私たちは人生劇場の舞台演出家
今朝起きたら、パリの空は快晴で、もうそれだけで嬉しくなってしまっている私です。
しかも、我が家のすぐそばの木に住んでいる幸せの鳩の写真を撮ることができました。
写真の真ん中に鳩がとまっているのが見えますか。
この子です。
もう何年も前からここに住んでいて、いつも写真を撮ろうとするのですが、窓を開けただけで飛んでいってしまうのです。
でも今朝はこうして上手に写真を撮ることができたので、皆様にも幸せのお裾分けをさせていただきますね。💛
こちらの記事を読んで、朗読も聞いてくださった方々たちから、本を購入して予習をしていますというご連絡をいただいております。
750ページもある本のどこから始めていいのか難しいところなのですが、上記の記事でご紹介しました朗読の4章で触れられています、私たちが演じる人生劇場に、できるだけわかりやすく私の言葉で、皆様にお伝えしていこうと思います。
今、私たちは21世紀という時代で地球を舞台とした人生劇場を監督総指揮している演出家であり、その舞台を演じている主役の役者であると考えてみてください。
舞台で使う小道具や舞台装置、お芝居のテーマなどはすべて私たち自身で考えています。
脚本や演出、どのように演技するかは、監督であり演出家のあなたの手に委ねられています。
そしてあなたが演出家として監督するその舞台に登場しているあなた以外のメインキャストや脇役さん、エキストラさんも、全てあなたの書いた筋書き通りに演技をしてくれています。
しかし、私たちの多くは自分の出演する舞台の役作りと演技に夢中になり過ぎて、自分がその物語を創作し、監督しているシナリオライターであり演出家であることをすっかり忘れてしまっています。
あなたの演じる役柄の希望や落胆、喜びや悲しみ、挑戦や失敗などにすっかり溺れてしまい、この現実が自分で創作した舞台であったことを忘れてしまっているのです。
このことはなぜ起こってしまうのでしょうか。
それは、私たちが自我でしか物事を捉えるとこができなくなっているからなのです。
瞑想などで、自分の奥深くまで辿り着かれている方は感覚でわかっていらっしゃると思うのですが、本来の自己とは、自我が捉えている自分の役をしている役者ではなくて、それを動かす総監督の方なのです。
なので、今現実に起こっていることに、一喜一憂して苦しむ必要は全くなくて、総監督として、自分の動きや感情を調整していく力を私たちは誰でも平等に持っているのです。
生まれ持った能力や育った環境などは関係ありません。
ただ、気づいているかどうかだけの話なのです。
一度、そのことが腑に落ちると、自分の人生を自分自身でクリエイトしていくことができます。
思いもよらない事件が起こっても、それさえも演出の一場面と楽しむ余裕すら出てくるのです。
そしてその余裕は、必ず、その後の人生をよい方向へ導いてくれます。
なので、もし今、何か思わしくないことが起こっていても、その人生劇場にのめり込まないようにしてくださいね。
そういうときは、ふわっと空へ昇って、鳥か天使になって気持ちで、自分や周りの状況を遠くから眺めてみてみてください。
きっと解決の糸口が見つかります。
すぐにではないかもしれません。
でも、あなたにとって一番良いタイミングで、物事は良い方向へ必ず進んでいきます。
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