SKILL UP WEEK~お題を元にバナーを作ろう!~第13回に参加しました。
アラサー4児ママデザイナーみぃです。
今回は密かに憧れているKAORIさん(めっちゃ素敵な女性向けデザイン作ってる)主催のSKILL UP WEEKに参加しました!
SKILL UP WEEKとは?
KAORIさん主催の駆け出しデザイナー・初学者向けの企画で、擬似的なクライアントワークを体験できる内容になっています。
①お題(指示書)を元にバナーを制作
②KAORIさんからFBを貰う
③貰ったFBを参考に、デザインをブラッシュアップする
FBは最大4回で、②〜③を繰り返し作品をブラッシュアップさせます。
今回のお題は「インスタグラムの広告」
詳細は以下で指示がありました。
デザインの提出にあたって注意事項
●デザイン提出にあたっての3つの注意事項●
・参考にしたデザインも一緒に提出すること
→デザインの集め方、集めたデザインを踏襲できているかを見てもらえる
・ワイヤーも提出すること
→デザイン前にきちんと設計できているかを見てもらえる
・デザインを作る上で工夫したこと、悩んだことを書く
→KAORIさんが答えてくれる
課題とKAORIさんFB
リサーチ&デザイン収集
参考デザインの収集の仕方もFBくれると言うので、参考収集には時間をかけました!
まずコスメ•美容に関心のある20~30代の女性がターゲットということで
20代〜30代むけに美容情報を発信している雑誌VoCE / 美的 / ar に載っているコスメをリサーチ。
(雑誌は女性向けデザインのノウハウがぎゅっと詰まってるので)
今回の案件では「アンケートに答えたらギフト券がもらえる♪」といったワクワク感、テンションは高めでデザインする方が合ってると思い、
ハイブランドではなくプチプラコスメのデザインを収集しました。
「女性らしいデザイン」と「ギフト系デザイン」とを分離してそれぞれのデザインを収集し
「女性らしいデザイン」からカラー・あしらい・フォントを、
「ギフト系デザイン」から文字組を参考にして制作することに。
カラー選び
コスメ自体がヌーディーカラーやピンク系が多いので、バナーもそれに似た色のデザインが多い傾向にありました。
また一目で女性向けだと分かるように今回の案件ではピンクをメインカラーに使用。
同色だけだと単調すぎたので補色をアクセント色として入れました。
フォント選び
共通してコスメ系には細めで丸めのフォントが使用されていました。
それに加えて一番訴求した情報にはゴシックを使って印象づけるデザインが多く見受けられたので以下を使用しました。
•秀英丸ゴシック Std
•ヒラギノ角ゴ Std(一番の訴求部分)
•Adelle Sans Devanagari(数字)
文字組とあしらい
数字の情報を目一杯訴求したかったので、「円分」は数字に被せる形で組みました。
背景や配色で十分女性らしさは伝わってると思うので、特に可愛らしいあしらいはせず
文字をアーチに組んだり、帯の先端を丸くしたりで柔らかい印象に。
窮屈な印象にならない程度に目一杯文字を大きくして視認性を上げました。
華やかさ
デザイン収集の過程で華やかさを感じるものに共通したのが「奥行きや重なり」
(あとはキラキラ感のあるテクスチャ、オーロラやサテンのような艶など)だったので
ツヤ感のある口紅のテクスチャを何重にも重ねて背景として使用し、華やかさを演出。
課題_修正版とKAORIさんFB
KAORIさんのフィードバックを受けて修正したところ
・アーチ帯の色反転でアクセント色の面積を減らす。
・数字の部分で華奢なフォント選び。
・文字のカーニング、各要素の余白をあける。
→圧迫感が減って、1回目の提出作品よりスッキリしたかな?
・緑帯の上下の余白を増やし、左右の長さはキュッとコンパクトに
→帯のデザインまで参考集めてなかった!デザインを集め直して修正。
課題Before→After
普段訴は求力高めのデザインばかりやっているので、「ドンキホーテ感」と言われた時には「おうふっ」となりました笑
女性向けデザインは知識では「こうしたらいい」というものがなんとな〜く頭にあったのですが
いざ作ってみると作品に落とし込めておらず、当初キレイ目で考えていたのに完成したのはポップな印象…
アーチ帯も補色の緑もポップになった一因かな?と分析。
また配色について勉強不足であると指摘して頂いたので
早速配色の本を購入!配色を真似して作り直します。
後日KAORIさんのアカウントで配色の投稿が…!
ありがたいです…!
配色に知見がなさすぎて「配色の検討とは…?背景とアクセント色が合っていないとは?」と頭にハテナが浮かんでいた状態だったのですが
こちらの投稿を見て「配色ってこういうことか!すごくしっくりくる!こういうのを作りたかった!」と納得しました。
フィードバックが貰える環境は必須
今回一番びっくりしたのは、緑帯の参考を集めていなかったこと、配色の悪さを指摘されたこと。
つまり自分の中の甘い部分がしっかり作品に出ていたというところ。
今回スキルアップウィークに参加しなければ、一人では絶対に気づかず制作を続けていただろうと思います。
デザインに正解はないというけれど…自分の中の甘い部分を指摘されたことで今後はより精度の高い制作をすることができるはず!
デザインのあしらいだとか、テクニックじゃなく
本当の意味でスキルアップできそうな予感がしたKAORIさんのSUWでした♪
ちなみに次回6月のSUWにも参加が決定!
SUWは自分以外のみんなのFBや作品のブラッシュアップ過程も見れて、それが一番刺激になった。
自分はあんまり劇的なビフォアフじゃなかったけど、見違えるように素敵な作品になった方もいらっしゃってすごく勉強させてもらった。
今回もチケット買えてよかった〜!