ハイスペ男にこだわるのをやめてみた件
できることなら年収1000万越えで、実家が太いイケメンと恋に落ちて専業主婦をしたい。
と、思っていたとしても声に出しにくい時代。
男女平等。
昔は女性も働くという選択肢が少なかったのだから、今の恵まれた環境に感謝しろ。
専業主婦希望とか時代遅れ。現実みろブス。
とかいう、イマジナリーアンチの声が聞こえてくる。
なぜ、夢を持てと言われるのに、ハイスペイケメンと結ばれてお家でゆっくりご飯を作るような家庭を持つ夢を見てはいけないのだろうか。
とはいえ、もう30なわけで、年齢を言い訳にしたくはないけど否が応でも現実を突きつけられるわけでありまして。
マッチングアプリの検索条件の年収欄を少しずつ下げていくわけであります。
マッチングアプリは素晴らしい文明の発展の産物だと思っている。
でも、なんか、条件でしか人を見れなくなっている自分に気づいて、嫌気がさして、ただのチャットアプリで知り合った男に会ってみた。
彼のスペックはまだ知らない。
アイコンからマッチョであることくらい。
そもそも、なんか気の合う友達になれたらいいなーくらいのテンションで会ってみた。
実際に会ってから聞き出した彼のスペックは以下
・3歳年上
・身長173センチくらい
・筋肉質
・自営業の実家で修行中
・だいぶ昔にスピード離婚のバツイチ子なし
・趣味マンガ
・年収不明
・よく食べる
私はどちらかというとアニメ派だったけど、アニメ化されてないおすすめのマンガを読んでみて、すっかりマンガ派に転身。
今は、今更ワンピースに手を出し始めた。
漫画原作の映画を一緒に見に行って、あんバターナンのあるインドカレー屋さんに行ってみたり。
ドキドキ・ワクワクってわけじゃないけど、気軽にごはんに誘ったり、あれ見た?これ見た?とか、お月見バーガーもう食べた?とか、そんな普通のやり取りが心地いい。
もちろん、結婚して子供を産みたいって人はリミットがあるので、逆算して効率よく婚活を進めていく必要があると思う。
でも、バツイチで今のところ子育てにも興味のない私には、こうやって理想像にこだわりすぎずにいろんなバックグラウンドの人とで会ってみるというのも楽しいなと思いました。