かたまりとスペース - なまけ者のさとり方 3

私たちは皆、平等です。

そして宇宙とは、私たちのお互い同士の関係なのです。

宇宙はただ一種類の実体からできていて、そのひとつひとつが生命を持ち、ひとつひとつが自分の存在のあり方を自分で決めています。

🔗　はじめに - なまけ者のさとり方 - 1

🔗　許し・認め・愛すること - なまけ者のさとり方- 2

皆さま

なまけ者のさとり方の本はお手元に届いていらっしゃるでしょうか。

もう全部読んで、全てが腑に落ちて納得できたという方もいらっしゃるかもしれません。

または、かつての私のように本を手にとってはみたものの、著者の言っていることが真実だということはわかるのだけど、心の奥底まで腑に落ちるというわけではなく、目は文字を追って頭は意味を理解しようとしているのだけど、それ以上深くは入ってこないようなジレンマを感じている方もいらっしゃるかもしれません。

著者自身もこの本に書いてある内容を理解するのに何年もかかったと述べています。

今は、ピンとこなくて、それぞれの人生の体験に照らし合わせていくことで、少しずつ意味のあることになっていくことでしょう。

この本を読んで全てがわかったという人は少ないと思います。

ただ、この本の心地よいバイブレーションに触れて、前よりも気持ちが楽になった、幸せを感じられるようになったという方が一人でもいればいいなと思います。

この本の中で、まず最初に理解しておきたいことは、私たちは意識の状態によって拡がったり縮んだりしているということです。

私たちは、何かに悩んで思いつめているとき、ぐっと縮みこんで「かたまり」の状態になってしまいます。

そうなってしまうと全てのことが自分の力ではコントール不可能に思えて、ブロックがかかってしまうのです。

反対に意識が拡大すると、物事がゆっくりと進むように見えて、自分の意思でその動きを変えることができるようになります。