不安な時覗きたくなる摩訶不思議な世界
初めて占いに触れたのは高校生くらいの時。
あの頃、私は大変な時期で、それで占いなんかに興味を持ったのかも。
大変な時期、というのは実家が大変な事になっていたのだ。
父の経営する会社が倒産して父は行方知れず、私と母は母の実家に夜逃げ同然で身を寄せた。
ずっと専業主婦だった母が働き始め、私は高校を辞めずに通い続ける事がでた。衣食住も保証され、借金取りに追い立てられるなんてこともなく、学校にも行けたし、あんな境遇の割には、結構ラッキーだったんじゃないかと思うけど、高校生だった私のあの頃の気持ちを思うと、占いに手を伸ばしたのはなんとなくわかる。
高校生だったあの頃のように、今でも人生で行き詰まると占いに目を向けるようになった。占いなんかで悩みが解決できるなんて微塵も思ってないけどね。
不安な時は、同時に心理学にも心を寄せた。図書館にこもり、そいういう系統の本を読んでは心を落ち着かせた。
占いと心理学は私にとっては助けになる存在。そして興味深く、永遠に答えのでない終わりのない世界。
それは人生そのものではないか。生きてると何度も何度も分岐点に立ち、その都度、正解のない答えをださなければならない。もちろん、人に相談する事だってある。でも、大概は人に聞いても埒が明かない事が多く、最終的に答えを出すのは自分しかない。
もう何度正解のない答えを出してきたかな。あれで良かったのか、他の方法もあったんじゃないか、なんて考える事もあるけど、それでもあの時はそれしか答えがなかったんだよ、と思ってる。
西洋、東洋占星術、手相なんかも勉強してきたけど、とうとうタロットカードと波長が合い始めた。そうしたら、占いってやっぱりおもしろい!と純粋に感じるようになってきた。
人生も終盤戦、今が一番占いに接してるかも。段々と寿命が近づいてきてるから、あの世と波長が合い始めたとも言う??笑
これからも命が尽きるその日まで、まだまだ分岐点に出会い、その度、正解のない答えをださなきゃならない。
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