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最近学んだ「幸せに近づく技術」について。

偶然、いろんなところでオススメ本として現れた書籍《「幸せ」について知っておきたい5つのこと NHK「幸福学」白熱教室》

縁を感じてポチッたのですが、なかなかいい本でした👏

「5つ」と書籍タイトルにはありますが、結構たくさんの知見が含まれてます笑

その中でも個人的にオススメな「幸せに近づきやすい技術」を4つご紹介します。

1、SNSやメールをチェックするほどストレスが増える

詳細は書籍に譲るとして、概要は

メールのチェック頻度を減らしたところ、被験者のストレス度合いが低くなった

という実験結果がありました。

メールと同じくSNSやSlackといったコミュニケーションツールの利用量が、ストレスに関係します。

もう少し端折って解釈すると

スマホを触る頻度・時間を少なくするとストレスが下がる(可能性が高い)

1週間ほど実際に試したんですが、効果アリだと言えそうです。
(プラセボ効果かもしれないけど)

人は利用しようと思っても20秒ほど手間がかかると分かると諦める傾向にある」という習性を利用して、スマホをデスクの1番遠いとこに置いてみました。

通知はギリギリ見えるところに置いたんですが、めっきり触る頻度が減って、精神的な摩耗感が減った気がしています。

減らそう、SNS/メールのチェック回数と、スマホをみる時間。

2、あらためて「3人目のレンガ職人」は幸福だった

比較的有名な、3人のレンガ職人の話があります。

1人目のレンガ職人は「レンガを詰めと言われたから詰んでいる」といい
2人目のレンガ職人は「教会を作るためにレンガを積んでいる」といい
3人目のレンガ職人は「大聖堂をつくり地域の人々を幸せにしたいからレンガを積んでる」といった。

3人目の職人のように働くといいよ、という話ですね。

書籍曰く、科学的にもオススメというのが面白い点でした。

幸福に影響を及ぼす大きな因子として「仕事」が挙げられており、3人目のレンガ職人のように仕事と向き合える人は、仕事を通じて大きな幸せを得ると言われています。

仕事とより良く向き合える人は、意識的あるいは無意識的に、以下のアクションをしてるそうです。

1、顧客や社内のコミュニケーションの量と質を見直す(意義ある会話を社内外で増やす)
2、自分の仕事の意義を広げる(単なる仕事から社会貢献に昇華する)
3、自分の仕事内容に手を加えて「プラスワンモア」を狙う(求められた以上のことをする)

このアクションを「ジョブ・クラフティング」と呼ぶそうです。
(詳細は書籍にて)

3、快適さ・気持ちよさの追求は、ほんとうにムダ

いまやエアコンの積んでないクルマって、ほぼないに等しいですよね?

これが大昔は「ないのが当たり前」だったそうです。

「別になくてもいい」といわれた車内エアコンも、いざ搭載されると「ないと困る」と言われる状態に。

人は快適さに慣れると、もっともっと快適になりたいと願う生き物なんだぞと紹介されておりました(なるほど)

もっと快適な住まいにしたい
もっと美味しいご飯が食べたい
もっと楽に働ける職場にしたい

快適さを追求しようと思えば際限がありません。

ましてや、これを商売にする方が非常に多いことからも「永遠に浪費できるから注意しような」という助言が書かれてます。

逆に「間欠強化」といって、なかなか手に入らないと分かると、人はめっちゃ欲しくなるという修正を持っています。

なるべく「ご褒美化」をすることで、浪費せず効率的に幸せを感じられるよ、という話は納得でした。

4、最期に悔やまないために「ワガママ」になる

人生を終える間際の方々に「どんなことを後悔しているか」と訊ねた結果

・人の期待に応えすぎた
・働きすぎた
・自分の気持ちを伝えられなかった
・友人と付き合い続ければよかった
・自分が幸せになるのを許せばよかった

という意見が上位だったそうです。

これについては捉え方がいろいろあるかと思いますが、私自身は大まかに

自分の人生のキャプテンになれなかった

という後悔に捉えました。

ワガママというと、人に迷惑をかける印象ありますが、自分の本心に向き合って人生の舵を切る(意思決定をする)ことが少ないほどに、人生の満足度が下がるんだなと分かったことは、なかなか大きな知見でした。

幸せな最期が迎えられるよう、多くのことにチャレンジしよう。

💪

さいごに

もちろん幸か不幸かは、運による部分もありますが、ある程度は技術で「幸せ」に近づきやすくなると分かりました。

他にもいろんな学びが得られるので、一読オススメです。

おわり

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やっさん(Yasuhiro Ishikawa)
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