透明飛行船を聞いていて

15年くらい前から【BUMP OF CHICKEN】を好きで聞いている。

熱心なファンと言えるほど、聞き尽くしたわけじゃないけど、好きだといえるくらい聞いていた時期があった。

今ではたまに聞くくらいなんだけど、最近聞いた【透明飛行船】って曲がとてもよかった。

刺さるフレーズが個人的に多い。

いつからぼくは悔しい時、悲しい時、苦しい時、平気な顔をしたり笑ったり、取り繕うようになったんだって感じた。

この歌の主人公も、必死に自分を取り繕った。
簡単な言葉で言えば、格好つけたかったんだと思う。
【誰も気にしない様な事 それでも自分には大ゴト】【大きく小さなプライド】
という歌詞が出てくるけどまさにその通りだと思う。
側から見たら、そんなこと気にするなよってことでも、自分の中ではどうしても譲れなかったり忘れられないことだったりする。
そしてそれが周りに言えなかったりする、恥ずかしい気持ちとか悔しい気持ちとかいろいろあって、平気なフリをする。

後半主人公はひとりでこっそりと泣いていた。
自分もそんな時が今までたくさんあったし、きっと他の人達もたくさんあったんだろうなと思う。

【分かち合えやしない他人事 優しさの真似事は優しさ 出会えたら迷わないように 出会ってるなくさないように】
最後の歌詞を聞いた個人的な解釈だけど、気持ちとか感情ってどうしても理解されないしできない時があるけど、歩み寄ろうとする気持ちは大事にしたいなあと思った。

【透明飛行船】好きな歌です。

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