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農家になるには?

こんにちは、こあらです🐨
私は2025年の春から愛知県瀬戸市で真菰(まこも)農家として開業するために、現在様々な準備と勉強をしています。
皆さんは農家になるための方法はご存知ですか?
私は真菰と出会うまでは、農家にどうすればなれるのか、全く知りませんでした。

真菰農家になりたい!と思ってから最初にぶつかった壁は、田んぼを借りることでした。
イネ科の真菰は田んぼで水を張って栽培をしなければなりません。
調べたところ、どうやら瀬戸市では農地バンクという制度があり、耕作放棄地になっている畑や田んぼを借りることができるようです。
私はこの農地バンクを利用するべく、ある日市役所を訪問しました。
すると市役所の方から、「新規就農の方は農業塾を卒塾していないと田んぼをお貸し出来ません。」と説明を受けました。

農業塾とはなんぞや…?

詳しく聞いてみると、農業塾とは営農を目指している人の育成をするために瀬戸市とJAさんが共同で開催している講座だそうです。
期間は4月〜2月下旬までで、全19回の講義をなんと破格の5000円で受講できます。
市役所の方によると、瀬戸市ではこの農業塾を卒塾すれば農地バンクを利用して田んぼを無料で借りれるようになるのだとか。

これは通うしかない…!
と思い説明を受けた後に即、私は入校の手続きをしました。
その後申込みは無事に受理され、4月から農業塾の講座がスタートしました。
現在はナスやトマト、ピーマンなどの夏野菜を中心に栽培実習を行っています。

農業塾で育てているトマト

さて農業塾が始まり、順調に農家への道を少しずつ歩みはじめたように思っていたのですが、農業塾に入ってから私はとある事に気づいてしまいました。

田んぼの実習がない…

なんという事でしょう。農業塾を卒塾しないと田んぼを借りられないのに、講座には田んぼの実習や座学が一切なかったのです。
来年の春から真菰農家になるのに、今年のうちに田んぼで色々な経験を積まなくて大丈夫なのか…?そんな不安が脳裏をよぎりました。

これは、真菰農家さんと直接繋がって現場でご教授頂くべきではないか?
そう思い、私は東海地区の真菰農家さんに直接連絡を取り、田んぼの見学をお願いする直談判をはじめました。

次回はその直談判の末につながった、又は運命的に偶然繋がった真菰農家さん達とのお話を綴ってみたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました🌸
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