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Clubhouseで広報プレゼン大会を実施してみた

世間を賑わせていたClubhouse。以前、Clubhouseが流行りだしてすぐに、その流行る理由と、Clubhouseが向いている人(有効活用できそうな人)についてのnoteも書きました。

そして、先日、Clubhouseでメディアの方向けに、【広報マンたちのプレゼン大会】が実施されました。その様子をご報告したいと思います。

私は、広報担当者の教育・育成を手がけておられる「PRアカデミー」に所属をしています。

そこでは、マスコミ広報交流会といって、月に2回、TV、新聞、雑誌、webメディアなどの様々なメディアの方たちとの交流会を設けてもらえています。コロナより前は、ランチ、お茶、飲み会などを通じて、対面で実施をされていました。ただ、コロナになってからは、基本的にオンライン。ZOOMを使って、自社のことや自社サービスのことをプレゼンをしていく、というスタイルになりました。その3種類のプレゼンを通じて、それぞれを比較してみたいと思っています。


得られる情報量の差

①対面:100%
②テレビ会議:85%
③Clubhouse:45%

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やはり、視覚情報というものは、話を聞きながら、絵で見せることができたり、書いてある文字を読むことができて、互いの理解度は促進されます。ただ、Clubhouseになると、耳だけで情報を伝達し、相手に理解してもらわないといけない、ということだと、いかに、端的に、言いたいことを、分かりやすい言葉で、表現するか?ということが問われます。


対面・オンライン・Clubhouse型それぞれのプレゼンにあるもの・ないもの

以下は、あくまでも私見ですが、やはり、視覚情報は重要で、対面型やオンライン型には、絵や文字で伝えることができ、随分と助けられていたことを実感しました。

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逆に、Clubhouseは、【音しかない】ので、そのプレゼンは非常に難易度が高く、対面やオンラインでは、とても上手にプレゼンしていた人がタジタジになっていたりするケースも見られました。かくいう、私も、いつも話し慣れているはずのプレゼン内容でしたが、言っていることがちぐはぐになっていたり、記者さんとコミュニケーションすることも普段以上の集中力が必要だということも感じました。


Clubhouse型(耳だけ)のプレゼンを成功するには

視覚という武器を無くした時に、本質的なスキルがあるか?ということが問われるな、と思っています。

▼本当に言いたいことが、一言で言えるか?
▼自社サービスを深く理解しているか?
▼音だけで、相手のニーズを捉える筋肉があるか?

Clubhouseでは、真面目な会話になればなるほど、難易度が高いツールだと改めて実感しています。


結局、Clubhouseは、雑談のツール?

ただ、Clubhouseを全面否定している、ということではありません。音版のTwitterなどと言われていますが、「有名人と会話が出来る」「知らなかった人と繋がることが出来る」「聞きながら、仕事や家事が出来る」などと、良い面も沢山あるとも思います。特に、話し手としては、【特定のテーマ性を持った雑談】には最高かな、と思っています。私自身は、雑談に時間を投下するのは、悩ましいな…と思ってしまい、最近はあまりClubhouseを開けておりません。。。ここから、Clubhouseがどんな進化・発展を遂げていくのか、楽しみですね!


本日は、以上です!

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