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バイオリン5カ月
Now my life revolves around English study and violin practice.
(今やわたしの生活は英語学習とバイオリン練習を中心に回っている。)
ということで、毎日やってます! バイオリン。右手のボーイングはかなり良くなったと思う。先生からの注意事項が格段に減ったことが何よりの証拠。親指に力を入れず、小指で支え、肩甲骨と肘を動かして弾く感じがわかってきてうれしい(←これ弾いたことない人には読んでもまったくわからないですよね…)。あぁー、学生時代憧れていた、子どものころから弾いていた人たちの弾き方みたいになってきた!と思って。
そして左手。ただいま、親指以外の4本の指をあらかじめ押さえるべき場所のすぐ上に置いたまま弾けるよう鋭意特訓中。これまた何を言っているのかわからないと思うのですが……例えばA線で人差し指で押さえた音はシなのですが、その時に、他の3つの指がきゅーっと人差し指の方に寄ってしまう。学生時代ずーっとそうやって弾いてきたんです。その他の弦でも同じ。でもそれはダメな弾き方でした。バイオリンの基礎の基礎として、4本の指は押さえるべき場所のすぐ上にいなくてはならない。のだけど、これが難しい! 指があっちへこっちへ彷徨い、自分の指なのに何か違う物体のように動き回る(ちょっと不気味なほど)。これを何とかしたい。毎日やれば統制可能なのだろうか。
たぶん、小さいころからやってる人は初めからそう教わってトレーニングするので、特に苦労もなく、自然とできるようになるのだと思う。
だから彼らには、わたしの「そうやって弾くものだったのか!」と目から鱗が落ちるような衝撃(と、その後の修正の苦労)は決してわかるまい。先生も、きっとおわかりにならないと思う。あまりに当たり前すぎて。
52歳から再開したわたしのバイオリン道は、いかに何も知らずでたらめに弾いていたかを知り、それを一つずつ修正していく道。ちょっと変わっています。
一つ気づくたびに、うれしいとともに、過去のわたしがかわいそうになる。だって、正しい弾き方で弾くとちゃんといい音が鳴る。音程が安定する。無駄な動きがなくなる。
レッスンも受けず正しい弾き方を知らないがゆえに滅茶苦茶に弾くしかなく、うまく弾けずに落ち込んだり嫌になったり……何か、適切なアシストが受けられず勉強がわからなくなっていく子どものような……かわいそう。
わたしは今、適切な教えがあればわたしにもバイオリンが弾けたんだと、もうそれがわかっただけで再開した意味があった、と思っている。
それに加え、大人から取り組むメリットも感じている。
右手のボーイング+左手をなるべく広げ、押さえている指に寄っていかないように、毎日矯正トレーニング――こういうことが淡々とできるのは、それがいかに意味のあることかが理解できるから。大人になってから取り組むメリットの一つじゃないかな。
50代にもなると両腕を高く上げて弾くだけでも大変なのです笑
バイオリンってちょっと変な姿勢で弾く楽器だからね……
筋トレしつつ、毎日コツコツやるよー。少しずつ上達していけるように!