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大阪環状線を歩いてみた。【前編】

2021年5月、ゴールデンウィーク。
本来ならば、東海道の旅に出て、日本橋ゴールを迎えている予定だったが、緊急事態宣言が出ているため自粛。

そこで、思いついたのが「大阪環状線を歩く」だった。
これなら、日帰りでできるはず!!
距離は山手線よりもだいぶ短い26kmほど。東海道でも歩いている距離だし、おそらく今の私ならノンストップで歩き切ることができるはず。
(注 休憩しようと思ったら、公園があちこちにあるので問題ありません)

大阪を観光した気分になれる…気がするので、どうぞお楽しみください。

大阪駅から天満駅へ

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晴れた5月3日、早朝目覚めて大阪駅に向かった。
雲一つない快晴。

大阪駅に着いたけど、駅舎撮影のため早速寄り道。

目の前に見えているのが、「マルビル」であります。関西人にとって「マルビル」とはこの円筒型の建物のことを指す。(丸いビル=マルビル、というシャレ)大阪駅の南側すぐにある。

なので、東京に行ったときに聞いた「マルビル」が「丸の内ビルディング」だと知らず、「???」となったのは、いい思い出。

右端にこっそりヒルトンホテルが写っている。

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◆ 大阪駅
大阪駅も改装してこんなに大きくなりました。
ホテルグランヴィア大阪、そして大丸が入っている。以前はよくここの大丸に来ていたなぁ…。

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先ほどの写真を撮った位置から、左手、つまり西方向に向けるとこんな感じ。クレーンが見えているのは、うめきた再開発中の工事中のため。

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そして同じ位置から東にカメラを向けるとこんな感じ。

半沢直樹が大阪にいたときの東京中央銀行…じゃなかった、阪急百貨店が見えている。阪急百貨店はオシャレというか、高級志向のイメージがある。阪急百貨店の紙袋を持っていると、ちょっとハイソな気分になるという。

そして写真右端に見えているのが阪神百貨店。庶民の百貨店の象徴だったのが、今やオシャレな雰囲気の百貨店に変貌した。百貨店なのに、阪神タイガースコーナーに行くと、六甲おろしが流れていたというのがクスッと笑ってしまうところ。

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ああっ!! 行き止まり!! ショートカット失敗!
Uターンして迂回することに。

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大阪駅にやってきました(さっき通った道だ…)。
まだ朝も早いので人があまりいない。普段はこのあたりは人でごった返す。インバウンド客が多かったころは、スーツケースだらけで通行が困難だったところだ。こんなにがらんとしているのは、見たことがない。

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バスターミナルを抜けていく。
私は大阪市内の移動でバスには乗った記憶がなく、いつも市営地下鉄(現大阪メトロ)で移動していた。というのも、大阪メトロは碁盤の目状に走っているので、どんな乗り換えをしても方向さえ間違えなければたどり着くからだ。安心安全。大阪の地下鉄は初心者向けだと思う。

なので、私が東京に行ったときは、しょっちゅうメトロや都営地下鉄などがごちゃごちゃになり、よく混乱している。(大手町駅のあの複雑怪奇なのには参ってしまった)

さて、これからは写真の建物の下を抜けて、写真奥の方、つまり一旦は茶屋町方面に向かいます。

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大阪駅界隈を徘徊じゃなかった、よく歩いている方には見覚えのある光景でしょう、ガード下の飲み屋街です。どうやらこのあたりの飲み屋さん、すごく美味しくてオススメらしいが、私は行ったことが、ない! ないのだー!そして緊急事態宣言中につき、おそらく開店はしないものと思われる。残念だ。みなさん辛いだろうなぁ。。。

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ヨドバシ梅田を左手にして通り過ぎる。
JR大阪駅から連結しているので、すごく行きやすい。私はここで、電動クロスバイクを購入した。

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阪急高速バスターミナルが見えたので、ここで右折して天満駅方面に向かう。夜行バスを利用する人で夜はごった返すのだとか。

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ええっ、と驚いた。なぜって、すごく綺麗になっていたから。このあたりはもっと雑多なイメージだった。いつ綺麗になったの??

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この地蔵尊は以前からあったと記憶しているが、こんなに綺麗だったっけ? 整備されたときに綺麗にしたのかな??

