<日本最大級オンライン忘年会>の作り方ノウハウ
前回、「6時間16コンテンツに及ぶ<日本最大級オンライン忘年会>の一気見レポート」をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
今日は、以下をお伝えします!
・日本最大級オンライン忘年会の作り方
・初めてでも出来る!100人オンライン忘年会
タイムスケジュール
当日はテレビ番組のように、2チャンネル用意し、興味のあるコンテンツを好きな時間に、ご覧いただける形となっています。6時間×2チャンネル=実質12時間の盛りだくさんの内容になっています!
▼タイムスケジュールはこちらからもダウンロードいただけます
https://prtimes.jp/a/?f=d59127-20201215-3151.pdf
葛藤
ニットはフルリモートの会社でありながら、リアルに会うことの意味もあると思っており、例年は会場を借りて、リアルな対面で、お客様やメンバーを100人規模で集めて開催していたmeetup(忘年会)。(写真は昨年の様子)
今年は、コロナの影響で、開催中止にすることも検討しましたが、
◆お客様への感謝の気持ちを伝えたい
◆メンバーへ労いの気持ちを伝えたい
◆コロナでも、繋がりを感じられる機会を創出したい
という想いで、実施することを決定いたしました。
更には、せっかくやるなら、「テレワーク先駆者企業」としてのプライドを懸けて、丸一日(6時間)に及ぶ形で実施し、「自宅にいながら、ココまで出来るの!?」という本気の<大型オンライン忘年会>を実施しよう!という無謀なまでの計画を立てて、実行していきました。
全体の流れ
①テーマを設定
②コンテンツを企画
③コンテンツごとの詳細設計
④準備&得意な人が仕事として請ける
⑤当日の実施!
流れ①テーマを設定
今回のテーマは、こちら。
ニットに関わる、メンバーやその家族、知り合い、お客様、更には、一般に方まで、ニットへの興味関心を持っていただける方々にとって、楽しんでもらえる・有益な情報提供の機会となることを目標に、実施を決めました。
流れ②コンテンツを企画
ニットでは、現在、26個のオンラインコミュニティを立ち上げ、「オンラインでも繋がり+心理的安全性+文化醸成の創出」を実現しています。その中で、上記のコミュニティメンバーが自ら、今回の大型オンライン忘年会の参加者の方に楽しんでいただけるように、自ら出し物を企画し、準備を致しました。
流れ③コンテンツごとの詳細設計・幹事紹介
今回、3名の幹事が全体プロデュースを行っています。挙手されたコンテンツ関わり、コンテンツの詳細設計、放送の時間の長さ、生放送or収録などを決めていきました。
▽大型オンライン忘年会(meetup)の幹事
西出裕貴(コミュニティマネージャー)
◆プロフィール:自走型コミュニティでの運営を目指し、コミュニティノウハウを活用したカスタマーサクセスや組織活性の戦略から実行まで従事。メンバーが主体となって半年間で25以上のオンラインコミュニティがたちあがるなど、400名のリモートワーカーをつなぐ自走型コミュニティの立上げ・運営に取り組む。また生産性向上やテレワークの研修設計・講師も実施を担う。
阿久津春菜(ヒューマンサクセス・コミュニティ運営)
◆プロフィール:14年勤務した会社員生活を卒業し、新ポジションだった育成コーディネーターとして2019年4月にJOIN。現在は、コミュニティ運営に力を入れつつ「新しいリモート組織」のあり方を確立するべく奔走中。人と関わる事が好きなので、HELP YOU以外でもメンタルコーチとして活動しています。
佐々木綾(ヒューマンサクセス・コミュニティ運営)
◆プロフィール:2019年4月、育成CDとしてジョイン。もうすぐ丸2年が経ちます。メンバーのマネジメント、新人研修などのセットアップ、コミュニティ運用などが基本ミッションです。マンガアニメ、わんにゃん動物たち、ディズニーが大好き!
