菖蒲華 〜あやめはなさく〜
七十二候では、菖蒲と書いて「あやめ」と読みます。
アヤメ科アヤメ属の花は そのつくりによって 文目(あやめ)燕子花(かきつばた)花菖蒲(はなしょうぶ)...それぞれの名の表現も美しいです。
「いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」
甲乙つけがたいことのたとえです。
なんて 粋な表現でしょうか !!
さわやかな青空の下、
しゃんと上を向く茎に ビロードのような
質感の こっくりとした紫の花に 深い愛おしさを感じます。
茎から のぼり立つ 高貴な香りが
微かに芳しい。
上空に 初々しい燕の子らを
見掛けることができるでしょうか
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