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どうやら先ほどのところは「地蔵横丁」という名前だった様子。
あれ、違う名前じゃなかったっけ? 古本横丁とか、そんな名前じゃなかったっけ? 私の記憶も怪しいので、お気にならず。

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阪急三番街の待ち合わせのメッカ「ビッグマン」とは、ここのこと。大型モニターに「ビッグマン」と書いてあることから、ここで多くの人たちが待ち合わせをする。私はここで待ち合わせをすると、宝塚歌劇のプロモーションが流れるのがいつも楽しみだにしている。(阪急だから)

この場所は、若者が多く訪れる茶屋町(ロフトや観覧車で有名なHEPなどがある)に近いことや、阪急梅田駅の近くなので、待ち合わせ場所として指定されることがとても多い。

10代当時の私は「ビッグマンって何? ビックカメラの間違いじゃないの?」と思っていた人でした。

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エスカレーターを上がると、阪急梅田駅。そして、右側のモニターが先ほどのビッグマン。ゴールデンウィーク、緊急事態宣言、朝早い、という3連コンボで人がいない。そして、東海道ルックの私は、若干浮いている

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阪急梅田駅を出て右側(南)を見ると、HEPの観覧車が見えた。
HEPの観覧車に一人で乗る、という罰ゲームもたびたび行われていたなぁ、と懐かしむ。

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HEP、そして阪急メンズ館
オシャレ男子はメンズ館で買い物をするものです。そして映画館もあるので、たびたび観に来た覚えがある、学生のときだけど。

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HEPには目もくれず、その脇を通り抜けて天満駅に向かっていく。
日中はこのあたりは若者でごった返す。そしてナンパも繰り広げられたり、献血の訴えがあったりと、サラダボール状態になっている。

献血についてはいつも見るたび、やってあげたい気も山々だけど、私の血液はどうも上手に取れないらしく…申し訳ないです。

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HEPを通り過ぎると、目の前にそびえたつ巨塔は梅田センタービルだ。
以前、就活生にここの場所が分からないと言われ、道案内をしたことがあった。みなさん、ここですよーーーー!!就活の説明会や面接、資格試験の勉強会で使われますからねーーー!!覚えてくださいよーーーー!!

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さて、気を取り直して、阪急東中通商店街が見えた。
私はこのあたりはあまり行ったことがなかった…気がするけど、人に連れられて来た気もしてきた。中崎町が近かった気がする。

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サウナやカプセルホテルで有名な大東洋の前を通過。
私は行ったことがないけど、このあたりで飲んだ男性はよく、ここを利用して一泊して帰ったと聞いている。

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ガード下を抜けるけど、これは大阪環状線なので、ここからこの線路沿いに歩いていく。

ちなみに、ここは中崎町というエリアで、大阪駅から徒歩圏内で、レトロな街並みが若者にウケていて、古民家風の喫茶店や飲み屋があるらしい。

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そうそう、大阪にはこんな風に、激安の自動販売機がたくさんあるのだ。
お茶を買うのを忘れていたので、ここで補給。緑茶にした。

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環状線のガード下にはいろんな店があるが、なんと画廊もあるらしい。有効活用しているなぁ!

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ガード下、そして向かいにはたくさん飲み屋街が。
私もお酒は飲む人だけど、ここには来たことがなかった。大阪で飲むなら、と聞かれると、いつも「第1ビルから第4ビルのどこかです」(分かる人には分かるはず/笑)と答えていたので…こういうところもあるんだ、と再発見だった。

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天満駅のすぐ近くになって、右手(南)を見ると、摩訶不思議な建物は関西テレビ、そして手前のベージュの建物が北区役所。東京で「北区」というと、都心から離れているイメージだけど、大阪市の「北区」は梅田を含む都会のイメージである。

余談だが、大阪市役所や大阪府庁は「中央区」にある。

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ガード下をくぐる。この上は、言わずもがな大阪環状線。

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日本一長い商店街、天神橋筋商店街にやって来た。
店はまだ開いていないので静まり返っているけど、人通りは結構まばらとはいえあり、さすがだなと思った。

なお、天神橋筋商店街は全長2.6キロあるらしい。東海道ウォーカー的には十分歩ける距離…だけど、そうじゃない、商店街としては、滅茶苦茶長いなぁと思った。うへぇ。

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天満といえば、飲み屋街である。今回はその入口だけ撮影。
私も飲んだことはあるけど、夜は本当にものすごい賑わいで、会社帰りの人たちでごった返す。新橋の雰囲気が好きな人は大好きだろう。

