ムスメの(何度目かの)いちばん長い日
2月10日(水)
先日の2月9日のカンファレンスで、
父の退院が3月3日に決まった
兄にも連絡した
「退院するの????」って、ちょっとびっくりしてた
うんうん、父、頑張ったよ〜
朝、起きて、着替えてトーストを食べて、
さ、今日の予定を〜と買い物に行くことなど思いながら、
過ごしていたところ
ケータイが鳴った
父の病院から
まだ9時半過ぎ
着替えとか何かそんなのかな、と思っていたら、
病棟看護師さんから
「転倒して、どうやら骨折している」と
担当医からも話を聞く
「レントゲンをとって骨折がみられる
(整形外科のある)総合病院にて診てもらう」
といったことを言われる
また看護師にかわる
本人が非常に痛がっている、ということを言われる
総合病院に連絡をとっている
また後で連絡する
といったやりとりで電話終わり
はぁ???
昨日、退院日、決まったよ???
転倒に気をつけます、ってPT、いったよ???
そのまますぐに病院へ
今は面会禁止中だけど、とりあえず病院にいたら、付き添える
受付で話をすると、許可証をもらえて、病棟に上がれた
一応、エレベーターホールで立ち止まり、
看護師さんから話を聞く
部屋に行ってもいい、ということだったので
やく1ヶ月半ぶりくらいに父の顔を見る
痛みがひどいようで
感動の再会!!は、なかった(それどころではない)
ムスメは、5kg体重が落ちた父に
顔はほっそりとしたが、体はガリガリというほどもなく
そういったところに安心した
痛みを訴える父
だけれど、転倒した、ということの理解ができてなかった
そこが、どうも、意識がとんでいるようだ
気を失ったわけでもなさそう
トイレに行こうと、ベッドから立ち上がって、
数歩すすんだところで、
次の一歩が出なかったか、靴が突っかかったか、、、
そんなところではないかと思う
右に腰から倒れ、大腿部のところを骨折のようだ
担当医からレントゲンを見せてもらう
内科医なので、きっちりした判断ができない
総合病院にて受診する
救急では、受け付けてもらえず、
通常の外来、としての受診
グループ病院だけれど、ひいきはなしなのね
病院の車で、ストレッチャーのまま移動
総合病院で、そこのストレッチャーに乗り換えた
整形外科の外来に到着したところで、
お世話になっていた病院の職員さんにお礼を言う
総合病院
混雑してる!患者さん多い!!
通常の外来
なんだか最初の受付でかなり待たされ、
外来の受付に、11時は過ぎていた
11時10分診察室
そこで整形のドクターと軽くお話
「おそらく手術になる」
「歩ける人は手術して回復を目指すと言うのが私のやり方」
と、キッパリといった
医師も家族も合併症などへの覚悟が必要
ここからが、長い
11:24 まずコロナの検査
コロナの検査、、、鼻をぐるぐる、、、痛かったらしい
ここから、次の放射線室へ
なんとムスメがストレッチャーを押して移動
まぁ、真っ直ぐだったけれど、
さすがにこういったのは初めてだ
ちょっと広めの待合室の通路部分を進む
職員さん、不足なのかな、と思った
11:43 CT、レントゲン
ベッド移動のたびに痛みが来るのだろう
叫び声が聞こえる
痛み止めを欲しがる
12:00 心電図(ストレッチャーからの移動はなし)
次はエコー
ここで待ち時間あり
検査室の待合にいると、
「息苦しい」と言うので、
パルスオキシメーターを借りる⇨酸素量96
あんまり反応のない看護師(これくらい大したことないのか?)
待合から、点滴室に移動
、、、といっても、何をするわけでもない
エコー待ちのところ息苦しさを訴えた父
点滴室の看護師、
なんでここに??と言うヒソヒソ声、聞こえる
院内が乾燥しているので、水分について看護師に尋ねる
朝食後から4時間ほど、水分をとってない
水分制限を以前していたので、今回もたずねてみた
「手術するかもしれないので今はひかえてます」と言う回答
えっ、、、今日の今日で手術なんですか?
ムスメ、知識がなかった
12:31 エコー順番きた
きつかったぽい
痛みを伴う検査ではないけれど、
ムスメの名前を大きな声で呼び、
もうだめや〜、といっているのが聞こえる
どうやら痛い方の足、
感覚がわからなくなってきてるっぽい
足が動かん、という
いや、しかし
動かすと痛がる
痛くならないようにさする
13:00 整形外科診察室へ戻る
担当医の説明
レントゲンを改めて見ると、ポッキリ折れていた
今日、手術すると
手術についての説明を受ける
時間は、1〜2時間(幅あるなぁ。。。)
輸血が必要
その他いろいろサインする
翌日から、車椅子!
