ドイツ生活 464日目2024/06/22 デュッセルドルフで日本を味わう
今日は土曜日!
朝ごはんはお気に入りのパンとコーヒーとスムージー!
今日はデュッセルドルフに行く!
ケルン中央駅にはパブリックビューイングがあったりして、朝から人がたくさんいて賑わっていた。
今日はベルギー対ルーマニア、トルコ対ポルトガルの試合があるらしく、街のあちこちには国旗を体に巻いたりしている人がいてビールを飲みながら騒いでいた。
電車は当然今日も遅れていたが、隣町なのですぐに到着した。
デュッセルドルフに来るのはすごく久しぶりだったのでとても楽しい!
まずは日本のスーパーがたくさんある通りへ。
コシヒカリが売っていた。
日本からたくさんふりかけや出汁など買い集めてきたけど、デュッセルドルフのスーパーに行けば結構なんでも手に入りそうだということがわかった。
結構高いけど、日本に帰る航空券代のことを考えれば安いか。
この写真だけ見ればまるで日本のスーパー!?のような品揃え。
今日の本来の目的は、松竹というスーパーで美味しい日本のお弁当を買ってそれを公園で食べることだったのだが、なんとそのスーパーが機械トラブルのため急遽閉店になっていた。
デュッセルドルフは日系企業のヨーロッパ本社などが多いらしく、駐在員なども多いのでそういう人を対象にしたスーパーやお医者さん、本屋さん、旅行会社などが本当にたくさんある。
旅行会社のオフィスもあって、なかなかおもしろそう。
何故かドイツの観光名所といえば「ロマンチック街道」、とよく聞くが、これはドイツでは全然有名ではないらしい。
日本人観光客に特化して用意さえた観光スポット?らしい。
お弁当が食べられなかったのでショックだったが、たこ焼きやさんを見つけたのでそこでお昼ご飯を食べることにした。
デュッセルドルフで初めての外食だ!
店員さんは全員日本人で、日本語で話しかけてくれた。
メニューを見て色々悩む。
色々悩んでまずはたこ焼きをと唐揚げを注文した。
そういえば一時帰国の時にたこ焼きは食べなかったな、、と思い出した。
そして追加で鮭おにぎりも注文。
たこ焼きを食べるのは本当に久しぶりなので美味しくて感動した。
外はカリカリ、中はふわとろっとしていて美味しかった。
日本では生卵も食べるし、パンケーキやお好み焼きなどもふわっとしていたり生地がとろっとしているものがあったりする。
欧米ではそういう生焼けっぽいものに抵抗がある人が多いらしく、問い合わせが多くあったのだろう、店内にはあちこちに貼り紙がしてあった。
「たこ焼きの中の生地がとろっとしていますが、生焼けではありません!火は中まで通っています。安心してお食べください」
お昼を食べた後は公園を散歩した。
デュッセルドルフにもサッカーのパブリックビューイングがたくさんあるみたいで、芝生の坂が作られていてそこで寝そべりながら大画面で試合観戦できるようになっていたり、街中に冷水機的なものが置かれていたりした。
さらに旧市街地を歩いてみると、飲み屋がたくさんあってどこも超満員だった。飲み屋の中にはテレビ画面があったりなかったりだが、とにかくサッカーの試合を口実に昼間から飲みたい人で溢れていた。
カレーブルスト屋さんがあったのでメニューを見ていたら、いったい誰が頼むんだ?みたいな謎のメニューを発見。
カレーブルストは庶民の食べ物なので、そこにシャンパンをつけ合わせるのはどうなのだろう?と思ったが、さらにそこに24金の金箔を振りかけるのは意味がわからなすぎて笑えた。
彼が行きたいカフェがあるというので一緒に道を歩いていたら、おしゃれな本屋さんがあったので入ってみることに。
料理本だけを扱った専門店だ。
ドイツ語で書かれた料理本がこんなに!
反対側にも空間があって、そこも天井までびっしり本が詰まっていた。
地下は料理教室になっているらしい。
ドイツの料理教室って何を作るんだろう?ちょっと気になる。
そして彼の気に入っているらしいカフェにきた。
ここのシナモンロールが美味しいらしい。
そしてまた日本人街に戻ってきて本屋さんに入ってみた。
日本で出版された本や雑誌がびっしり置かれていて、まるで日本に帰ってきたみたいな気分になった。
そしてさらにユニクロに行って彼が欲しいと言っていた上着などを見た。
ドイツは気候的に今の時期も寒くなったりすることがあるし、山登りとか他のヨーロッパの地域に旅行したりする人がいるからか、この時期でもウルトラライトダウンを取り扱っていたことに驚いた。
デュッセルドルフを大満喫した後、ケルンに帰ってきて夜は韓国料理を食べに出かけた。今日は盛りだくさんな1日だ。
韓国チキンが食べたかったので、ヤンニョムチキンとオリジナルチキンの盛り合わせと、ビビンバと、韓国のビールを注文した。
韓国の料理屋さんは、いつも注文したものに加えてナムルとかを小皿に入れて持ってきてくれる。ドイツでは流石にそのサービスはないだろうと思っていたのだが、なんとピリ辛のきゅうりとキャベツのサラダともやしのナムルを持ってきてくれた。優しい!
ビビンバがきた!
そしてチキンもきた!
すごく量が多かったのだが、後で持ち帰れると聞いて安心した。
ヤンニョムチキンを一口齧って、すぐに大根の漬物を食べて、そしてビビンバを頬張る。ビールをちょこっと飲む。
これが私的最高の食べ方だ。
韓国ビールはこんな感じのラベルだった。
チキンに合って美味しかった!
朝から出かけて外食して遊びまくって、こんな休日を過ごしたのはすごく久しぶり?というか彼とは初めてなんじゃないかと思う。
いつもは家でご飯を作って、公園でベンチに座ったり散歩したりすることが多いのだが、たまにはこういう遊びも楽しいなと思った。
ご飯から帰ってきたら、何か騒がしい。
よくみるとトルコの人たちが試合が終わって騒いでいるようだった。
トルコの人たちが騒いでいるから、勝ったのかな?と思って後から動画を見てみたら、目を覆いたくなってしまうくらいのオウンゴールでポルトガルに惨敗していた。
勝ったり、負けても善戦したとかならまだしも、恥ずかしいくらいのオウンゴールで負けたのにそれでも市街地で自分の国の国旗を振り回しながら大きい音を出して、何をアピールしようというのだ。
彼は「もしトルコが勝っていたらもっとうるさかっただろうから、負けてくれてよかった」と言っていた。
もし仮に日本代表がドイツでサッカーの試合をして、オウンゴールをして派手に負けてしまった後に、私たちが日本の国旗を振り回しながらケルンの市街地中をクラクション鳴らして走れるかと言われると、絶対に無理だ。
まあでもこれは国民性の違いかもしれない。
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