見出し画像

#4 ワクチン接種に行ってきた (1回目)

「予約」という戦い

先日、ワクチン接種に行ってきた。職域接種ではなく、大規模接種センターで申し込んだ。なぜ職域接種じゃないかって、そりゃ、いつ順番が回ってくるか分からなかったからですよ。そんなに急がなくても、いずれ必ず接種できるだろうことは分かっていたのですが、とはいえ、やはり少しでも早く合法的になんとかしたい、と考えるのが人間の性というもの。
(申込み当時はワクチン不足との報道がされていませんでした。)

ワクチン予約

当時、ほとんどが64歳(または65歳)以上からの予約枠だったので、なんとか64歳未満でも予約できるところを探し出し、時間を見つけてはページを開くようにしていました。

予約ページにたどり着くと、予約枠は日ごとに「○」「△」「×」で表示されていて、全日程で「○」はありませんでした。おそらく、「○」が出た瞬間、私のようにスタンバイしている人たちが、パソコンやスマホ画面をクリックorタップしまくっているんだろうなぁ。
なので、「×」優勢で、たまに「△」が表示されるなり、速攻でクリック。ところが、時間も確定したと思ったら、次のページで「その予約枠は確保できませんでした」という、悲しいお知らせが。。。「△」は若干の予約枠があるということだけど、キャンセル等なんらかの理由で「△」になった瞬間、おそらくタッチの差でほかの人に枠を奪われてしまう、ということがずっと続きました。

血眼になってノートパソコンの前にスタンバイ、必死で「F5」キー※連打。(※ F5キー→更新ボタン)というのを何度繰り返したか分からない。
そう、予約もまた、戦いなのだ。

パソコン

F5を制するものは試合(ゲーム)を制す

こういう場合、スマホやタブレット等を利用して更新し続けるよりも、圧倒的にPCの方が分がある。なんせ、F5キーで「△」表示がなされたら、そこに飛びつけば良いわけです。

「時間があれば、F5を押す」という、謎のミッションを自らに課し、ストイックにF5キーを押しまくりました。やったるでーー!!

試合が始まってから、いったいどれほどの時間が経ったか分からない。もちろん、ずっと画面とにらめっこするわけにいかないので、時々開いては「F5」を押す。気が付けば、もはや目をつむっても、ブラインドタッチでF5を押せるレベルにまで達していたのでした。

そして…ついに…そのときがやって来て…見事、予約を確保できたのでした。

大規模接種センターへ

予定時間より30分前に到着し、時間までは並んで待っていました。中には1時間前から並んでいた人もいたようですが、時間にならなければ受付してもらえないので、時間ギリギリに到着しても良かったようです。

スムーズに流れていけるよう導線が確保されており、あちこちに職員の方が配置されていたので、迷うことは一切ありませんでした。

大規模接種センター

受付中に、急に受付の方の表情が曇り始めました。なんと、私の住所の一部が間違っていたようです。な、なんでや…! 突貫工事だから、システム上、こういう些細なミスもあるのかもしれません。怒っても仕方ないです。すぐに直せるとのことなので、おとなしく修正を待ちました。

なお、このような住所ミスと思われるのは、私以外にも数名発生していたようなので、時々あるようです。接種には影響しないので、ご安心を。

次に問診票の確認を行います。
私の場合、気管支喘息があり、治療中だったのでその旨を記入していましたが、服用している薬や主治医の許可を得ているかの確認がありました。重篤な病ではないので、簡単な確認で終わりましたが、持病のある方は「おくすり手帳」の用意をお忘れなく

さて、いよいよ医師との面談です。
医師から最終的にワクチン接種可能かの確認がなされます。アレルギーの有無は念入りに確認されました。そして…いよいよワクチン接種です。

「はーい、チクッとしますねー!」

ぶすっ。

あっという間に刺された…ぜ…!
不意打ちでした。いや、まあ、刺してくださいと言わんばかりの半そでの短さだったので、めくることもなく気づいたらブスッと刺されてました。ちょっ、心の準備が…!(これで良かったかもしれません/笑)

ワクチン注射

(こんな風に刺されたところは、全然見てませんでした)

やけにあっさり終わったな(感想)

そしてそのまま、促されるまま大きなフロアに移動し、次の予約日時を知らされました。面談時、医師がチェックした待機時間までは椅子に座ってゆっくり休むことになりました。

15分待機エリアと30分待機エリアがあり、ほとんどの人は15分の待機時間のところにいましたが、私は30分待機のエリアに誘導されました。おそらく持病(気管支喘息)のためと思われます。
待機エリアで座るなり、すぐに看護師の方が来られ、「気分は悪くないですか?」との確認が。おそらく、重篤な副反応は接種後比較的すぐに起きやすいからかな、と思われます。

その後の副反応

私は接種したのは午前9時30分でしたが、接種後1時間ほどは特に何もありませんでした。が、徐々に腕がだるいなぁ、という感覚が出てきて、時間が経つにつれて腕を上げ伸ばしするのが辛くなっていました。筋肉痛なので仕方ありません。
夜になる頃にははっきりと腕が痛くなっていたので、その晩は髪を洗うのは断念し、シャワーだけ浴びて寝ることにしました。

翌朝もまだ腕は痛い、というより昨日より痛かったです。接種は利き手と反対の腕にしたのですが、私は実は右利きのくせにたまに左手でも作業することが多い(いわゆる「矯正右利き」)ので、結構作業には困りました。慣れない右手での作業が増えるのって、まあまあ辛い…ぜ!
あと、微熱が出ていました。37.3℃。微熱なので元気といえば元気ですし、倦怠感はないんですが、軽い頭痛はありました。喘息の発作には大きな影響はなかったのですが、若干咳が多くなったかな、という感覚ぐらいで、重篤なものはなかったです。

接種券

ワクチン接種は絶対、とは言いませんし、接種するもしないも個人の自由だと思います。

ただ、私は安心して活動したいし、ほかの人にも感染させたくないという思いから、ワクチン接種をすることにしました。性別的にも年齢的にも、副反応が出やすいということなので、引き続き2回目の接種後もレビューしたいと思います。

◆まとめ
接種場所: 大規模接種センター
ワクチン: モデルナ製
持病  : 気管支喘息(中容量吸入器使用中)
副反応 : 左腕の痛み、微熱(37.3℃)、軽い頭痛

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?