「上司が嫌いで仕事に行きたくない」をアドラー的に論破してみた
会社員のよくあるお悩み。
「上司が嫌いすぎて、まじ会社行きたくない」
この悩みに対して、アドラーならどう考えるか考察してみた。
※アドラーとは、アドラー心理学の提唱者。正式には「個人心理学」という。
「嫌われる勇気の」の題材となっている哲学のような心理学。
・目的論
「上司が嫌い」だから「会社に行きたくない」は原因論的な考え。
アドラーは目的論者なのでこう言うと思う。
「会社に行きたくない」もしくは「行かない」という目的のために「上司が嫌いだ」という感情を作り上げているのでは?
仕事をしたくないから、わざわざ「嫌いな人」を見つけようとしているのでは?
そう。お気づきかと思いますが、アドラーは結構キツイこと言ってくるんです。
考え方がマッチョなんです。言いわけが許されないというか、、、。
とはいえ、「上司が嫌いすぎて、まじ会社行きたくない」問題とはどう向き合えばいいのか。
課題の分離を用いて考察してみよう。
・課題の分離
そもそもなぜ、上司が嫌いなのだろうか?
理由を考えてみた。
・小さなミスをネチネチつついてくる
・言い方がきつくていちいち傷つく
・責任を部下に押し付けてくる
・仕事を任せてくれない
ここで「課題の分離」を召喚。
言い方がきついとか、仕事を部下に任せられないのは「上司」の課題であって、「私」の課題ではない。
「私」は、”この人はそういう言葉遣いをする人であって私を傷つける目的でやっているわけではない”と思うようにしたり、
”私はその言い方苦手なのでやめてもらえませんか?”と言ってみてもいい。
仕事を任せてもらえるように、実績作りに励めばいい。
自分ができること=「私」の課題に注目して、自分ができることから始めればいい。
その結果、上司の態度が変わるかどうかは「上司」の課題。
「仕事に行きたくない」なら一度会社をやめて休んでみてもいい。
転職してもいい。
・まとめ
その会社に所属し続けるという行動を選んでいるのは、「私」自身。
自分で決めたこと。
だから、考え方を変える、会社を変えるという行動を選ぶこともできる。
いつでも自分次第で変えられる。
なのに、なぜ人はなかなか変われないのか?
この課題については、また後日。
ヒントは「ゆう◯」
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