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現ISIL指導者:アブ・イブラヒム・アル・ハシミ・アル・クラシ

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       ↓ 2008年逮捕時に撮影された写真

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       ↓ 2012年撮影、現存するアブドゥラー最後の写真

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・呼び名が多数。ISIL内ではハジャー・アブドゥラー(Hajji Abdullah)と呼ばれている。

・バクダーディ死亡前からカリフの運営の多くに携わる。

・イラク第2の都市モスルから34kmにあるアル=マハルビーヤ(Al-Mahalbeiya, Ninevah)の出身。

・1976年生まれ。

・生まれ故郷は2003年にイラクのアルカイダが誕生した場所。

・2003年のアメリカによるイラク侵攻前に地元の小さなジハーディスト集団で活動していたが、より大きな組織での活動を望み、アルカイダに加わる。

・2008年に逮捕、ブッカ(Bucca)に収監、数か月間、尋問される。 そこで何人かのISメンバーの名前を唄った模様。2010年頃に保釈される。

・2010年の保釈後、バクダディーのISに加わる。

・ニネヴェ地区のIS幹部になる。

・元IS高官の話として、1. バクダディーほど知性は高くない、2.自分の最側近以外は誰も信用していない。

・バクダディー体制下では法務大臣のポジションを担い、処刑やそのグロテクスな処罰の監督を行う。2014年にシンジャ―ルを支配下に置いた際には、数千人のヤジーディー教徒を殺害。

・アメリカ軍によるドローン攻撃で足を切断し、現在は義足を付けている。

・現在はクルド人支配下のイラク北部のどこかに潜伏していると思われる。イラクとシリアのスンニ派の不満を利用できる機会を伺っている。