翌々日からは、立てる!
担当医から、父に直接伝えてもらう
”救急”としての受付にはならなかったものの、
早く診察してもらえて、手術も可能と
ありがたい気持ち
市内の医療は崩壊するよ、と整形の医師
この辺りの救急を受付ている病院は、
多くが搬送受け入れを制限していているそうだ
「おしっこ〜」と言う父
紙おむつをつけているからそのままでいいよ、と言うけれど、
そこは、プライドなのかなんなのか、嫌がる
看護師さんに伝えたけれど、忙しいようで、「ちょっと待ってください」で
放置される
ムスメ、尿瓶を借りようと外来受付に行く
もう一つ検査が追加になったと
別の看護師さんがきてくれたので、改めて伝える
男性看護師さんもいたので、そこでようやくおしっこ
・・・かなり我慢していたと思う
追加の検査をして一旦病室に入る、と言われる
その間、入院手続きとオムツとタオルなどのレンタル用品の手続きもする
手術時間が決まったら連絡をくれる、と言うことになったので
一旦帰宅する
リハビリでいた病院に荷物をおいたままなので、それを引き取りに行き、
総合病院に新たに用意せねばならない
それぞれ必要なものが違ったりする
総合病院は、レンタルというシステムがあるのでありがたいところがある
おむつとタオルと病衣をレンタル
歩けるようになったら、病衣は自分のパジャマに変更しようかな
傷口の消毒などがあるだろうからと、甚平タイプではなく
浴衣タイプにした
しんみり路線バスで帰宅
15分くらい
一旦家に帰り、大きめカートを持ってリハビリでいた病院へ
こちらへは徒歩で10分程度
今度は、病棟へは上がれず、
看護師さんがカートで荷物を持ってきてくれた
ひゃ〜、紙袋にして、4つくらい
着替えやタオルなどもあるけれど、荷物多かったぁぁ
大きめカートで行っててよかった
院内での転倒なので、
看護師さんは、申し訳ないような顔をしている
今日、手術をして3週間程度でまた転院できるだろうことを伝える
出口で担当PTさんにもあった
非常に残念がってた、申し訳なさげだった
また、戻ったら担当PTとしてみてくれるようだ
次は、
リハビリ専門病棟(こういうのがあったのか!)にいることになるかも、と
とにかくまた歩けることはうれしい
コロコロとカートを押した(いやぁ、マジで買ってよかった、これ)
重いものはないけれど
家に持ち帰り、玄関で広げて仕分けし、
次に持っていくもの用意
16:10 総合病院より電話あり
「病院内にいますか?」と聞かれる
「自宅で持っていくもの用意しているところ」と伝える
入院に際して、看護師からの説明があること
16時半から手術開始の予定
家族待合室に待機
・・・と言うことを伝えられる
荷物をまとめてタクシーで総合病院へ
17:00 到着
病院正面玄関の守衛さんのところで
名前を書き、入館証をもらい、家族待合へ
何組か家族がいた
院内Wi-Fiがあるので、タブレットでオリンピックを観る
院内ローソンでカフェラテを買う
病室まで行けないので、荷物は看護師さんに預けることになるから
持ってきたケースや紙袋に何が入っているか付箋でメモつける
18:30くらい 病棟看護師さんがやってきて
入院への説明書、看護計画などの話
今日のオペは、全身麻酔だそうだ
手術時間は、1〜2時間と聞いていて、
開始は16時半。
すでに18時半過ぎ
そろそろ終わりか?
いや、長くないか?
何かあったのか??
全麻、っていったよね
目覚めない???
だんだん不安になる
19時過ぎて、ようやく
「お待たせしました」と医師と看護師さんがきてくれた
目を覚ましている
顔が見れる
ベッドに横になっている父
目は開いているけど、まだ朦朧としているのか、
メガネもないものだからよく見えてないようだった
頬を触る
マスクもしているし、ムスメの声はよく聞こえてないようだった
レントゲン写真を見せてもらう
くっきり真っ直ぐな何かが写っている
ほぉ〜
へ〜んしん!!・・・・じゃないか
第二形態に進化?・・・とも違うか・・・・笑
何かに感化されているムスメ。。。アニメの見過ぎか。。。
安心して
19:45 帰宅
しかし、面会禁止
早くコロナ、おさまって〜〜〜〜〜〜〜!!!!
レントゲンの写真、コピーしてもらったものを
兄に送信
兄もひとこと
「よかった」と
なんだか強くなったような気がします、おとうさん!
えぇ、ムスメの頭の中にはクリップとコイルが入ってますから、
父娘で、似た感じになりました笑
またしっかり歩きましょう
おとうさん!!
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