週間ほど前から視力の低下、目の乾燥、たまに視界に光が走る(左右から、下からシュッと白い光が入ってくる)ことが気になっていた。

私のよくない習性として、体調で気になることがあったらまずネット検索してしまうというものがある。

Googleで「喉 痛い 原因」と調べたら「口腔がんかもしれません」と出てきて、怯えて耳鼻咽喉科に行ってきたら、普通に風邪だったり。

「下腹部痛」と調べたら「子宮頸がんかも」と出てきて、急いで婦人科に行って検査を受けてきて、異常なしの結果をもらったり。

今回も例に漏れず「視界に光が走る」と調べたら「網膜剥離かも!ほっておくと失明の可能性」と出てきたので、心配で眠れなかったのだ。

先輩に話したらおすすめの病院を紹介してくれたので、昼前に試しに電話してみた。
網膜剥離の可能性がある場合はすぐに診察してもらえるらしいので、ちょっと大袈裟かもしれないが「数日前からいきなり視界に光が走るようになって。心配なのですぐ見てくれませんか?」と電話してみた。

するとあっさり「待ち時間はありますが、14時から15時半までの間に緊急患者の受付があるのでその時間に来てください。」と言われた。

先輩もおじさんの先輩も「健康第一!行ってきな!」と言ってくれて、お昼過ぎに病院へ行かせてもらうことにした。

前回歯医者さんに行った時もやったが、ドイツで病院に行っていざ医師を目の前にすると言いたいことや聞きたいことを忘れてしまったりするので、これまでの経緯や症状などを書いた紙を持っていくようにしている。

「2週間くらい前から視界の端に光が見えます。視力低下・視界が狭くなったような気がします。2年前に日本でICL(眼内コンタクトレンズ)の手術をして、これまで目に問題はありませんでした」


駅前の大きなビルの最上階に眼科があった。
午後の診察開始14時の数分前に到着したら、なんと入り口の前に20人くらい列を作って並んでいた。
わーこんなにいたら時間かかるかもな、と思ってちょっと焦ったが、診察時間になったらドアが開けられて、次々に中へ人が入っていった。

受付は4人くらいいたのですぐに自分の番が来た。
「先ほど電話した者です。目の中に光が、、」と言ったら
「保険証を出してください」と言われた。

じゃあ先に視力検査をするのであっちへ行って。と言われて、受付とは反対側の部屋に移動した。
そこで視力検査(日本にもある青空のもと草原の上に気球が乗っている絵を見るやつ)や、目に風を当てる検査などをして、瞳孔を開くため?の目薬をさした。

そのあとは医師の診察まで待ってくださいと言われたので、本を読みながら待っていたが目薬の効果がだんだん出てきて本が読みづらくなってきたので、目を閉じてひたすら待っていた。

うとうとし始めた頃に「ナカムラさん」と呼ばれて、医師と看護師のいる診察室へ入った。
日本の眼科でやったように、目に強い光を当てられている状態で上下左右を見る検査をした。
ドキドキしながら検査を受けた。

そして女性のお医者さんが言った。
「あなたの目は大丈夫です。異常はありません。ICL手術をしたということなので、通常の人より眼圧が高いかと思いましたが、あなたの眼圧は正常です。」

「も、網膜剥離ではないんですね?緑内障とか!」

「大丈夫。問題ありませんでした。6か月ごとに検診を受けるようにしましょう。また6か月したら予約を取ってください。」

よ、よかった〜!!!
また今までのように杞憂に過ぎなかった!


ドイツでは保険料を払っていれば毎回医者に行く時の支払いは不要だ。
診察が終わった後も日本の時の癖でついつい待合室で会計を待ってしまうが、ドイツでは診療後そのまま家に帰ってOKだ。
一応それでも心配だったので、受付の女性に「ナカムラですけど、帰っていいのでしょうか?」と聞いた。
優しい女性のスタッフが「うーんと、ナカムラさんね、、。うん。6か月後にまた検診って書いてある。予約は今取る?それとも電話する?」と言ってくれた。6か月後はだいぶ先なので、また電話することにしてそのまま帰ってきた。


目薬のせいで光が二重に見えていてすごく見にくかったが、急いで会社に戻った。


先輩たちに「問題なしでした!病院に行かせてもらってありがとうございました」と話した。
みんなも「ああ〜よかったねえ」と言ってくれた。


同僚が「ミツキ今日すぐに検査に行ってよかったと思うよ。私のお父さん、数年前にまさに網膜剥離になって緊急手術したもん」と言った。

「お父さん元々視力がすごく悪くて、こーんなに分厚いメガネをかけてるんだけど、ある日いきなり視界の真ん中に黒いシミが見えるって言い出して。あとは飛蚊症もすごいって言って。で、急いで眼科に行ったら網膜剥離ですってなって、いきなりその場で手術することになったの。」

なんと、これはまさに私が今日最悪のシナリオとして想定していたことだ。

「手術は成功して、視力は今も悪いままだけど、普通に見えてるみたい」と言っていたのでよかった。


そして先輩が「異常はないのはよかったけど、じゃあ結局そのたまに見える白い光はなんだったの?」と言った。

「あ、、あ!ああ!聞くの忘れた!!!」

先輩「メモ持って行ったでしょう。そこに白い光の原因を知りたいって書かなかったの?」

私「ああ〜」

先輩「よくあるよね、病院に行くと興奮しちゃって、聞きたいこと忘れて帰ってきたりとか。私質問するためだけに予約とったこともある!ワハハ」

結局白い光の理由はわからなかったが、異常がないと言われたのでそれでかなりホッとしている。心配性アピールもできたので6か月後にまた来いと言ってもらえたので、とにかく定期検査をして目を酷使しないように気をつけよう。


私は過度に病気を恐れ過ぎている&インターネット検索魔なのでちょっと心配し過ぎかもしれないけど、これを読んでいる皆さんも身体に何かいつもと違うかも?みたいな異変を感じたらぜひすぐに病院に行ってくださいね!


目薬のせいで瞳孔が開いていてよく見えない状態だったが少しだけ作業して、帰ってきた。今日は17度と先週の寒波が嘘のようにかなり暖かかったが、夜になって雨が降ってきてしまった。
せっかく買ったレインスーツを家に置いてきてしまって、また濡れながら家に帰った。


そして今日、またあのグアンチャーレで美味しいパスタを作ってしまった。
グアンチャーレと玉ねぎのみじん切りをオリーブオイルで炒めて、そこにパスタを絡ませる。胡椒とチーズを上からかけて完成!

崩れてるけど目玉焼きも

グアンチャーレがあるだけで、ズボラレシピも一気に格上げされる。
これはすごい食材に出会ってしまったな、、
イタリアは本当にすごい国だ。また行きたい。

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