秋晴れの月曜日にCourseraの話
9月27日、昨日の雨で道路はまだ濡れているが、天気は快晴で気分が良い。今日は授業が夜の組合せ理論&アルゴリズムデザインの一コマだけだし、その宿題は既に提出済みなので、ゆっくり勉強できる。朝ごはんをFと芝蘭園レストランで(今日は僕もハムエッグサンドとスープワンタンを)食べてから、しばしC++に挑戦。まだ完全に仕組みは分かっていないが、なんとなく簡単なプログラムのコンパイル(プログラムを機械言語に変換すること)とエグゼキューション(プログラムを走らせること)が出来た。あとは国慶節明けに提出する宿題のプログラムのアルゴリズムをデザインして、C++で書くだけだ。国慶節は全中国国民が享受する7日間から、なぜか清華大学生だけ3日間に短縮されているが、文句は言うまい。
10時くらいに一休みして清華大学のノベルティグッズを売っているお店に行ってみる。キャンパスの南側の住宅街の中にある。ポロシャツやパーカーが200元前後(大体3,400円くらい)だ。ま、今はまだ衣服に困っていないので、今度いつか買おう。
留学生寮に帰る途中に天猫スーパーマーケットによって、おにぎりとパンと果物を買ってお昼ご飯にする。28元。寮の自室で食べる方が高いのか。まあいいが。
自室でC++の勉強をしていて、ふと気付いてCourseraを調べてみる。Courseraはグローバルでも有力なE-ラーニングのプラットフォームの一つで、対象とする分野も広く、コースも多彩だ。ペンシルバニア大学や清華大学、企業だとグーグルやIBMもコースを提供している。ハーバードやMITがやっているedXとよく比較されて、より易しいなどと言われるが、それはそれで良い。前にも書いたが、僕はここで1年間400ドルでほとんどの科目が取り放題のCoursera Plusという割引コースをとって2年目だ。ちなみに最近覚えたプログラム言語のPythonはここでミシガン大学のコースを取りまくって覚えた。非常に感謝している。で、C++のコースはあるかと思って見てみると、あるある、いっぱいある。UCSCだの、イリノイ大学アーバナシャンペーンだの、プリンストン大学だの、取りたいコース満載だ。流石に国慶節の3日間で全ては取れないが、中長期的にC++の習得に努めたい。
あと、機械学習の授業履修で要求されている、データサイエンスコンペティションのKaggle向けのコースもある。タイタニック号の沈没の際に生き残った人をデータから推測して実際の記録と比較するという、Kaggle入門コースもある。これは国慶節中にできるだろう。ありがたい。
残念ながらCourseraのコースのほとんどは英語で提供されている。が、日本語のコースも200本以上ある。自宅で気軽に勉強出来るし、留学の準備には最高だ。留学を検討していたり、コンピュータサイエンスの学習を考えている皆んなに、本当にお薦めしたい。
さて、夕ご飯はいつもの玉樹園レストランの2階で肉ラーメン(20元)を食べる。麺は少しノビ気味だが、熱くて結構美味しい。結構良い食材を使っている。食べたあと急いで寮に戻ってC++の勉強をしていたらすぐに19:20、組合せ理論の授業の時間だ。ここで朗報!オンラインのプログラミングの宿題は3題の内、後ろの2題はPythonで実装しても良いとのこと。最初の問題はC++が必須だが、アルゴリズムは割と単純なので勝算が出てきた。21:15くらいに授業が終わったので急いで帰ってきて他の宿題を少しやってからこの日記に着手。今日はこれくらいで筆を置く。