【居宅介護】夜中に尻もち20220607

FBにアップしていた内容をこちらに転載。

【夜中に尻もち】
23時50分ごろ、ムスメんこ、
名前を呼ばれた気がして起き上がり、
父の部屋を覗く。

父、起き上がって、ピックアップに捕まり立ち上がっていた。

トイレ、、、だったんだろうと思う。

前に進もうとしていて、よろけてしまい、
どん!と上手に尻もちついた。

さぁ、そこからが起き上がれない。

膝は、固くなっているし、
右脚は、骨折後でまだ踏ん張れない。
ベットの柵をつかみ、左足を踏ん張り
立ちあがろうとするけれど、
いやぁ、、、、むりっ!!

父、
ムスメとさほど身長は変わらない。

体重は、60kg。
か細いムスメ、抱え上げられない。

父は、尻もちついた状態で、
両足を前に伸ばし、
笹を食べるパンダか、
お腹いっぱいなくまのプーさんのよう。

ムスメ、
119にヘルプミーしました。
「火事ですか、救急ですか」の挨拶のあと住所を伝える。

で、ですね。。。

こうこうこれこれで、搬送ではなくて、
父をベッドに戻して欲しいだけ、なんですが。。。というと
電話口の隊員さん、ちょっと困り出した。

「それでは、出動できないかも、、、、、、。
ご近所の方に頼めませんか?」

「深夜ですし、、、、、、、、、そんな付き合いもないし、、、」

「上司と相談して、掛け直します」ということに。

父は、待ってられず、なんとか自分で立ちあがろうとするが、
いや、そこでまた変なコケかたしたらおおごとである。

じっとしてて〜💦

折り返しの電話を待っている間、
自分のスマホの連絡帳を確認するも、
ほぼ女性。

親戚は、頼みにくい(いや、頼みたくない)親戚が近い。

頼りになる親戚は、ちょっと離れていてここも女手ばかりだ。

あぁ、ボーイフレンドの2人や3人、
なんで、いないんだよ!ムスメ!!!

119がダメなら、110か?

いや、、、もっとダメやろ。。。

消防の司令から折り返し電話あり。

2名の隊員さんが来てくれる。救急車ではない。

状態を見て、救急車が必要であれば出動する、と。

署で待機はしてくれていたのだろうと思う。

こちらは、マスク着用、換気をしておくことを指示される。
防護服?に包まれた隊員さんが来てくれた。

ムスメ、急ぎパジャマからは着替えた。

父は、もちろん意識はしっかりしてるし、
応答もきちんとしていた。

他にケガもなさげだったので、
とりあえずベッドに座らせてもらった。

レントゲン、、、とったほうがいいかなぁ、、とふと思ったけど、
本人が痛みを訴えないので、まぁこれでいっか、、と。

「時間が経って、様子が変わったら、また救急に連絡してください。」
隊員さんが優しく言ってくれた。

もう、泣きそうだった。

大事にならなくてよかったけれど、
こういうことで119しちゃいけないんだなぁ、、とも思った。

あぁ、市民のみなさん、
こんなふうに税金使ってごめんなさい。

だけども、朝までこの状態ではいられないので、
誰かに助けを求めないといけない、ということも切なかった。

思い浮かんだのは、訪問看護師さん、、、
深夜だけに連絡を迷った。

女性看護師さん一人とムスメとなら起こせたかもしれない。
今朝は、眠っていて起きてこなかった父だったけれど、
お腹におちゅーしゃするので起こした。

ちょっとショックだったのか、弱気なことをいう。
「おとーさん、もうなごないけ、、、」

はい、出たよ、出た出た、なごない詐欺(笑

ムスメは職場にぎりぎり間に合うモノレールに乗るべく家を出た。

11時から訪問リハビリだったので、
尻もちついた旨をメモにして、父の部屋に貼っておいた。

お昼休みに、PTさんに電話をして、
リハビリの様子を聞いた。

「転んだんよ、、、」と、はにかんでいたそうだ。
特に変わりはなく、通常通りに過ごした、と。

そして、次回ムスメの休みの日とリハビリの日が合えば、
尻もちの状態からの起き上がり方を教えてもらえるようお願いした。
日々、学んでおります。ムスメ。

父がベッドに横になった状態から、起き上がらせることはできるようになりました!!えっへん!

確か、「県」が主催の自宅で介護の講習か何かがあったはず。
前回は、いつの間にか締切過ぎてたんだけど、
「市」でもやってほしい。

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