天満駅から桜ノ宮駅へ

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◆ 天満駅着
そういえば、友人が言っていた。
「天満駅って利用客の割になんでこんなにホームが小さいねん!」

確かに駅の規模が小さいのには驚いてしまう。
ここは乗降客すごく多いはずなのに(サラリーマンも多いし、飲みに来る客も多いはず)、駅がものすごく小さい。

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ガード下にドン・キホーテがあった。日本で唯一…だったりしないかな? 見た感じ、最近できたような綺麗さだった。
そして、偶然、環状線の電車が撮れた。

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アパホテル大阪天満を通過。左手あったが、ここで右折する。

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アパホテルを右折したときに見えた光景がこちら。
先ほどまでと打って変わって、落ち着いた景色になっていた。マンションが多いなぁ!

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電車の音が下ので、左を向くと…あれは環状線を走ってはいるけど、紀州路快速(関西空港)方面または大和路快速の車両だ。本当はあのガード沿いに歩きたいところだけど、歩行者は通れないので迂回ルートを取る。

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迂回ルートとしては、今回は源八橋を歩くことにした。
源八橋といえば、記憶にあるのが「天神祭」(日本三大祭の一つ)の花火や屋形船を見るのにこの橋またはこの橋の南の銀橋で見るのがいい、ということで来たことがある。

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こちらが源八橋。東海道でさんざん橋が怖いだのなんだの喚いていたが、この橋は全く問題ない。なぜだ、この安心感のある橋は。

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源八橋から南方向を見た写真がこちら。
右手に見える建物が帝国ホテル大阪。場合によっては写真左手奥あたりに大阪城が見えるはずなんだけど、あいにく見えなかった。

帝国ホテル大阪に行くのには、大阪駅からシャトルバスに乗るか、桜ノ宮駅から徒歩で来るかだと思うけど、私なら桜ノ宮から徒歩がいいかなぁ。この景色を見たい。

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そして上の写真の位置から北方向にカメラを向けたのがこの写真。
環状線の橋が見えている。写真奥の建物は、マンション。ちょうど環状線の電車が桜ノ宮駅を出発したところだった。

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源八橋を渡り切って東詰に来たので、左折する。
桜ノ宮駅はもうすぐだ。

桜ノ宮駅から京橋駅へ

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◆ 桜ノ宮駅着
桜ノ宮駅は、大川という川のすぐ近くにある。大川は天神祭の船を見るのに、利用したことのある方も多いのでは。

桜ノ宮という地名のとおり、実は近くに桜宮神社がある。あまり知られていないかもしれないけど、小さいながらも立派な神社なので、オススメです。ぜひ行ってみてください。

そして、大川沿いの桜は圧巻なので、ぜひ機会があれば、そして情勢がおちつけば行っていただきたい。

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桜ノ宮駅のすぐ南の道を通っていく。マンションが建っていて、すごく閑静な住宅街を抜けていくなぁと思いながら歩を進める。

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さらに歩いていき、大阪メトロ都島駅に向かう道を歩いていくと、こんな光景が。大阪環状線は道路の少し高いところを走っている。人通りも車も少ないのは、大通りは別にあるからだ。

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大阪メトロ都島駅の近くにて。環状線の電車が走っている。お、新型車両ですね。私はあまり乗ったことがないけど、なんとなく乗った感覚は山手線の車両の案内に近いイメージだった。

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コープのトラックが大量に出動していく場面に遭遇。写真に写っている男性は、コープの方らしく、トラックが通り過ぎるたびに「行ってらっしゃい!」と気持ちのいい大きな声で見送っていた。こういうのを見ると、コープの企業イメージうなぎ上り!!

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しばし環状線の外側を歩く。穏やかな住宅街というか、マンション街を通り抜ける。とても歩きやすい。

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京橋駅が近づいてきて、JRの施設に遭遇。そうか、待機場所かな?架線状況のチェックとか??

