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臆病は活かせる!?システム開発で活きた私の「弱点」

こんにちは。micです。

私たちエンジニアは、日々新しい技術や課題に挑戦し、時には大きな責任を背負いながら仕事をしています。

その中で、私が抱えていた「臆病」な性格は、実は自分自身を成長させる大きな要素となっていることに気づきました。

「臆病」と聞くと、ネガティブなイメージを持たれることが多いかもしれません。しかし、私の経験から言えるのは、臆病さは決して悪いことばかりではないということです。むしろ、慎重さや細やかな配慮が、システム開発の現場での成功に繋がることがあるのです。

今回は、私の「臆病」な性格がどのようにしてシステム開発の現場で強みに変わっていったのか、そのエピソードをお話ししたいと思います。

具体的な経験を通じて、臆病さがどのように役立ったのかをお伝えできればと思います。

※この記事は自身の経験をもとに Perplexity で調査・執筆しています。


臆病な私と向き合うまで

私は長年自分の臆病さを恥じていました。

新しいプロジェクトに参加するたびに不安で胃が痛くなり、チームでの発言も躊躇してしまう。そんな自分にずっと自信が持てませんでした。

でも、あるとき気づいたんです。
完璧なエンジニアなんていない。

臆病な自分も、エンジニアとしての私の一部なんだと。その日から、少しずつ自分を受け入れる努力を始めました。

仕事ができる先輩エンジニアとの衝撃の出来事

私が「完璧なエンジニアなんていない」と気づいたのは、入社3年目のある日のことでした。当時、私には憧れの先輩がいました。Kさんという、プログラミングスキルコミュニケーション能力も抜群で、どんな難しい案件も難なくこなしてしまう、私からすると「理想のエンジニア」でした。

私はいつも「Kさんのようになりたい」と思いながら、自分の臆病さや不完全さを恥じていました。

ある日、大規模なシステム更新プロジェクトの本番リリース日。緊張感漂う中、最終チェックが行われていました。そのとき、突然アラートが鳴り、システムがダウンしてしまったのです。原因を調査すると、まさかのKさんのコーディングミスでした。

彼が担当した核心部分に、小さいけれど致命的なバグがあったのです。パニックになるチーム。しかし、Kさんは冷静に対応し始めました。「申し訳ない。私のミスだ。すぐに修正する」そう言って、彼は速やかに問題を特定し、修正を行いました。

その姿は、ミスを認めて迅速に対処する、真のプロフェッショナルそのものでした。リカバリー後、Kさんはチーム全員の前でこう言ったのです。「エンジニアである以上、ミスは避けられない。大切なのは、ミスを恐れずにチャレンジし、起きたときに迅速に対応すること。そして、そこから学ぶことだ」この言葉と経験が、私の考え方を大きく変えました。完璧だと思っていたKさんでさえミスをする。それなのに、毅然とした態度で対応する姿に、真のプロフェッショナリズムを見た気がしたのです。

この出来事以来、私は「完璧なエンジニアになろう」とするのではなく、「自分の特性を活かしながら、ミスに対して誠実に向き合えるエンジニアになろう」と考えるようになりました。

臆病な性格も、丁寧にコードをチェックし、潜在的な問題を早期に発見するのに役立つかもしれない。そう思えるようになったのです。

この経験は、私が自分の臆病さを受け入れ、それを強みに変えていく大きなきっかけとなりました。完璧を目指すのではなく、自分らしさを活かしながら成長していく。そんなエンジニア人生の新たなスタートラインに立てた瞬間でした。

要件定義での思わぬ貢献

最初に自分の臆病さが活きたのは、大規模な販売管理システムの開発プロジェクトでした。

要件定義の段階で、私はいつもの「もしかしたら...」癖から、顧客との打ち合わせで細かな質問を繰り返しました。

「季節商品の在庫管理はどうしますか?」「返品時のポイント還元は?」最初は些細な質問だと思われましたが、これらの点が後々重要になることが判明したんです。

プロジェクトマネージャーから「君の細やかな視点のおかげで、重要な要件を見逃さずに済んだ」と言われたときは、本当に驚きました。

リスク管理のスペシャリストへ

別のプロジェクトでは、新しい決済システムの開発を担当しました。ここでも私の「心配性」が活躍します。

「システムダウン時の代替処理は?」「不正利用対策は十分?」と、最悪のシナリオを想像しながらリスク管理に取り組みました。

チームメンバーからは「心配しすぎでは?」と言われましたが、実際の運用段階で私が指摘した問題のいくつかが現実となりました。

事前に対策を講じていたおかげで大きなトラブルを回避できた時、臆病な自分を少し誇らしく思えました。

テストでの意外な強み

システムのテスト工程でも、私の臆病さが思わぬ形で活きました。

「ユーザーが間違った操作をしたら?」「極端なデータを入力したら?」と、普通なら考えないようなケースまで想定してテストを行いました。

その結果、重大なバグをいくつか発見することができ、品質向上に大きく貢献できたんです。

この経験から、私の「心配性」が実は品質保証において重要な役割を果たすことを学びました。

臆病さを武器に変えて

振り返ってみると、臆病な性格を受け入れ、それを活かす方法を見つけたことで、エンジニアとしての私の可能性が大きく広がったように感じます。

慎重さや細やかな配慮が、実はシステム開発の現場で求められるスキルだったんですね。

今では、新しいプロジェクトが始まるたびにワクワクします。

今回は自分の臆病さをどう活かせるだろう?」と。

もちろん、まだ完璧じゃありません。時々自信がなくなることもあります。でも、臆病な自分だからこそできることがあると気づいた今、以前よりずっと自分らしく、生き生きと仕事ができています。

もし、あなたも私のように臆病で悩んでいたら、その性格を恥じる必要はありません。むしろ、それがあなたの強みになる可能性を秘めているんです。

自分らしさを大切に、一緒に成長していきましょう。


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