ドイツ生活 670日目 2025/1/13 新居の鍵を受け取った🔑
今日は月曜日!
朝仕事に行く前に新居の鍵を受け取りに新しいアパートへ向かった。
チリ出身のルームメイトが出迎えてくれて、色々部屋の説明を受けた。
まず私の部屋は壁のペンキを塗り直しているらしく、明日その作業の人が来るらしい。そしてまた一週間かけて乾かして来週の火曜日に2度目のペンキ塗りをして、それ以降ペンキが乾き次第入居可能とのことだった。
ペンキ屋さんがきたら土足で作業することになるので部屋が結構汚れることになると思うが、それを見越して?いたのか前のルームメイトがほぼ掃除しない状態、というかかなり汚い状態で退去していた。
机も棚も埃だらけで、「前のルームメイト掃除していかなかったの?」と聞いたら、「掃除しなって言ったんだけど、もしかしたらもう一回荷物を取りに来るって言ってたからそのときにするのかも」と言った。
その子から家具を買うことになっているので連絡先も知っていたので、すぐに連絡して掃除して!と伝えた。
そしたら「ペンキの人が来るからそのあとにしようと思ってたの」とちょっと言い訳付きの謝罪がきた。
キッチンやバスルームにはもうたくさんの食器や調理器具、雑貨などがあって「お気に入りの私物以外は持ってこなくていいよ。お皿もマグカップもカトラリーも、ほら、こんなにあってもう場所がないから」と言われた。
新しいアパートには電子レンジがあるのがすごくありがたい。
これで冷凍したご飯をすぐに食べられたり、パスタもレンジで茹でられるかも!料理がグッと楽になるだろうから、楽しみだ。
9ヶ月にわたる電子レンジなし生活を耐え抜いた自分が誇らしい。
ペンキが乾くまでの間に入居したい場合は家にほぼいない家主の部屋を使っていいよと言われたので、もしかしたらそこで数日間は過ごすかもしれない。
ひとまず鍵を受け取ったので第一ステップはクリアだ!
会社に行って、先輩に鍵を受け取ったことを報告した。
お昼休みに散歩した。
天気はいいがちょっとマイナスくらいの気温なので湖は凍っている。
鳥がいっぱいいて同僚が避けるようにして走って逃げていて面白かった
がっつきたちは今日最初はそれぞれ離れた場所で泥水をがぶ飲みしていたのだが、そのあともう1匹が木の下で休んでいるもう1匹の方にてくてく歩いて行って座ったのが可愛かった。
やっぱり鳥も自分と同じ種類の鳥と一緒にいるのが好きなのだな。
がっつきカップルがこの公園に来たのはチャコがいなくなったあとだけど、どこから来たのだろう?鳥は暖かいところを求めてあちこちを飛び回ると思っていたけれど、冬にわざわざこの寒いドイツに来たのは何故だろう?
もしかしたらがっつきたちはもっと寒い北欧に住んでて、ちょっとはマシなドイツに南下したのだろうか?
どっちが告白して付き合い始めたのかとか、ドイツに来るというのは誰が言い出したのかとか、どっちがオスでメスなのかとか、色々聞きたいことがあるが、がっつき語を話せないので何も聞けない。
チャコ語も話せるようになりたかった。
仕事が終わって地下の駐輪場から地上に上がってくるときいつも空を見上げるのだが、毎回空の色がすごく綺麗で感動する。
空の色に関しては、ドイツが日本に勝っている!気がする。
いろんな色のバリエーションがあって、季節や時間帯によって楽しめる。
絵にも描こうと思う!
そして仕事の帰りに近所の家具屋さんに寄ってみた!
この街にどれだけ住むか現在も未定なので大きな家具を買う予定はないが、
前回元ルームメイトの新居に招待してもらったときに話した
「将来のために我慢したり努力したりするのは大事だけど、今の生活も大事だよ。だからこの家にずっと住むことはないとわかっていても、今この空間を自分が心からリラックスできる場所にしようと思ってる」
という内容が心に残っていた。
今までどこに住んでも「まあ引っ越すときに大変だから」という理由で部屋の空間に何も投資しないできたが(家具付き物件にしか住んだことがないのもあり)、数十ユーロで生活が少しでも豊かになるなら何か買ったほうがいいのでは!?という気になってきたのだ。
ということで、新居にはソファがないのでせめてカーペットを買ってちょっと床に座れる場所を作ろうかな!と考えた。
何か買う予定がなかったとしても、家具屋さんに行くのはいつも楽しい。
カーペットコーナーを発見!
冬物のカーペットが半額以下になったりしている。
実家のカーペットを思い出したが、確かに冬はふわふわの暖かいやつ、夏は冷感のあるスベスベひんやりしたカーペットをリビングに敷いていた。
そうか、、カーペットを買うとなると春夏用と秋冬用で使い分けないといけないのか、、。
夏にふわふわのカーペットがあるとやっぱり鬱陶しくなるだろうか。
どうしよう、、、
せっかくカーペットを買う気満々だったのに、春がきたらいらなくなるかもと考えたらすごく勿体無い気がしてきた。
畳んだりくるくる丸めたりできるような薄い素材のマットなら年中使えるかな?
けどそんな薄いマットの上に座って気持ちいいだろうか?
なんだか考えれば考えるほど、カーペットは買わないほうがいい気がしてきた。
まあまだ時間があるし、3月に日本から帰ってきて落ち着いたタイミングで考えよう。今年転職したいかどうかもまだ決まっていない。
ひとまず今は引っ越しを終わらせることが大事だ。
家に帰ってきて、家主のために部屋の本棚を空にして部屋から出した。
家主は私の部屋の家具をもう全部写真を撮ってネットにあげていて、買い取り手を待っているような状況だ。
家賃も払っているし、まだ住んでいるのにひどい!と色々文句も言いたくなるが、もうこういう非常識な家主のルームシェアを選んだ自分の責任なのだ。誰かに脅されて「この家に住め!」と言われたわけではない。
この家主と出会うべくして出会ってしまった、この自分の運命を受け入れるのだ!ワッハッハ