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京橋駅に近づくため、商店街の中を通過。とても賑わっている。やたら飲み屋が多かったのが、いかにも京橋らしいなぁという印象。平日の朝は通勤客が多そうだなぁ、と思った。

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し、真実のスポット…だと。
手を突っ込みたくても、ちょっと高い位置にあるのでムリです。そしてさりげなく「京街道」の文字が。街道ウォーカーはそちらのほうに気を取られてしまった。

東海道五十七次をやるなら、この京橋は絶対に通過するところだ。え、京街道編もやれって声が出てきそうなので、あまり語りません(汗 ←道が分からないので、実は躊躇しています…)

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京橋駅まであと少し。京橋あたりはビジネス街もあるので、サラリーマンが飲んでいるというイメージも強い。

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京阪モールが見えてきた。(左手の建物)ということは、京橋駅が近い。環状線の内側に入ってきたので、少し雰囲気がさっきまでと異なる。

京橋駅から大阪城公園駅へ

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◆ 京橋駅到着
左手が工事中のようだが、JR京橋駅、そして右手が京阪京橋駅。以前来たとき、このあたりの人の往来の多さにびっくりした記憶が。まあ、、、大阪はこんなもんかなと思い直した記憶もある。

ゴールデンウィーク、緊急事態宣言中ということもあってか、人はまばら。驚きだ。

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大阪は江戸時代、水運のため実は運河がかなり多いところだ。そのため、「水の都」とも実は呼ばれている。京橋駅の南には川があるので、橋を渡らなければならない。歩行者にとっては、どこの橋を渡るかがキーになる。

今回は、京橋駅を通過して大阪ビジネスパーク(OBP)の方向に一旦抜けることにした。

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なにやら大規模開発をしているらしい。このあたり、何か建つのかな? 京橋付近はビジネス街もあるが、下町のイメージが強い。工事を経て、もしかしたら印象がガラリと変わるかもしれない。

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イオンが解体されたのか! で、次は何ができるんだろう? 仮設通路ができているので、指示に従って歩いて行く。

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工事中しか見られない光景。なんだか近未来的なものを感じながら歩いていく。ホテルモントレがこっそり顔を出している。

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ホテルモントレ(拡大)。

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こうやって改めて見ると、イオン解体工事とのことだが、さすがショッピングモール、広大だったんだなと感じる。右奥にさっき通り抜けた京阪モールが見えている。

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東の方角を写す。穏やかな川が流れ、川沿いにはビル群が。梅田の高層ビル群とはまた少し違った雰囲気だ。右手の高層ビルは読売テレビ

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川の対岸に着くと、高層ビル群が。ここは大阪ビジネスパーク(OBP)で、そうそうたる大企業ばかりだ。左手の少し背の低い建物は富士通とこっそり書いてある。ほかも一流のビッグネームばかりだったけど、私の記憶力はあいまいすぎて、すみません覚えられませんでした! 表記がないと、とても覚えられない。

出張でこのあたりに来た人、絶対迷うと思う。
「自社はどこやねーーーん!!」と。

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ホテルモントレの通路を抜けて、環状線の線路沿いに向かって行く。実は工事のため迂回しOBPに向かったことで、環状線からかなり離れてしまっていた。ここでリカバリーを図る。

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ひゃあ。摩天楼ですよ摩天楼!!

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読売テレビを抜けていく。どうやら名探偵コナン像がどこかにあるらしいけど、申し訳ないがスルー。とにかく環状線沿いに戻ることを考えていた。

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大阪は、面積が狭いこともあって、狭いところにぎっしり高層ビルが建っているイメージがあったけど、いやいやいや、とんでもない先入観だった。こんなゆったりとしたところもあるとは…! そして、なんだか日本っぽくないなと思った。外国の都会というイメージで驚いた。

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環状線沿いに戻って来たところで、環状線が走っていた。
環状線の外側はマンションが建っていて、ビジネス街と住宅街の境目を環状線が担っている様子。

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ホテルニューオータニ大阪の前を通る。2枚目の奥には大阪城ホールが見える。かつては行ったこともあったなぁ。

このあたり、すごくいい雰囲気だと思う。

大阪城公園駅から森ノ宮駅へ

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◆ 大阪城公園駅到着
大阪城公園駅
は、ライブコンサートがない限りは、割と穏やかな駅という印象だ。

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大阪城公園の入口。このあたりはここ何年かで整備され、フードコートが充実している。

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大阪城公園には入らず、その外側を歩いて行く。このあたりは緑も多く、歩きやすい。

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小劇場群があった。知らなかった、こんな建物が出来ていたとは。演劇をやっているのかな。

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子どもたちが遊べる公園があった。滑り台、楽しそう!
連休中ということもあり、人はそこそこいるが、決して密というほどでもなかった。

