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私のなかのグラデーション
空を見上げては、今日はどんなかなぁと、あたかも空に誰かが居るような感覚で、そっちはどんな感じ?コチラはねぇ、、、と、こしょこしょと対話をする
はたからみたら、ちょっとあやしい人ね
そう、わたしは、ちょっと変わっているのかもしれない、比較的変わっている方の人間なのかとも自覚しはじめている。
いや、そうでもないか⁈
だって、植物とお話しする方もいるじゃない?
心のなかで話しかけながら水あげたりするのだけど、それと同じ感覚かもと思ったら、そんなにおかしなことでもないよねと。
いんや、そんなことに、とらわらなくたって、よいよね、と辿り着いた。
いま。ぶじ着陸。
たまたま綺麗な雲を見つけた時、よくよく観たら、彩雲のようなものが目に入ってきて、走らせていた車をわざわざ停めてみた。
それで、何が、こんなにも虜にさせるんだろうかと感じてみたら、この、グラデーションなんだと確信した。
白か黒、はっきりした境目なんじゃなく、白から黒の間にある、グレーな部分、もちろん、白も黒も単体でも良いのだけど、ちょうど変わっていくあいだの部分がとても愛おしく思えた
山の中に、山奥に住んでいるからか、自然な現象がよく目に入るのだけど、この前見れた虹も、清々しい夏の朝に見えた朝靄も、季節問わずの朝焼けだって、夕焼けだって、雲海も、
炎の揺らぎ、ろうそくだって、焚き火だって、水だってそう、山から下流へ流れていく小川の流れも。風も、、、かなぁ
揺らぎは、揺らげるのは、とっても美しい
何かが変わっていく様も、変容も、虜にさせられる
だから、料理番組を見るのも好きなのか
原材料が、素材が、、、形を変えて、本質は変わらないはずなのに、あんな変容を遂げる
なんて素晴らしい現象なんだろう
そう。だから、、、ね、にんげんもね
わたしたちが揺れる様も、精神的にも、肉体的にも、ネガティブにもポジティブにも、本当にその人を露わにしてくれる一つの面ではあるけれど、その瞬間もずっと続くものでなくて、どんどん変わっていく
そのすべてが、美しいと思えてきて 心から尊いことなんだなぁと
ちょっと忘れたくない備忘録のこして、さっさとお風呂行ってくる
(つづく)
いつにつづくかも分からないけれど
一旦つづく、としておこう
きっと、まだまだ、つづきがあるとおもえる
今は、そんな気がしています