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1月30日トークテーマ『1があるなら、2もあるかも』
2022年1月30日(日)トークテーマ『1があるなら、2もあるかも』
ゲストスピーカー:古市 邦人(職業:料理人/キャリアコンサルタント/公認心理師)
トークテーマを何にするか悩んだ。悩みに悩んで、「1があるなら、2もあるかも」とした。なぜかと言うと、今回遊びに来てくれる古市さんがとても大切にしていることだと思ったからだ。わたしがそう感じた古市さんのエピソードを、「わたしの要約」としてお伝えする。どうかお付き合いください。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69736149/picture_pc_fb9a04672952c3e964b5e44c011005f4.png?width=1200)
古市 邦人 / Kunihito Furuich
1986年生まれ。大学を卒業後、(株)公文教育研究会へ入社。コンサルティング職に従事。2013年NPO法人HELLOlifeへ入社。キャリアコンサルタントとして奔走する。厚生労働省委託事業の「地域若者サポートステーション」の総括コーディネーターや大阪府委託事業「OSAKAしごとフィールド」の運営責任者を経験する。
2020年11月一般社団法人NIMO ALCAMOを設立。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69765985/picture_pc_703ee0c38316550f8e527e4ad05e7490.png?width=1200)
古市さんは妻の友人で、みんなから「プッシュさん」と呼ばれている。プッシュさんは2020年5月末までキャリアコンサルタントとして若者の就労支援の仕事に従事していた。働きづらさや生きづらさを抱える彼ら・彼女らと真正面から向き合い、励まし、伴走する毎日だったそうだ。そして多くの若者と接しているうちに、彼ら・彼女らの個性と社会との間にミスマッチが起きていることに気がつき、次第に、「自らの個性を知り、自らの個性に合った生き方・働き方ができる人が増えてほしい」と思うようになり、同時に、「人や社会と良い出会い方ができなかったから、たまたま能力が発揮できていなかったのでは?」と考えるようになった。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69765888/picture_pc_cc3e47e75da29e2d402eaa1724ef8d76.png?width=1200)
『人や社会と良い出会いが出来なかった若者たちは、(人や社会を)怖いと思うようになったり、ときに憎んだりします。ですが、そんな状態になったとしても、心の在り方を変えられると僕が信じている方法があります。それは、「良い出会いをたった一つでいいから経験すること」です。
人は、良い出会い方をすると、良い関係性が築けるんです。たった一つでも(人や社会と)良い出会いを経験したら、「もしかすると、次もあるかもしれない」と、信じることができるんです』
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69765473/picture_pc_e031e5b46a66cab7ab5c49f04149e1ec.png?width=1200)
プッシュさんは、就労支援でも、キャリア教育でも、「その人にとっての良い出会いを一つ作る」ことを根底にこれまで活動してきたという。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69783358/picture_pc_e3a069df3c51634d028cfc00ca957677.png?width=1200)
そして、プッシュさんが幾年の時間をかけて辿り着いた、「仕事に個性を合わせるのではなく、個性に合わせた仕事をつくる」という想いを実現すべく、自らを実験体として、自分自身の個性に合わせて自由に働くことを選択した。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69783623/picture_pc_53b588254df8093f5a43be1636ca0bf5.png?width=1200)
2020年11月、一般社団法人NIMO ALCAMOを設立した。NIMO ALCAMOと書いて、ニモアルカモと読む。プッシュさんの実体験がそのまま社名となっている。
『今はしんどいけど、続けたらあの楽しみが待ってる。きっと2度目もある。その先もきっとある。そう信じさせてくれるんです。だってあの最初の良い出会いがあったから』
ニモアルカモ(2もあるかも)のミッションは、2度目もあるという希望を持てる、1をつくること。NIMO ALCAMOは、あなたにとっての最高の1を一緒に探してくれる。
現在のプッシュさんは、カレー屋の「nimoalcamo(ニモアルカモ)」、都市部の料理人と過疎地域をつなぐ「サーカスキッチン」、一人鍋芋煮の専門店「芋煮モアルカモ」など、様々な活動を通して挑戦し続けている。
これら全て、「1があるなら、2もあるかも」の思いが土台となっている。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69789315/picture_pc_a067ea65bb3e3b59178c436b8db31377.png?width=1200)
そしてわたしが学生諸君らに聞いて欲しい話しが、「芋煮モアルカモ」を始めることとなったエピソードだ。わたし同様、プッシュさんからなにかしらを受け取ってもらえると思う。
ひとりで行くのは嫌だな〜と思ったそこのあなた、騙されたと思って(いや、騙す気は無いけど)、軽い気持ちで遊びにおいで。このイベント記事を最後まで読んでくれた人には是非聞きに来て欲しい。
文:MIBU SANCI の夫の方
<日時> 2022年1月30日(日)10:30〜(10:00〜開場)
<場所> MIBU SANCI
<住所> 豊中市内の集落 ※阪大豊中キャンパスから徒歩10分
<料金> 無料
<条件> 大阪大学の学生 or プッシュさんと話してみたい学生 or 働きづらさや生きづらさを感じている学生
<主催> MIBU SANCI管理人
<お問合せ>
e-mail:mibu.sanci@gmail.com
Twitter:@mibusanci
※募集は終了いたしました。ありがとうございました。
<備考>
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