関節リウマチの診断について思うこと
関節リウマチの診断って、難しいんだろうな。と感じます。
実際に私も、「あなたは関節リウマチです。」と正式に診断されたのは3つ目の病院で、痛みを感じ始めてから実に3年後でした。
関節リウマチは、「この検査で陽性だったら間違いない」といえるような、診断の決め手となるものがないようです。
リウマチ反応を調べるリウマトイド因子が陽性だとしても、関節リウマチと特定できないとか。
私も血液検査で明確な数値が出なかったので、なかなか関節リウマチと診断されずに、悶々とした日々を過ごしていました。
病名が分からなくて謎の痛みに悩まされていた時期は、痛みがなかなか治らなかったり、周りに辛さを伝えにくかったり、なんでこの痛みがあるのか理解できない状況でした。
最初は、処方された薬でもなかなか症状が治らず、痛みが無くなりませんでした。
今では、関節リウマチと診断され、週一回の薬を飲むことで、ほぼ痛みが無くなっている状態です。
関節リウマチは、病気が進んでしまう前の初期段階に発見して、すぐさま治療を始めることが、良い経過に向かうポイントのようです。
なので、以下の症状があって辛い場合は、最初からリウマチ専門医を受診するのが良いとのこと。
関節リウマチ・自己チェック
1.朝、起きた時に関節のこわばりが15分以上あり、そういう状況が1週間以上つづく
2.全身の3つ以上の関節がはれ、その状態が1週間以上つづく
3.手指の第2、第3関節、手首、足首、足指の付け根の関節のはれが、1週間以上つづく
4.左右の関節がはれ、1週間以上つづく
1つでも思いあたるものがあったら、リウマチ専門医を受診しましょう。
引用元:「患者のための最新医学リウマチ」高橋書店
今思うと、上記のチェックのうち、すくなくても1は該当していたなぁと思います。
私が最初に行った病院は、リウマチ専門医ではなく、リウマチも見れる整形外科でした。
2つ目の病院は、内科系のリウマチ専門クリニック、
3つ目の病院は、リウマチ専門医がいる大学病院。
最初の検査の段階からリウマチ専門医がいる病院に行くことで、初期段階のうちから治療を開始できる可能性が高まり、その後の症状にも良い影響があると思います。
なかなかリウマチ専門医がいる病院って、近所にないことも多いんですけどね…。
私が3つの病院を転々とした経緯や、その時の症状などは、また改めて記事を書きたいと思います。