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大阪城公園の森ノ宮口。奥に大阪城が見えている。
「ロードトレインのりば」となっているが、どうやら大阪城公園は広大なので、ロードトレインが走っているということらしい。というか、見たことはある。私は乗ったことが…あった、そういえばあった。

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歴史の散歩道の碑がある。そう、このあたりは実は史跡がいくつかある。近くに難波宮跡もあり、かつては都も置かれていたのだ。

森ノ宮駅から玉造駅へ

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◆ 森ノ宮駅到着
森ノ宮駅が改修されて綺麗になっているのに驚いた。乗降客の多い駅だから、当然かもしれない。

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あのサクラクレパスの本社前に来た。小学生の頃、大変お世話になったあのクレパスだ。雇ってくれないかなぁ。

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森下仁丹があった。時々購入してます。雇ってくれないかなぁ。

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京セラドキュメントソリューションズの前を通過。雇ってくれないかなぁ。

とまあ、様々な有名な企業を見かけた。大阪ビジネスパークからは離れているが、このあたりは交通至便なので、企業も集まってくるというものです。

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玉造商店街が見えてきた。大阪は本当に商店街が多いなぁ。さすが商売の街だ。

玉造駅から鶴橋駅へ

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◆ 玉造駅到着
確かこの近辺に鉄道マニア歓喜のお店があったはず。(ジオラマがあったかな?)どのあたりにあるのか分からないけど、実は興味がある。誰か連れて行ってくれませんかねぇ。

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さて、今までと少し景色が変わってきた。このあたりからは「真田山」と呼ばれるエリアに入っていく。この「真田山」にピンときたあなたは歴史マニアですね。

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そう、真田山とは、真田幸村が大阪の陣で奮戦し、最期を迎えたとよばれるエリアだ。大河ドラマ「真田丸」が放送されたときは多くのファンが訪れたという三光神社の最寄り駅である。

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三光神社に行くルートはいろいろあるので、こういった商店街を抜けていくのもいいかもしれない。

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さて、私は構わず環状線沿いを歩いて行く。そうこうしているうちに、またも商店街。鶴橋駅が近いらしい。

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鶴橋駅に近づくにつれ、雑多な雰囲気になってきた。これぞ、鶴橋! 鶴橋といえばコリアンタウンもあり、また焼肉屋がたくさんあることでも有名だ。夜になると多くの人で行き交い、いい匂いのするところだ。

鶴橋駅から桃谷駅へ

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◆ 鶴橋駅到着
鶴橋駅といえば、JRもあるが近鉄もあり、近鉄に乗り換えた場合は奈良方面に向かうことができる。鶴橋で降りたことがなかったので、ちょっと楽しみにしていた。イメージどおりで、ホッとした。

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嬉しいなぁ、こんなに分かりやすく焼肉をアピールしてくれると! 焼肉横丁だなんて…と、「赤井英和」という文字。え、どういうこと!?

仕込みをしているのか、めちゃくちゃいい匂いがしてきた。焼肉のタレの美味しそうな…。いかん! お腹すいてきた!

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すっかり環状線の南エリアに入り込んでいて、景色が梅田周辺とまるで違う。そして、工事現場の壁の落書きを見て思った。「落書き、どこもかしこも似たような絵柄だなぁ。もっと個性出せばいいのに」と、落書きにツッコミを入れつつ歩く。

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高架下の日陰を歩いて行く。この高架の上を環状線が走っている。5月だけど陽射しがきついので、日陰を見つけると嬉しい。

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ぬぬぬ! 「鉄道わすれもの店」とな!? しかし店を見つけられなかったんだけど…どういうことなの? 

桃谷駅から寺田町駅へ(後編に続く)

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◆ 桃谷駅到着
桃谷駅も綺麗になっていた。なんだ、森ノ宮からこのあたりまで綺麗に改修が終わっているぞぞぞ。

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森ノ宮駅周辺はこんな感じ。個人的に大好きなマクドナルド、ミスド、そしてがんこ寿司がある。パラダイス!

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さて、「大阪環状線を歩いてみた」全編は以上でおしまい。
ここで踏破率は50%前後となる。
東海道で慣れていた私は、まだまだ余裕。ただ、鶴橋を通過したせいでお腹が空いて仕方ない。まだお昼には早すぎる時間だけど。

後編に続く

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