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ドイツ生活 647日目 2024/12/21 貴族の街🫅ヴィースバーデン

今日は土曜日!
今日は家から2時間ちょっとかかる場所にあるヴィースバーデンという街に行ってみることに!!
大体のクリスマスマーケットが今週末で終わってしまうので、滑り込みで最後にまた新しい街に行ってクリスマスマーケットを回ってくる事にしたのだ。

マインツ駅で乗り換えるところで、すごくホームが混み合っているのに気がついた。どうやらサッカーの試合があるらしい。みんな大声で話したりタバコを吸ったりお酒を飲んだりしていて、ちょっと近づき難い。
ドイツのサッカーファンはちょっと過激だ。

運よく次の列車は別のホームだった

そしてマインツからヴィースバーデン行きの電車が来た!

ドイツカラーでかわいい

マインツからたったの10分ほどでヴィースバーデン駅に到着した!

チビマウスのいいところは、ポケットに入れて手軽に旅行に連れて行けること。

けど遠くにあるものと一緒に撮りたい場合、ピントを合わせるのが難しい

まあいっか

ヴィースバーデン駅について、パリの駅からザールブリュッケン行きのTGVに乗った時を思い出した!
電車が通過できないように行き止まりになっていて、そこにはパン屋さんなどの売店が並んでいる。

同じような作りだ
駅構内はこんな感じ

駅の外に出てみたら、駅舎がとてもカッコよくて痺れた!

目の前には芝生の広場もあっていい感じ


ヴィースバーデン(Wiesbaden)「草原の温泉」("Wiesen" = 草原、"Baden" = 入浴・温泉)という意味で、特に温泉リゾート地として知られているらしい。

ヴィースバーデンは19世紀から続くエレガントな建築物を守り続けている都市らしく、確かに歩いていると目に入る住宅街の建物が全部美しかった。

わーすごい
マウスも感激
かっこいい
バルコニーも素敵

ザールブリュッケンには戦争の影響でこういう昔からの建物はあまり残っていないので、素敵な古い建築物を見ることができるのは嬉しい。


住宅地の真ん中には縦長の公園があった。
エントランスも丸くなっているところからしか入れないようになっていて面白い。

小さい子が簡単に入れるようになっている!
マウスなら余裕でくぐれるぞ

温泉リゾート、高級住宅街、古い建築物だけでなくワイン生産地としても有名だそうだ。今日は寒くて小雨が降っているが、夏になったらまた来ようかな?

街の電気屋さん
ゴミ箱
家電・工事屋さん

そして街を歩きながら市街地の中心地にやってきた。
すごく大きい観覧車があって、その下にはクリスマスマーケットの小屋がずらりと並んでいる。

わーい

素敵なパティスリーがあったので様子を見てみた。

可愛いい
わー美味しそう
いい雰囲気の店内だ。後でこよう


そしてMarktkirche(市場の教会)というヴィースバーデンの中心シンボル的なところにきた。
クリスマスマーケットが開かれていて、お店を見て回った。

今年訪れたミュンヘンやストラスブール、ケルンなどと比べると小さめの都市なのでそこまで混んでおらず、いろいろお店をゆっくり見て回ることができてよかった。

そろそろお腹が空いてきた
教会
焼き栗はドイツでも人気

クリスマスマーケットの隣には市場も開かれていて、お肉やチーズ、ワイン、野菜、果物がたくさん。

オレンジマウス

そしてランチは結局クリスマスマーケットでじゃがいもをすりつぶしてフライしたReibekuchenを食べた。

どう?

味はザールブリュッケン、ミュンヘンで食べたものの方が美味しく感じた!
けど他の都市よりも品物は全部1,2ユーロほど安かった。

ぬいぐるみ屋さんも


クリスマスマーケットをちらっとみて満足したあとはさっきチラッと中を見たカフェへ!美味しそうなモンブランがあったのでそれとカフェを注文して席をゲット!

わーい
ワクワク

見ての通り一番上はマロングラッセ!
そしてその下は栗のクリーム。モンブランのあの部分。口の中はひとまず栗の味わいでいっぱいになる。
そして茶色いところは外側がチョコレートクリーム、中は白いバニラのクリームで層になっていた。甘すぎず滑らかで舌触りが優しい。
そして一番下の台は外側はマカロンの生地のようなのを細かく砕いたものがくっつけてあって、中はなんと洋梨とスポンジ生地になっていた!

