ドイツ生活293日目 2024/1/1 あけましておめでとう🌅⛩🎍
今日は元旦!明けましておめでとうございます。
いつも読んでくれているみなさん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
日本にいる友達からもLINEでメッセージをもらって、石川県で地震があったことを知った。
新潟にいる家族に電話したら、やはりすごく揺れて花瓶が落ちて割れたりして大変だったようだ。テレビも地震のニュース速報や避難警報ばかりなので姪っ子や甥っ子も怯えてしまったようで、可哀想だった。
さらに水道が使えなくなってしまい料理や家事などもできなかったとのことだった。
でも震源地の地域はさらに深刻な被害が出ていると聞いて胸が痛くなった。ドイツでも日本の地震はニュースになっていた。
とにかく心配だ。みなさんが早く落ち着いて生活できるように祈っています。
お昼ご飯はチャーハンを食べた。
夕方に市街地を散歩して、クリスマスマーケットに行った。
来週末まで開催しているところが一箇所あって、そこを見に行くことにした。
以前このお店でサラミの試食をした。
小さな一切れだったけど、口に入れた瞬間凝縮した旨みと塩気が口いっぱいにガツンと広がって、本当に衝撃的な美味しさだった。
これを書いているだけでよだれが出てくるような美味しさだ。
買おうか迷ったが、結局サイズが大きすぎて自分では食べきれなさそう…ということで諦めた。
両親がサラミを食べたいと言っていたので、3月にパリで会うときに事前にこういうサラミのお店を探して買って持っていこうと思う。
ケルンで有名な香水ブランドのお店
彼がしょんぼりしていたので、どうしたの?と聞いたら、
「夏から無職なのが辛いし、ミツキが帰るのが寂しい」と言った。
「そっか…でも大丈夫。あなたは頭もいいし素晴らしい人間だから、いつか必ず仕事が見つかるよ!」と言ったら、
「いや、そんな優しいことは言わずに、もっとはっきり言ってほしい!」と彼が言ったので、
「今日から1日5社応募して、1月中に100社以上に応募して!」とアドバイスした。
ドイツで就職した人から聞いたり自分が経験してわかったことだが、質より量作戦だ。もうこれしかないのだ。とにかく量なのだ。(ちなみに私は2ヶ月で200社以上に応募した)
彼は夏からすでに職探しをして5ヶ月ほど経っているのだが、おそらく合計で20社くらいしか応募していないようだった。
人によってやり方は違うし、いつも彼に本当にお世話になっているのにアドバイスするのは畏れ多いと思って今まで何も言わなかったのだが、ガツンと言ってほしい!と言われたので質より量作戦を提案してみた。
そしたら「よし、わかった!やるぞ!」と言って彼の顔が少し明るくなった。抽象的なアドバイスや優しい言葉よりも、数字を使って目標を定める方がやる気が出るのかもしれない。
今まで彼に本当に色々助けてきてもらったから、頑張って彼もいい職につけたらいいなと願っている。がんばれ!
お互い少しポジティブな気持ちになったあと、またザールブリュッケン行きの電車に乗った。
時間通りに電車は発車した。
電車の中で寂しくなって、本でも読もうと思ってリュックを開けたら一番上にマウスのぬいぐるみを入れていたことに気がついて、笑顔になれた。
そして2本目の電車も時間通りに発車した。
ケルンに行く時は常に遅延やキャンセル、掲示板の表示ミスなどでトラブルのパーティーだが、帰りはいつも問題なく運行している。
2本目の電車は2時間40分とかなり長くてしんどい。
前回はドイツ語の本を持ってきたが途中で疲れてしまい読めず、スマホで時間を潰して自己嫌悪に陥ってしまったので今回はその反省を生かして日本語のお気に入りの本を持ってきた。
そのおかげでほぼずっと読書で乗り切ることができた。
そして午後10時頃にやっと到着!
中央駅から歩いて帰れる距離なのだが、冒険心からなぜか見たことのないバスに乗ってしまい思わず反対方向まで行ってしまった。
それでさらに遠い場所から歩いて帰る羽目になったのだが、なんだか綺麗な街の景色を見れて嬉しくなった。
元旦の夜の市街地は全部お店も閉まっていて少し寂しい。
バーやレストランなどはたまに空いていたりするが、やはり元旦はほとんどがお休みだ。
私はザールブリュッケンのこのエリアがとても好きだ。
個人経営のお店が立ち並んでいて可愛い。
先月はここにクリスマスマーケットの屋台がずらりと並んでいたのだが、今はこのように空っぽになっている。
ドイツの1月は暗いし寂しいけど、明日から仕事に行って会社の人たちに会えると思うと寂しさは少ない。冬に仕事があってよかったなあと思う。
では今年も頑張りましょう!
とにかく安全に、健康で、安心で、楽しく!