「人生はシンプルな物語」
今日は
エドワード・バッチ著作集を読んでいました。
この本の中に
「人生とは、このようにシンプルな物語です」
という章があります。
小さな女の子が
お母さんの誕生日に合わせて
お家の絵を描くことに決めました。
この子の頭の中では
すでに絵は出来上がっています。
お家の様子は細部までわかっているので
あとはそれを絵に表すだけです。
女の子は絵具箱、絵筆、ぼろきれを取り出しました。
そしてやる気満々、
幸せいっぱいで絵を描き始めます。
全神経を集中させ
何もこの作業から
この子の気をそらすことはできません。
大好きなお母さんへの気持ちから色が塗られ
窓やドアは全部があるべき場所と確信されて
描かれています。
たとえそれが大きな干し草の山のように見えても
小さな芸術家が全身全霊をかけて描き上げたのですから
これまで描かれた中で最高のお家です。
もし絵を描いている時に
誰かがやってきて
「ここに窓を、そこにドアを描いたらどう?
庭の小道はもちろんこっちへ伸びるべき」と言ったら。
その結果、
女の子はその絵に興味を失い
絵を描き続けるかもしれませんが
それはもう誰か他のアイデアを
紙にのせているに過ぎません。
不機嫌になり、落ち込み
他の人の言う通りにしないと
不安に思うようになるかも知れません。
そしてお絵かきも
嫌いになってしまうかも知れません。
~中略~
私たちはどんな絵を描くべきかを理解して
この世に生まれてきます。
あとは実際に形にするだけなのです。
したがって一生を通じて
自分の理想と願いに出来る限り
従っていくなら
失敗はありません。
一時的な失敗とは
自分の人生の目的について
他の人の干渉を許し
恐れや疑い、無関心を
植えつけさせてしまった時です。
「人生はシンプルな物語」の章は
以前から大好きでしたが
ここ数年で違う意味で
より好きになりました。
今までは
人の干渉を受けずに
自分の人生を築いていくこと
というメッセージを受取っていましたが
私たちはどんな絵を描くべきかを理解して
この世に生まれてきます。
あとは実際に形にするだけなのです。
という言葉がとても響きます。
私たちは生まれてくる前に
こんな風に生きようということを
決めてきていて
それをこの世界で実現しようとします。
水瓶座の時代がやってきて
ますます私たちの意識が
この世界を創っているということが
実感しやすくなってきていますが
これまでのルールで
頭をいっぱいにしてしまうと
「どんな絵を描くべきか」を
思い出しにくいかも知れません。
そんな時は
ぼーっとしてください。
それで もし今までと違うことを
してみたくなったら
やってみてください(*^-^*)
本当はどんな絵を描きたいか
思い出すかもしれません。