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ドイツ生活249日目 2023/11/17 カジノとストラスブール

ホテルは朝ごはんつきのプランだったので、ワクワクしながら朝食会場へ!
日本のホテルだと朝ごはんは和食派の人のためにご飯や味噌汁があって、私はいつも和食を選ぶタイプなのだが、ここはドイツ!
お味噌汁が飲みたいな〜なんて思いながらも、オレンジジュースを飲むと目がさっぱりして朝が来た!って感じがする。

スタッフの可愛い女性が「コーヒーかカプチーノはいかがですか?」と聞いてくれて、カプチーノを作ってもらった。

とってもおいしかった!

そして午前中は、昨日行ったクアハウスの中にあるカジノの見学ツアーへ!
観光シーズン外れの平日なこともあり、人は全くいなかった。
エントランスで「カジノの見学ツアーをしたいのですが」と伝えると、奥に案内される。

ここが大人の世界…

シーツは見てわかる通りふかふかのすべすべで、雨に濡れたスニーカーで入るのが申し訳ない。
受付を済ませた後はエントランスのソファに座ったり雑誌を読んだり、売店を見たりして少し待った。

家具も素敵
非売品のカジノディーラーベア

色気100%のデザインの冊子があったので一部もらってきた。

かっこいい

そしてベテランっぽい女性が「ツアーを始めます。あなたたち2人だけの特別なツアーになります」と言って、私たちだけにツアーを開催してくれた。

まず案内されて入ったのがこの部屋。
私はカジノについて全く知識がないのでゲームの種類とかはよくわからないが、いろんなゲームのテーブルが置いてある。

おそらく1800年代からあるインテリアだったと言っていた気がする。
すぐに忘れるので録音しておけばよかった…
(ここから先のカジノの写真は彼が撮影したものです。彼は写真の才能がある!)

圧巻の美しさ

部屋を歩いていると、カジノ バーデンバーデンのイメージキャラクターを務める俳優Friedrich Liechtensteinが目の前を歩いて行った!
なんと新しい広告の撮影中らしかった。なんという巡り合わせだ!

彼に「ミツキこの俳優さん知らないでしょ?なんでわかったの?」と言われて、確かになんでだろうと思ったが、もう明らかに芸能人のオーラが出ていて、ただものじゃない感が半端なかったのだ。

CASINO BADEN-BADEN

この俳優はEDEKAというスーパーマーケットの広告にも出ていてドイツでは結構有名らしい。
このちょいワルオヤジっぽいイメージが一貫しているようだ。

これはポーカーのテーブル

ふわふわの布地だった

セクシーなルーレットマシン。
このコイン?というかチップみたいなものは穴に入れると自動で積み上げられるらしい。

すごいかっこいい

夜になると実際にカジノで遊んでいる人たちを見学もできるらしい。
その時は正装でないといけないらしいので、今度来るならジャケットとドレスを用意しなければならない。

圧巻の装飾

そしてこの部屋からレストラン・バーに移動。
ステーキと寿司がおすすめらしい。
ガイドの女性に「あなたは日本から来たの?なら寿司をお勧めします」と言われたが、一貫いくらするのか怖くて絶対に食べれない。

寿司がお勧めだ

奥にはクラブスペースがあり、ここではDJが音楽をかけてお酒やダンス、おしゃべりを楽しむらしい。
さっきのポーカーの部屋は1800年代からの内装を受け継いでいるのでリフォームはできないが、このクラブは新しく作った部屋なので10年前にリフォームしたばかりで新しいらしい。

素敵な色使い

このクラブと壁を挟んで反対側にあるのが、庭に面した開放感のあるレストランだ!
なんだか一気に朝と昼の世界というか、ここで結婚式のお祝いとかしても良さそうな雰囲気だ。

緑がいっぱいで明るい

そしてまたさらに別の部屋へ。
この部屋は1人でプレーするスロットのようなものが12席あるらしい。
数ユーロの少額からプレーできるらしく、初めての人はこれをお勧めすると言われた。

スロットデビューか!?

カジノの全ての部屋を見学して、大体40分くらいでツアーは終了した。
「ぜひ次は夜、実際にみんなが遊んでいる時に来てくださいね」と言われた。
確かに実際に夜みんながポーカーやルーレットをやっているところを見た方が雰囲気は伝わりそうだ。
それでもカジノという滅多に普段来れない空間にこれてゆっくりインテリアや部屋を見れたのは嬉しかった。


そしてバーデンバーデンから1時間ほどかけてフランスとドイツ国境の街、ストラスブールへ!
市街地からちょっと離れた場所に駐車場があり、なんとたったの4.2€で終日借りることができる。しかも市街地までの電車の往復チケット付き(車の同乗者7人まで)という、もう謎の破格、というか赤字駐車場だ。

車を停めた後は路面電車に乗って移動する。

雨が降ってとても寒かった

ついに来た!
人生初、フランスの電車だ!!!

ドキドキ

彼のお父さんが彼に「ミツキにEU議会に興味はあるか聞いてくれ」と言ったらしく、市街地に行くまでに途中下車してEU議会を見学してみることに。

国際会議の場だ

見学には身分証明書が必要なのだが、家に置いてきてしまい入れなかった。ガーン

そしてまた路面電車に乗って市街地へ!
フランスの鉄道もドイツと同じで改札がないらしい。

乗客はたくさん
秋も終わりかけ

市街地のあたりは私の大好きな可愛いお店でいっぱいだ。

入ってみよう!

