愛と意識を広げると世界が変わる - なまけ者のさとり方6
私たちは皆、愛や意識を広げることもできれば、縮こまって頑なになることもできるのです。
あなたの心や体、周りの人々のすべてに、豊かに愛を込めてあなたの意識を向けてあげてみてください。
そして、そのすべてを認め、受け入れてあげてください。
愛を広げるということは、この宇宙に存在するすべての人々が、今すぐにでもできることです。
意識を広げれば、私たちは天国に行けますし、愛を広げれば、私たちは自由になれるのです。
あなたが今、どんなことをしていようとも、そうしている自分をそのまま丸ごと愛してあげてください。
どんなことを考えていようとも、そんなことを考えている自分を愛してあげてください。
もし、自分を愛するということがわからなければ、それをわからない自分を愛すればよいのです。
自分の波動が高いか低いかどうかなど、心配する必要はありません。
いずれにせよ、今のあなたの状態を愛せるようにならないと、あなたは今より高い状態に行くことはできないのです。
どんな精神状態にいようと、この宇宙のどこにいようと、あなたには、意識を広げるか、縮めるかの、そのどちらかしかないのです。
選択肢がその二つしかないのですから、縮こまって頑なになっているよりも、意識を広げて愛の目で物事を見た方がいいに決まっていますよね。
この地上で起こっていることを、何千万何億ものバイブレーションのレベルで、人はそれぞれ体験しています。
恍惚として幸せに満ちている人もいれば、暗く惨めな思いをしている人もいます。
どのバイブレーションに合わせ、どのような体験を選ぶかは、完全にその人の自由なのです。
自分自身の意識と愛の広がりさえ変えれば、すべては変わります。
宇宙は無限で、すべてが一体で神聖です。
自分にあまりに厳しくしてはいけません。
自分自身に愛を注いであげれば、その愛がどんどん大きくなっていき、目に映る世界は喜びに満ちたものに変わっていくのです。
本を手にして開いたとたん、涙が溢れてきたというメッセージを多くの方からいただいております。
それは、ここに書かれていることを私たちの魂はもうずっと前から知ってるからなのです。
私たちは、いろいろなしがらみや教育、道徳などの教えにより、他人のことばかり気にするようになってしまいました。
自分をないがしろにしてでも、そうすることが人として素晴らしく、偉いのだと思い込んできたのです。
しかし、自己犠牲から生じる愛は愛とは呼べないものなのです。
私たちは収縮してしまっているとき、かたまりとなり完全に内にこもってしまいます。
収縮すればするほど、他の人と同じスペースを共有できなくなってしまうのです。
そして、恐れ・痛み・無感動・憎しみ・悪意・その他ありとあらゆる否定的な感情を経験してしまいます。
極端な場合は、あらゆるものに抵抗し、自分の意識を全くコントロールできないような気持ちになってしまうのです。
こうした感情は、かたまりのレベルのバイブレーション特有のもので、そこから広がり、自分の考えや、今起こっていることに逆らうのをやめれば、その状態から抜け出ることができるのです。
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🔗 なまけ者のさとり方 PHP文庫 文庫 – 2004/6/1
自分の愛し方がまだわからなくても、わからない自分を優しく抱きしめてあげましょう。
小さい頃、自転車に乗る練習をしたみたいに、少しずつコツをつかんでいけばいいのです。
ふと気づいたら、心と体が愛でいっぱいになって、それが自然にこぼれ落ちて大切な人を幸せにできる自分になっているのですから。
これまでの記事です。
🔗 はじめに - なまけ者のさとり方 - 1
🔗 許し・認め・愛すること - なまけ者のさとり方- 2
🔗 かたまりとスペース - なまけ者のさとり方 3
🔗 耳から聞く - なまけ者のさとり方4
🔗 心を開いて内側の目で物事を見る - なまけ者のさとり方 5
フランスから愛を込めて❤️
ミカリュスより
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