Piano, Violin and Guitar
工房に預けていたバイオリンが、弾ける状態になって返ってきました。職人さん、ありがとうございます。なんと30年ぶり…!
はぁぁバイオリンってじつに美しいねぇ……改めてほれぼれ。
しかし弾いてみたらあまりに弾けなくて……
30年ぶりだもの、仕方ないよね。。でもでも、ちゃんと弦の音! これだよーー!
ピアノ
今、シューベルトの即興曲op.90-1という曲に取り組み中。30代のころ熱心に弾いていて、最近弾いてみたら全然指が回らないことに愕然とし、一日30分、毎日練習することに決めたのです。2週間ほどで元のレベルくらいまで弾けるようになった。
プロの演奏も聴いたりして。そしたら自分の演奏が明らかに変化した。
英語学習と似てるね。毎日コツコツ、ネイティブのお手本を聞いて真似をして…その繰り返し。
ピアノは大したレベルではないながら一生弾いていくんだろなと思うけど、バイオリンに関してはわからない。
バイオリン
この楽器は、調弦からして難しい。そして、左手で正確な場所を抑えること、さらに右手の弓の動かし方がまた難しい。
ピアノなら難なくできる「正確な音を出す」ためにこれだけのハードルがある。
調弦は難しい上に、怖い。弦が切れそうで怖いし、せっかく調弦した後で糸巻がぐるんと回って台無しになることもあり、これも怖い。
調弦して弓に松脂を塗って…と弾くまでの準備に時間がかかるし、ふたを開けてすぐに弾けちゃうピアノとは違う。
小さいころから弾いている人にとっては当たり前のことだと思うけど、ピアノを弾いていて、高校生からバイオリンを始めたわたしにはちょっと大変で、億劫に感じてしまう。
しかし、大学卒業以来、ずーーっと気にはなっていた。ベッドの下やクローゼットにしまわれっぱなしのバイオリン。
もう弾くこともないかな、と思うこともあれば、すばらしい弦楽演奏を聴くと、独特な、渋みと温かみを併せ持った、何ともいえない表現豊かな弦の音に惹かれ、あぁまた弾いてみたいという衝動に駆り立てられることもあり(本当は低音が好き。チェロ好き。でも諸々の事情によりバイオリン)。
50を過ぎて、ついに決意した。
一度、修理に出して、弾いてみよう。レッスンも受けてみよう(これまでは先生や先輩に教わるのみ)。そのうえで、続けられそうなら続けるし、自分には合わない、無理だと思えば潔くやめちゃおう。そうすればもう逡巡や後悔もない。
修理には思いがけずお金がかかったし、レッスンにもこの先のメンテナンスにも当然かかってくる。
でも、やれるだけやってよう。アンサンブルもいいなぁと思うし、フィドルみたいな楽しいバイオリンにも興味がある。
ギター(アコギ)
ピアノ以外にやりたい楽器、No.1。だから今回、再開する楽器としてギターかバイオリンかで迷った。
ギターの音が好きなんだよね。あと音楽の形態として、サイモンとガーファンクルみたいなハモり+ギターが大好きなので、すごく憧れがあって。
そんなわけで30代で少しだけ挑戦。ビートルズの「ブラックバード」とか、日本のフォーク(「神田川」とか)を練習して喜んでいた。
ギターを弾くのも久しぶりすぎて、弾けなくなっていたけど、ピアノとともに練習して、だいぶ復活。
これはあくまでも遊び、楽しみとしてやっていく。
楽器3つは多すぎで、等しく練習することはできない。そのうち自然淘汰されていくことでしょう。
人生の最優先事項はやっぱり英語学習。
でもこうして楽器を弾いたり、晩御飯時に音楽を聴くようになったりして、英語に乗っ取られていた人生に、音楽が帰ってきた! それがとにかくうれしい。