2021年度後期学習のまとめ
こんばんは。今週の月曜日に今期の成績情報(評価)が更新されたので、今回は恒例の学習まとめを書いていきます。
といっても更新された科目は経営組織論と卒業論文の2科目のみなのでわざわざ「まとめ」とするほどではないですが、いちおう恒例行事ですのでね。
1.今期の履修状況
冒頭で触れたように2021年後期に履修した科目は「経営組織論」「卒業論文」の2科目でした。卒論を科目とみなすかどうかは色んな意見があるでしょうけど経済学部は卒論必修ではないので科目という扱いになるようです。
①経営組織論
経営組織論はメディアスクーリングのみで開講されている専門科目です。正直、組織論にはあまり興味がないのですが(というか組織内でうまく生きていこうとするのは若干諦め傾向にある)、毎年申請者が多い人気科目だったのでダメ元で申請しました。そしてうっかり許可されました(笑)
講義全体の内容としては経営組織論を教科書に沿って全般的に勉強していくというより、先生の研究分野である「組織内における学び」を中心に組織論の代表的な理論や枠組みを身につけていく感じでした。とはいえ職務経験の中で生じていた(いる)現象が言語化されていて「これってそういうことだったのか!」と、社会人学生には腹落ちすることが多い内容だと思います。
評価方法は中間テスト+期末リポートです。中間テストは5回くらいありますが(うろ覚え)講義資料を見ながらやれば満点近い点は取れるので易しめだと思います。期末リポートは「〇〇について講義の内容に基づきあなたの考えを述べてください」系の設題だったので、講義の内容を最低限理解しておけば好きなように書けるリポートだと思います。
ただ、リポートに手を付け始めたのが提出期限の1週間前。読みたいと思う参考文献はほとんど貸出中で講義内容を深掘りできなかったのが悔やまれます(参考文献は早めにキープしておきましょう)。それでも「この内容なら最低このくらいは取れるだろう」的なリポートを提出して、最終的な評価はAでした。
②卒業論文
先に評価だけ言うと、Sでした。んなわけあるかい、という感想ですが、更新されてた評価がこれです。評価方法は先生によりけりだし必修科目でもないので、最低限の要件を満たしているかどうかが評価に反映されるようです。
卒論はそもそも出だしからダメな感じだったんですよね。テーマがなかなか決まらないまま論文計画書の提出期限が迫っていて「ブランドの取り組みを時系列的に記述すれば良いからなんとなくラクそう」という理由で事例研究にしました。が、計画書が返却されると「その研究の仮説モデルを立ててください」「そのブランドの価値はどう測定しますか?」…などなど、斜め後ろから殴られたような想定外の指示があって、構成を1から立て直し、モデルとはどのように立てればよいか修士論文を見たり、妥当な測定方法を検討したり…と、書いて字のごとく暗中模索でした。
6月くらいには「このリサーチクエスチョンだとあまり良い着地はできないのではないか」と薄々感づいていてモチベーションは駄々下がりでしたが、ここで諦めたら院進したときに気まずいなと思って止めるに止められず(院生を指導している先生だったので)…。中間報告を経て、「こういう風に書けばなんとかまとまるかも」とやっと見えてきたのが12月で、最終的には中間報告から7割くらい書き直して提出しました。
こんな感じで、卒論はまるっと1年かかってしまいました。逆に、提出期限まで1年あるからこそ中だるみの時期も長かったですね。データさえあれば3か月くらいで書ききるようなペースのほうが自分に合っているかもしれません。
②+α、卒論面接試問について
卒論は論文を提出した後に面接があります。今年はzoomでやりました。面接日程は論文提出期限の1か月前くらいに大まかな日時を教えてくれます。
面接冒頭ではまず「論題と論文の内容を簡潔に分かりやすく説明してください」と言われます。これは多くの専攻・分野で共通していると思います。
私の場合は担当教員が11月に行われた大学院入試の口述試験(面接)にもいらっしゃった先生だったので「その節はどうも…w」的な挨拶をし、論題と内容を説明して、先生からの講評がありました。「ここは定量的な検証をしたのか?」「インタビューなのだからもっと深掘りしないと…」…などダメ出しが8~9割でした。なので、最終評価はAがつけば御の字だなと思っていたのでキャンパスメイトでの成績を見てびっくりしています。
ちなみに面接所要時間は30分でした。先人たちのブログを読むと1時間~3時間かかるということだったので、あっさり終わって拍子抜けでした。
2.まとめ
今回は今期の学習まとめを書いてきました。経済学部の卒論執筆は本当に情報(先人たちの軌跡)が少ないので、また機を見て加筆するか、新しい記事を作成したいと思います。
いちおう今年度で卒業する予定なので、法政通信における学習のまとめは本記事が最後になります。4月からは系列の大学院に進むため、今後はそっちの記事を書いていきたいですね。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?