愛しかない世界

私たちは元々、愛しかない世界にいたのに、いろいろな感情を体験したくて、憎しみや恨み、悲しみや後悔などの思いを味わうことになりました。

それは今ここに肉体を持って生きているという証しで、全てはあっていい感情なのだけど、本当は愛しかない世界にいた私たちは、そんな体験がときには重くのしかかり、生きていくこと自体が辛く感じてしまうこともあるでしょう。

なので、せっかく体験しようと決めてきたのだけど、もう十分に味わったと思う人はシフトしちゃっていいのです。

人生のどん底で覚醒体験をする人が多いのは、きっと、自分で決めてきた体験プログラムのある段階までをクリアしたということなのだと思います。

覚醒後もいろいろあるのは、体験プログラムにはまだ続きがあるから。

だから、ふわふわいつも夢の中みたいなことにはならなくて、覚醒後も普通にいろいろなことが起こるのだけど、だけどそれは前みたいに理不尽に感じるようなものではなくて、自分にとって不都合に見えることさえも愛に感じる、そしてそれは本当に愛なのだとわかる感じがするのです。