最初は一つ一つのパーツを試すように別々に口に運んでいったが、それらを全部確かめた後、日本刀で竹を切る人みたいに、栗の部分から一番下までフォークを一直線に下ろした。

全体を一度に口に入れた!
栗とチョコとバニラと洋梨が全員一体となってすごくいいチームワークを作っている。仕事ができる人たちが全員揃っている時の安心感みたいな、誰もミスをしないし絶対にこのプロジェクト、うまく行くに違いない!と、なんかそういう感じがした。
映画とかドラマでもよくあるけど、主人公がピンチの時に助っ人とかその道のプロとかボスとかすごい実力者達がいっぱい助けに来てくれて、最強のチームを作り出して事態を収拾させるor大成功に導く、みたいな。ああいうシーンを見ているときの突然の安心感みたいなのがあった。

栗とチョコとバニラと洋梨がそもそも美味しすぎて全員実力者だしこのお皿の上でどう組み合わせても何をやってもどう食べても美味しい、うまく行くってわかってる、そうわかってて作られている、そんな感じがした。

きっとこれを作るのにいろんな食材の組み合わせや調理方法を試して試行錯誤したんだろうな、となんとなく推測した。

私は料理とかお菓子作りが好きだけど、自分のためにしか作らない。
こういうふうに人を圧倒的な実力で驚かせたり感心させたり感動させたりは全然できないから、本当にパティシエとかシェフはすごいなーと思う。

食材の組み合わせのインスピレーションとか、見た目のデザインのアイデアとか、色々考えることがたくさんあってすごく大変そうだけど、楽しそうだなとも思った。

太らないように、虫歯にならないように気をつけながら今後もヨーロッパの美味しいすごいスイーツをたまに食べよう!と思った。


マウスをテーブルに置きながらケーキを味わっていたら、女性の店員さんが「ああ!マウス!可愛すぎる!」と声をかけてくれた。

隣の席の老夫婦も「素晴らしいわ。マウス」と声をかけてくれた。

マウスはもう私のドイツ生活には欠かせないパートナーになってくれている。

ケーキ屋さんの目の前の建物

ヴィースバーデンの市街地にある美味しいケーキ屋さんでした!

また来たい
薬局
クリスマスマーケット前で


そして電車に乗ってマインツ駅へ。
ザールブリュッケン行きの電車が来るまであと20分か、、と思っていたらなんと遅延であと40分後らしい。
それなら駅の外に出てちょっと歩いてみようかな、ということで駅前のクリスマスマーケットへ。

クレープやさん
グリューワイン屋さん

そして20分ほど時間を潰して駅に戻ってきたら、なんと実際は遅れはほとんどなく数分前に出発してしまったようだ。

ドイツ鉄道のよくないところだ。
20分遅れると言っておいて、その後実際は5分ほどの遅れで運行する。
20分遅れると言われたのでそれに合わせて行動したのに、それを後から15分も早められたら今度はその電車に間に合わなくなってしまうではないか。

元々のダイヤを守ることすらできず、さらに自身の遅延時間さえも把握できないことを、恥じるべきだ。

そうして結局また1時間後の電車を待たなければならなくなり、駅の本屋さんで時間を潰した。幸いマインツ駅の本屋さんは大きくて雑誌も小説もお菓子も文房具も色々取り扱っているお店だったので1時間ほど時間を潰すのに困らなかった。


そして2時間ほどかけて電車に乗って、午後8時過ぎにようやくザールブリュッケンに到着した!
もうお店は閉まっちゃったかな、と思っていたら市街地を歩いてみたらまだお店が開いている。もしかしたらクリスマス前の最後の土曜日だからどのお店もいつもより閉店時間を遅くしているのかもしれない!と思った。

そういえば先日家に封筒が届いた。
ドイツの政府機関?からのアンケートで、「あなたのドイツ生活がどんな感じか教えてください」というものだった。
答えたら10ユーロの商品券が貰えたので、それを使うために本屋さんに入って色鉛筆セットを買った。

わーい

なんだか自分へのクリスマスプレゼントみたいな感じで嬉しい!


そして夜ご飯はだいぶ時間は遅かったがお腹がぺこぺこだったのでエビチリを作った!

美味しすぎた

冷蔵庫にたまたま残っていたスイートチリソースとトマトソースと鶏ガラスープの素を使ったらすごく美味しくできた。
エビもいつもは冷凍のものを買うのだがたまたま先日冷蔵のエビを買っておいたので、それを使ったらプリプリですごく美味しくできた。
お腹も減っていたので、ご飯もおかわりしてもりもり食べた!

自分で美味しいものが作れるのは、海外生活では非常に大事なことだ。


今日のチャコ!

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