半年すぎて思うこと
半年すぎて思うこと
2005/11/15 14:02:30
2005年11月
5月の突然の頭痛&手術&入院から半年すぎました。
発症した5人に2人は死亡したり、また後遺症が残ったりすることが多いという病気でした。
ワタシは今現在、後遺症もなくほぼ元気に過ごしています。
生きていることにとても感謝しています。
半年前はこんなカンジ。開頭したのに髪がのこっています。必要最低限なところだけ髪が剃られていました。
半年たって、髪も伸びキズもわからなくなりました。
ね、ね、わからないでしょ?
いつも右から分けていた髪ですが、手術したのは右頭部。
髪が伸びるまでは、左わけすることにしました。
その頃、髪も長めだったのでうまい具合にキズも隠れてくれました。
最近ようやく短くなっていた右側の髪も伸びたので、右わけに戻しました。
先月、外来にいったとき主治医オータ先生に頭のキズの部分をみてもらい、
おでこにちょこっとキズがよーくみたらわかるくらいで、
あとは髪で隠れることを確認してもらいました。
先生もほっとしたカンジ?はい、いつでもお嫁にいけます・・??(笑)
首のキズはこんなに目立っていました。
いまはこんなに薄くなりました。正面向き合っては気づかれません。
ほんとに首のしわにそっているし、ほんとに細かく細かく縫合してくださったようです。
夏のあいだは日焼けしないように首にタオルマフラーを巻いてすごしました。
もともとケロイドでちょっとキズ跡が残りやすい体質なのですが、
半年でこんなに目立たなくなるとは思いませんでした。
キズが消える(?)、薄くなる、、、というオイルも塗りましたけどね。
(・・・やっぱ、おんなのこちゃん、だもんね)
まだ完全には社会復帰していなくて、のんびりとすごしています。
もしかしたら遅すぎるくらいのペースかもしれません。
この病気を受け入れる、っていうことに時間がかかったのかもしれません。
”生きている”ということ、”後遺症がない”ということが支えてくれました。
”もうすでに健康なんだから!”と自分に言い聞かせていました。
少し反応が鈍くなって、ピン!とくることに時間が以前よりかかっている、
ということは自分でも感じています。
記憶がちょっと薄れていたり、カンタンなことが思い出せなかったり・・・。
こういうことが直接、病気が原因かどうかはわからないけれど・・・。
どうなんだろう。。。
どんなであってもそれが最善で、ワタシ。
後遺症がなく元気でとてもありがたく感じている今。
自分のカラダ、、、大切に愛していきましょう。
どんな姿になったとしても。嫌わないで文句をいわないで、、、。
病気とむきあう、たたかう、、、ということは、
病気である自分でさえも愛する、、、いとしくおもう。。。
こういうことが”受け入れる”ってことなのかもしれません。
2005年、このころは、なんかいろんなこと考えていたようですね。自分のことながら。
オータ先生は、
「首のしわにそって切った、ボクのやさしさ、わかってくれる???」、なぁんていってました。
さらに月日がたって、令和の現在、さすがにもう傷とはおもえない首のしわとなっています。
メスの一撃目!であろう、おでこのところは、髪が生えなくなってはいるけれど、前髪をおろしているので、目立ちません。
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