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ドイツ生活381日目 2024/3/31 難攻不落のエルツ城🏰

今日は彼と一緒にお城に行くのだ!
朝起きてカーテンを開けたら、昨日まではずっと曇り空だったのに真っ青な空が広がっていた。
ドライブ&お城探検だから晴れていて嬉しい!

マウスも乗せてレッツゴー

今日行くのはトリアとコブレンツの中間地点にあるエルツ城というお城だ。
ケルンからは車で1時間40分もある。
私がこの4連休はちょっと遠くに遊びに行きたい!と言ったら彼が計画してくれた!ありがとう

ドイツでは珍しい晴天でドライブも快適だった。
とは言っても運転は全部彼頼みなのが申し訳ない、、

窓の外を眺めるマウス
ハンドルを握るマウス

そしてケルンを出て2時間弱、ようやくエルツ城の駐車場に到着した!
駐車料金は4€。
駐車場から歩いてすぐにお城に入れるわけではなく、ここから過酷なハイキングが始まる。

レッツゴー

晴れているので油断してしまっていたが、城の入り口までの山道は昨日の雨?でぬかるんでいて、森に足を踏み入れた瞬間に「ニュルっ」と泥が出てきていきなり靴が汚れた。

これはあかん

他の人を見てみると、私たちのように普通のスニーカーで来て後悔している人もいれば、きちんと山道を想定してハイキング用の靴を履いている人も結構いた。
みんな!エルツ城に行く時はハイキング用の靴を履いていこう!


落ちたらもう帰って来れないほどの崖の山道をおしゃべりしながら歩いた。15分くらいかと思ったが、結局約30分くらいかかったと思う。

落ちないように

天気がすごくよかったので気持ちよかったし楽しかった!

そしてようやく城の入り口に辿り着いた!

ついに来た、へとへとだ


彼が以前家族で観光に来たときはコロナの頃で、ハイキングや城観光が人気だったのかチケット売り場が長蛇の列だったらしい。
けど今回はほんの数名しかチケット売り場に並んでおらず、すぐにチケットを買って城の中に入ることができた。

可愛いチケット

まずはお城の中に入って適当に歩いてみる。
気になる小さな階段があったので登ってみたら、とても小さくて可愛らしい教会があった。

静かだ

長時間のドライブとその後のハイキングでお腹が空いたので、作ってきたおむすびをお城の中にあるベンチに座って食べた。
お城の中の部屋のツアーガイドがあるらしく、列になって並んでいるのが見えたので列に並んでみた。

外観も可愛い

お城の中は撮影厳禁だったので写真がないが、鎧や武器、大砲などから可愛いリビングルーム、寝室、お手洗い、バスルーム、オフィス、キッチン、食卓などなどたくさんの部屋を解説付きでみて回ることができてとても楽しかった。

このお城は12世紀に建築されてから今の33代目まで一度も攻撃されて陥落したことがない最強の難攻不落のお城らしい。すごい。縁起が良さそうだ。
それを聞いて「まあ確かに駐車場からここに来るだけで靴はドロドロになったし疲れたもんね、、」と話して納得した。

お城ツアーの後は宝の部屋も見学して、エルツ城の主が昔から集めている武器や宝飾品のコレクションを見て回った。

部屋には大砲のミニコレクションも置いてあった。
大砲メーカーの営業マン(?)がお城に大砲を売りに来る時に参考説明用に小さいサイズのものを持ってくるらしい。
それで実際に大砲を購入したら、記念プレゼントということでそのミニ大砲を置いて行ってくれるらしい。

銃や弓矢や槍だけでなく、靴の先端に装着して蹴るだけで相手を攻撃できる金具だったり、やけに痛そうな斧などなどいろんな武器があって面白かった。

一度も陥落していないとはいえ、たくさんの武器があったことからいろんな戦争を戦い抜いてきたんだろうなと感じた。

質素で可愛い外観


お城ツアーの後は城の麓を流れるモーゼル川と森を散策した。

本当にいい天気

川で靴を洗っている人がちらほらいたが、これからまた同じ道を歩いて帰るのだからどうせ汚れるに決まっている。
明日家で靴を洗おう、と言いながらまた来た道を帰った。

道は結構狭い

帰り道に崖の迫り出した部分から写真を撮っている人がいたので、そこで私たちも写真を撮ってみた。
こうして見ると確かに、孤高の難攻不落の城!という感じがする。

神秘的だ
バイバイエルツ城

そしてまた1時間40分かけてケルンに帰る。
途中でお腹が空いたのでバーガーキングに寄ってミルクシェイクとナゲットを買って、食べながら帰った。。

そして今晩は彼の実家でお父さんの誕生日パーティーをするらしいので、そのまま移動。

久しぶりに彼の実家に行ったら、猫がいた!!!

元気だったかーーーーーーー

彼のお姉さんと旦那さん、息子(10ヶ月)が里帰り中、さらに妹もケルンでインターン中なので家族全員集合だった。

猫は赤ちゃんを恐れているのか普段のような激しさ、目の奥の炎が消えており、部屋の隅っこでじっとして赤ちゃんの動向を見守っているような感じだった。


そして夜になったらさっきまでの晴天が嘘のようにいきなり激しい雨と雷が襲ってきた。

ひい

エルツ城に向かう森の中を歩いているときにこの天気にならなくてよかった。
きっと昔はあの山道も今みたいに歩きやすくなっておらず、多くの人が命を落としたのだろう、、(勝手に想像)と思った。

たくさん歩いて、おしゃべりして、楽しかった!

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