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プラットフォーム型ワークシェアの実証実験、スタートします!

なぜこんな面白い企画ができたのか、正直自分でも、よくわかりませんが。。

このたび、NPO法人ArrowArrow(AA)さんと一緒に、作業を外注したい個人事業主やNPOと、複数の子育て在宅ワーカーさんをつなぐ、「プラットフォーム型ワークシェア(仮称)」の実験を始めることになりました。
注:名称は私の個人的見解で、AAさんがもっと素敵な名前を付けてくれてます。

どういう経緯でそんなことに?

もともとは、

✔クラウドソーシングのサイトはたくさんあるけど、顔も見えないし仕事のお願いの仕方もわからない。
✔アウトプットをどの程度修正してもらっていいのか分からない。
✔コミュニケーションそのものがストレスで、連絡とるのもおっくう
✔結果、やりたいことが進まない悪循環。。

という、私の個人的なニーズから始まりました。

✔もっと人と人のつながりを大切にしたい。
✔発注者・受注者ではなく、一緒に仕事をする仲間になってほしい。
✔そんなクラウドソーシングの仕組みがほしい。

そんな話を、今年の夏ごろにAAの海野代表(ちーさん)に雑談交じりで話したところ、偶然同じようなことを考えていたらしく、

✔コロナで子育て中の女性の「しごと」と「暮らし」が深刻な状況に置かれている。
✔在宅ワークの可能性はあるが、一人ですべての責任を抱えるスタイルは責任も重く、万一を考えると一歩が踏み出せない。
✔複数人でワークシェアするクラウドソーシングの可能性って、あるんじゃないか。
✔AAとつながりのある人は多様なスキルを持っている。制約があっても能力を活かせる仕事のスタイルを生み出していきたい。

というアイディアを温めていたそう。

そこで話が盛り上がり、あっという間に今回の「プラットフォーム型ワークシェア」のコンセプトが固まり、11月からトライアルを始めることができました。

プロジェクトごとに必要なスキルセットを持つメンバーを招集し、複数のメンバーでワークをシェアする取り組み。さまざまな地域の人々との接点があるNPOが、それの取組全体をコーディネートするというもの。

AAのこれまでのネットワークと発想力、ちーさんの行動力のたまものです。ありがとうございます!

プロジェクトの概要

今回の実験では、私がプロジェクトオーナーとなって作業仕様を決めて費用を負担し、ちーさんがコーディネーターとしてAAとつながりのある子育て中の女性のみなさまにお声掛けしてチームアップ。本プロジェクトに賛同いただけるショーコさん、ミドリさんには、ワークシェアしながら作業を進めていただく、という座組となります。

プロジェクトは、NPOや個人事業主向けの自治体公募情報の検索サイトの構築、です。ショーコさんとミドリさんには、自治体公募情報のデータベース作成をお願いし、ちーさんには全体の相談役として何かあったら適宜サポートをお願いしています。

今後出る予定の公募情報や過去の案件の落札結果などを網羅することで、自治体案件への提案確度を高め、小規模な団体でも全国区のコンサルと闘える土壌を作ることが目的です。

地域に根差した志ある団体が、自治体と一緒に課題に取り組むことのできる社会を作ることが私のミッションであり、この取り組みはそれを実現するための第一歩でもあると考えています。

そのような取り組みの一環で、地域の課題に寄り添い新しい仕組みを生み出しつづけるAAのような素敵な団体と、多様な働き方の実証実験ができることに、心からワクワクしています。

どんな仕組み?

子育て中の在宅ワークの制約条件を考慮して、次のような進め方の仕組みを考えています。

✔全体コーディネート役がPJオーナーのニーズをくみ取り、仕事の要素分解、メンバーに必要なスキルセットを定義
✔在宅ワーク希望者の募集とチームアップ
✔スプレッドシートを活用した複数人での作業シェアの仕組みづくり
✔slackやzoomなどのコミュニケーションツールの活用
✔アジェンダを決めないお悩み相談会の定例化
✔レスポンスのルール化(既読スルーOK、急ぎの場合は直電等)

とにかく全員が顔が見える関係で、コミュニケーション上のストレスも少なく、自分の制約にとらわれない時間や場所で働くことができるような仕組みになれば、と思っています。

実証実験はこれからです。

この仕組みがどんな風に機能し、どういった課題が見えてくるのか。成果物である「自治体公募情報データベース」と同じくらい、ご期待いただきたいです。

どんな状況にあっても、どんな場所でも、しごとと暮らしを両立できる世の中を作るためのチャレンジ。

ぜひ見守ってください!

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