このお店は、20人ものクリエイターたちがアップサイクル(リサイクル)をテーマに作品作りをしていて、それを販売している空間らしい。

お茶みたいなキャンドル

可愛いポーチ

素敵

そして本屋さんへ!

楽しみ

子供向けの本屋さんで、可愛い雑貨やおもちゃもたくさん売っていた。

いいなあ

ちょっとこだわった装丁やデザイン、製本の本が集まっている一角があった。

おおおお
可愛い絵本
素敵な文字使い
布張りの本
表紙が窓のようにくり抜かれた本


とてもお腹が空いたので、お昼ご飯を食べにFlammkuchenレストランへ行った。フラムクーヘンとはフランス語ではタルト・フランベというらしく、フランスのアルザスとドイツ南部で作られている薄いピザみたいなものだ。

美味しい!

フラムクーヘン専門店だったので、店員さんにはフラムクーヘン食べ放題プランをお勧めされた。
だけど昨日バーデンバーデンで食べそびれたドイツ名物のシュッペツレ(マカロニっぽいもの)がメニューにあったので、それを頼んでしまった。

フラムクーヘン専門店なのでシュッペツレを頼んでいる人は私たちの他におらず、シェフも作り慣れていないのか40分以上来なかった。
3人くらい別の店員さんに「シュッペツレが来ないのですが」と言って、なんとか持ってきてもらえた。

おいしかった

シュッペツレを頼んだせいで思わぬ時間ロスをしてしまったが、気を取り直して今度はフランスのスーパーに入ってみた!

セクシークリスマス

可愛い陶器のお店

こういうのを揃えるのが夢だ
可愛いいいいいい
いいなあ

クリスマスマーケットはどこも大体来週くらいから始まるらしく、まだストラスブールもクリスマスマーケットは始まっていなかったが、お土産物屋さんがたくさんオープンしていて街の雰囲気はとてもよかった。

何かが落下した

この前ケルンで見つけて買うのを躊躇っていたフクロウの湯たんぽを発見した!

ここにもいたのか

フランスといえばスイーツ!
エクレア、マカロンなどたくさんの美味しそうなスイーツもあった。

美しい
ジュエリーも

そして今度はちょっと大きめのスーパーへ!

たくさんのジャムやパテ

さっき食べたフラムクーヘンが、家で手軽に食べられる!

フランスならではの品揃え
パンコーナーにはクレープも!さすがフランス

世界遺産にも登録されている歴史地区、プティットフランスという場所へ歩いて行ってみた。

石畳とドイツ風の家が可愛らしい

プティットフランスには川が流れていて、春や夏にはクルーズが楽しめるらしく、船も見かけた。
だが今日はずっと朝から一日中雨が降り続けていたのでクルーズどころか水位がすごく上がって氾濫しそうで危険だった。

彼が子供の頃に家族と来たことがあるというソーセージやさんまで歩いてやってきた。
かなりインパクトのある見た目&陳列方法&寒さで思考停止したため私は何も買えなかった。

すごい

小さいソーセージやサラミが15本5€というお手軽な値段で買えるコーナーがあり、彼がおばあちゃんのお土産に一つ買った。

美味しそう!

彼のおばあちゃんはお酒、味の濃いチップス、ソーセージやサラミなどが好きらしい。それを聞いて少し驚いた。
前の日記で紹介したのだが、彼のおばあちゃんの家は本当に美術館のように綺麗なインテリアやアート作品に囲まれた空間なのだ。おばあちゃんもとても上品な人で、健康に気を遣っていそうな感じだったのだ。
だからチップスやソーセージが好きだと聞いて意外だと思った。

ワインも好きだと聞いたので、私は新居のあたりで作られたワインを買おうと思った。


結局ストラスブールにいた時間は6時間にも満たなかったので美術館などはいけなかったが、私の好きなイラストレーターがちょうどストラスブールで展示をしていたりして、気になる場所がまだまだたくさんあった。

電車で行くとなるとちょっと難しそうだが、バスならすぐに行けるようだしまた来ようと思った!今度はもっと暖かい時に…

可愛いポスター

帰り道に寄ってみたローカルスーパーの野菜売り場

溢れるほどのレタス

ストラスブールにあるノートルダム大聖堂にも行ってみた!
中に入ったらコーラスの練習をしていた。クリスマスのためだろうか。

ケルン大聖堂の方が高いかな?

雨で冷め切った体を温める&車で帰る前にトイレを借りるためにパン屋さんに入った。
クロワッサンとプレッツェルを買って席に着いたら少し落ち着いた。

ドイツ語を話すお客さんもいた

そしてまた車に乗って家に帰った。
雨がずっと降っていて暗くて少し危険だったが、なんとか無事に着いた。

こんなに簡単にフランスに日帰り旅行できるなんて、日本にいたら考えられないような感覚だ。運転ありがとう!

夜ご飯はひき肉をコチュジャンと味噌で炒めて食べた。

ごちそうさまでした

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