障害者枠で働くということ

面接で「障害者枠で入られたということを部署に連携しますがよろしいですか？」という質問があった。

障害者枠で入るとおのずから部署にその障害特性を連携される。

連携されることにより働きやすくなる点と偏見で見られてしまう点があるように感じた。実際、障害者雇用で入社した人とは差別や偏見はあるのだろうか？

前職の部署で身体障害の方だったが入社されて、手足が悪いにも関わらず、郵便物を運ぶ仕事をやらされていた。彼女は入社した際に障害部分を部署全員にメールで知らされ、差別のないように。という文言を付け加えられていた。大部分の人が彼女との壁を感じ、仲良くなることはなかったように感じた。

私は今、発達障害者向けの就労支援をKaienという事業所で受けている。その事業所に通う人の中には頭の回転が速くて、仕事がデキるタイプの人もいるが、無口だったり、どこか人とのコミュニケーションに億劫だったりするが繊細な性格なため、とても素直で優しい人が多い印象も受けている。

発達障害者はある部分がデコボコなだけでやり方によってはパフォーマンスをものすごく上げられるタイプの人が多いのに、なかなか意識浸透までは時間がかかるのかもしれない。

世の中の障害理解がもう少し進んでほしいと思う。