流れ④準備&得意な人が仕事として請ける
◆準備
各コミュニティー内で、発信情報をまとめたり、アンケートを募ったりしながら、より良い時間へ設計設計していく。PPTを作成したり、撮影の場所の下見をしたり、コンテンツごとによって実施することは違います。
◆得意な人が仕事として請ける
ニットには、400人のメンバーおり、今回のオンライン忘年会に関しても、その得意を活かしてもらうことも依頼しました。
◆発注した業務
・バーチャル背景の作成
・動画編集
・タイムテーブル作成
・ご案内資料(PPT)作成
◆プロが作るバーチャル背景の一部
ZOOMのバーチャル背景を揃えるだけでも、一体感が出て、インパクトも出ます。だからこそ、各コンテンツにあわせて、バーチャル背景もニットの内部で得意なメンバーに「仕事」として発注しました。
▽秋沢社長による開会宣言
▽ライティング講座
▽SNS運用講座
▽オンライン利き酒
▽母たちの座談会
▽聖徳太子ラジオ
▽オンライン映えメイクテク
◆プロが動画編集した一部
事前収録に関しては、30分の予定でも、33分などと長くなりがち…。編集で切ってもらったり、タイトルコールを最初に入れてもらったり、テロップを挿入してもらったりと編集を依頼しました。
▽『バーチャル世界一周旅行』のタイトルコール
https://youtu.be/Yasg330phyc
▽『オンライン映えメイクテク』のタイトルコール
https://youtu.be/NdsN51KOuUw
▽『クイズ年の差なんて』のタイトルコールとテロップ
https://youtu.be/P6vVD79X9pE
◆プロが作成したタイムテーブル作成
冒頭にお伝えしたタイムテーブルもPPTスキルに長けているメンバーに業務として依頼しました。
◆ご案内資料(PPT)作成
▽こちらからご覧いただけます
https://prtimes.jp/a/?f=d59127-20201215-9906.pdf
流れ⑤当日の実施!
あとは実施するのみ!
・どんどん放送されていくので放送時間の10分前集合
・各コンテンツのファシリテーターが仕切り
・ZOOMとYouTubeとの連携作業をする者もスタンバイ
ネット環境さえ問題なければ、全く問題なく、進められた形となりました。
初めてのオンライン忘年会!100人規模で実施する取り組みの当日の司会・企画支援
実は12月18日は、ニットの<大型オンライン忘年会>の終わった後に、システム技研株式会社様のオンライン忘年会のファシリテーションを行っていました。
◆システム技研様のオンライン忘年会実施の背景
システム技研様は毎年、全社員で集まって忘年会を実施しています。今年は創業40期目にあたり、社長交代という節目の年でもありました。いつものように社員による企画運営で実施するには3密対策が難しく、今年は新型コロナウィルスの感染リスクを考慮し、中止にするか否かを検討していました。
しかし、「社員みんなが交流できる場を設けたい、そしてコロナ禍で大変だった社員への感謝の気持ちも込め、楽しいイベントを実施したい。そして、前向きな気持ちで1年を締めくくり、2021年を迎えたい。」ということで実施を決意されました。
◆詳細はコチラをご覧ください
最後に
今年は「大手企業の92%が忘年会の開催をしない」と判断されています。しかし、忘年会などの社内イベントは、繋がりを感じられることで、心理的安全性の醸成や全体の士気向上に寄与されると思っております。だからこそ、忘年会や期末の打ち上げなどはとても重要なものだと捉えています。
「ニットはフルリモートで事業運営しているから」と言っていただくことも多く、実際に、そういう部分は否めないとも思います。前提にITリテラシーがあるという事実はあります。ただ、企業がオンラインでも文化を創っていくことや繋がりを醸成することは、いつまでコロナが長引くか分からない中で、どんな企業様においても、とても重要なことではないか?とも思うのです。
システム技研様におかれましても、初めての取り組みで不安であられる中、当社としては、これまでのノウハウ提供や当日のオンラインでの盛り上げを通じて、オンラインでも会社としての活気や繋がりを醸成できたことが、非常にオンラインファシリテーター冥利に尽きる所存です。
オンラインでのイベントの企画~当日のファシリテーションまで、ご相談にも乗っています!
是非、多くの企業様にとって、「オンラインで繋がりを創る社内イベント」を実施していただけたらと思っています。
本日は、以上です!最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
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